美容整形してから４０年近く過ぎると

土曜日から３日連続で雨、今朝はどしゃ降りだった。

今日は雨で手が塞がっていて写真が撮れなかった。
バリ島のストックの中から引っ張り出そう。ホテルのトイレの壁飾りがシックだったのです。
シックとは「あか抜けした、粋な、上品な」お洒落だった父がよく使っていた言葉だ。
フランス語ですが、今や死語なのでは。

休み明けの月曜日。
うちのグループは午前半休ラッシュかと思ったら１０時には全員の顔が揃った。
どうしたんだろう。
仕事の方は今日もぼちぼち。２時間だけ残業して帰宅した。

吉祥寺駅を出たら、見覚えのある女性が歩いていた。
「グレママちゃん？」
やっぱりそう、サトくんのお迎えに塾に行くところだった。
ほんの少しだけ立ち話をしてから別れた。

立ち話の内容は、バリ島のネコ。
グレママちゃんも私もネコには目がない。

ＴＶを点けたら１２CHで懐メロっぽい番組をやっていた。
東京オリンピックの頃の歌の特集らしい。弘田美枝子が歌っているところだった。
アップになった彼女の顔がただごとではなかったから、凍りついたようになって見てしまった。

彼女はありふれた顔をして、小太りで、パンチの効いた声量のある歌手だったのだが
ある日、美容整形とダイエットでほとんど別人になって再デビュー(？)した。

美容整形すると不自然に年をとるような気がする。
彼女が表情を変えると、顔全体が引きつったようになって奇妙な皺が入るのだ。
体重は４０㎏を割っているのではないだろうか、すごく痩せて声もしわがれていて苦しそう。

この時代の芸能人は美容整形するのが当たり前だったようで、私でも何人かは知っている。
歯医者さんの待合室で芸能雑誌を見ていたら、１月号と３月号では目と鼻がすっかり変わっているので気がつく、そんな具合だった。
美容整形はやはり恐いと思いますね。(昔の技術だからで、今なら大丈夫なのかな)