ええと(笑) 知ったかぶりをしてるつもりはなくて。。。
島根の足立美術館には1回しか行ったことがなくて、それも2時間程度しかいられなかったから心残りだったのですが、横山大観をちゃんと観たことと、この彫刻に出会ったことがわたしにとっては大収穫でした。
維摩一黙(ゆいまいちもく)といいます。
平櫛田中(1872~1979)の、小さな作品です。 A4版くらい?(そんな言い方ってあるか)
田中が、このかたは百歳を超えてのご長寿だったのですね、39歳の時の作品ですが、生きている人の一瞬をはぎ取ったような迫力がありました。
それでいて全体の印象が穏やかで、わたしはずいぶん長い時間見入っていました。
私は仏教の素養がないので読んだことの受け売りになってしまうのですけれども、このお爺さんの名前は維摩(ゆいま)さん。
出家をしていない、お釈迦様のお弟子さんだそうです。
弟子たちが集まって仏教の教えについて侃々諤々やっているときに、維摩さんはひとことも発言しなかった。 べらべら論ずるよりも黙って考えたらどうだ、というわけです。
というわけで維摩一黙は、多弁より寡黙を尊ぶという四文字熟語として知られるようになりました。 (漢字検定にも出るようですから、がんばって憶えましょう)
維摩一黙については、維摩経(ゆいまぎょう)によるともう少し深い解釈があるようですが、わたしは読んだことがないから・・・わからない。
わたしにわかるのは、この彫刻が素晴らしいことだけ。
足立美術館にお出での機会がございましたら、じっくり観ていただきたいと思います。
~~~~~~
■平櫛田中彫刻美術館
東京都小平市学園西町1-7-5、西武多摩湖線一橋学園駅南口下車 徒歩10分
午前10時から午後4時まで、休館日は火曜日
一般 300円
■岡山県井原私立田中美術館
岡山県井原市井原町315
午前9時~午後5時まで、休館日は月曜日
一般(個人):400円
島根の足立美術館には1回しか行ったことがなくて、それも2時間程度しかいられなかったから心残りだったのですが、横山大観をちゃんと観たことと、この彫刻に出会ったことがわたしにとっては大収穫でした。
維摩一黙(ゆいまいちもく)といいます。
平櫛田中(1872~1979)の、小さな作品です。 A4版くらい?(そんな言い方ってあるか)
田中が、このかたは百歳を超えてのご長寿だったのですね、39歳の時の作品ですが、生きている人の一瞬をはぎ取ったような迫力がありました。
それでいて全体の印象が穏やかで、わたしはずいぶん長い時間見入っていました。
私は仏教の素養がないので読んだことの受け売りになってしまうのですけれども、このお爺さんの名前は維摩(ゆいま)さん。
出家をしていない、お釈迦様のお弟子さんだそうです。
弟子たちが集まって仏教の教えについて侃々諤々やっているときに、維摩さんはひとことも発言しなかった。 べらべら論ずるよりも黙って考えたらどうだ、というわけです。
というわけで維摩一黙は、多弁より寡黙を尊ぶという四文字熟語として知られるようになりました。 (漢字検定にも出るようですから、がんばって憶えましょう)
維摩一黙については、維摩経(ゆいまぎょう)によるともう少し深い解釈があるようですが、わたしは読んだことがないから・・・わからない。
わたしにわかるのは、この彫刻が素晴らしいことだけ。
足立美術館にお出での機会がございましたら、じっくり観ていただきたいと思います。
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■平櫛田中彫刻美術館
東京都小平市学園西町1-7-5、西武多摩湖線一橋学園駅南口下車 徒歩10分
午前10時から午後4時まで、休館日は火曜日
一般 300円
■岡山県井原私立田中美術館
岡山県井原市井原町315
午前9時~午後5時まで、休館日は月曜日
一般(個人):400円
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