タヌキバヤシさんが聞き取り調査

2004-09-28 23:00:00 | 過去ログ(日記帳から転記)
「こんにちは、バリ島はどうでした?」
夕方の休憩時間に電話がかかってきた。
バリ島旅行のセッティングをお願いした、G,I航空のタヌキバヤシさんからだ。
「とっても楽しかった、また行きたいわ」
「それは嬉しいな。11月からはジャンボが就航するからもっと快適になると思う、
あそこはまだいいところがたくさんあるから、ぜひ行ってください」

ホテルはどうだったか、機内サービスは?、衛生面で気になることはなかった?
タヌキバヤシさんは質問をし始めた。

「デンバサール空港のG,I航空のラウンジ、利用した?」
「ええ」
「ラウンジのサービス係にオカマがいたでしょ」
「うん!いたいた」v(^o^")v

「僕もね、ラウンジでトイレに行ったんだけど、洗面所でパタパタお化粧してる人がいてさぁ、女性用に入ったのかと思って慌てて外へ出たんだけど、間違えていなかった。それで、あのヒトがオカマだって気がついたんだ」

カノジョは、親切で/気が利いて/女らしくて/力持ちで、申し分なかったと私は力説した。
「女のお客はみんなニコニコしていた。あんたきれいね~って声をかけている人もいたの」
「へぇ~、それでオカマは喜んでいた?」
「うん、身をよじって嬉しそうにしてた」
タヌキバヤシさんと私は大笑いした

三鷹駅前風景、手ぶれしています。
光のにじみ具合が芸術的な気がして
採用しました。(手前味噌)

無愛想な若い女のサービス係よりもずっと良かったわ。
ハリコさんにもこの話しをしたら、彼女は首を横に振った。

「女はいいのよ、オカマでも平気よ。 でも男はダメね、どんなに無愛想でブスな女でも、オカマよりは女の方がいいに決まってる」
う~ん、そうか。
「そうよ、あったりまえじゃん」
「じゃね、ボーイの代わりに男装の女が出てきたらどうよ?」
はぁ。

私は、あのオカマ嬢には好感を持った。サービス係りとしてはとても優秀だっから。
やわやわと女らしい仕草でいながら、判断が適切で、体力もあるから軽々とこなす。
ラウンジにいた、脚の不自由なオーストリアの老婦人が
空港の車椅子で機内まで連れて行って欲しいとオカマ嬢に頼んでいた。
車椅子が運ばれてくると、オカマ嬢は老婦人をさっと抱き上げて車椅子に乗せた。
あれは男でなければできないワザである。

「俺もできないよ、あのお婆さん80㎏以上あるんじゃないか」
これは、ダーリン殿の感想。



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