だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

バザー用に・・・

2018年09月21日 | 手芸
ワン友の方からのお悩み相談であった。

障碍者施設でチャリティバザーをするのだけれど、品物がなかなか集まらないとの事。

バザーね、懐かしい響きだわ。子供が学生の頃しょっちゅうバザーやってたなあ。それも手作りの何チャラとかじゃなくて、息子の高校卒業者は関西で社長ハンになっている人が多数おられて、バザーの度に自社製品を寄付して下さるのだ。

役員の特権、それはバザーの商品を入口が開く30分前に買える事。それで、100円安い洗剤なぞに目がけて行ったなあ。

今回は見も知らぬ「障害施設でのバザー」なので、どんな物を出せばいいのか、皆目見当がつかない。

ワン友さんは「私は手作りのカードケース10個位作ろうと思ってるねん」とおっしゃる。

ほんじゃ、うちも何か作りましょうと、調子よくOKしちゃったのだけど、さあて、何を作るべ?

お金はかけられないし、時間もそれほどない。オネエに相談すると、腕組みをして、
「う~ん・・・バザーかあ。。。時間あまりなさそうやし、あまり込み入った物は無理やなあ」と視線を宙に向けて、何やら考えて。。。

「そうだ、こんな『ポケットティッシュ入れ』は、どうやろか?」と早速サンプルを作ってくれた。



一昨日ワン友さんに見せると「あら~もう出来たの?で、これ、どうやって作ってるのん?」とひっくり返したり、裏返したり(^^ゞ

多少洋裁の心得のあるオバサマ達がわらわらと集まってきて、

「あら~ええやんか。かあいらしいやん。これやったら、わたしが欲しいわ」と次から次にリクエストを頂き、合計21個のオーダーを頂いた、嬉しいやら、えらいこっちゃと思うやら、そろそろと帰宅して、オネエに言うと、一瞬目を白黒させていたけど、「出来ません」と言うのが言えない性質なので(てへへ)

「よっしゃ~、布カットしよう」とそこから、黙々とカット。

今日は、私もお手伝いした。一辺折ってはアイロンをかけ、また折ってアイロン。

このアイロンが実は買い替えたはいいが、重いのなんのって。手首は「もげそう」である。

「お母さん、衿はね、裏は1ミリ控えた方が綺麗よ」なんて言われて、「うん、分かった」とやってはみたものの、内心

「一ミリ控えようが、そのままやろうが変わりはないわ」と思っていたら、やっぱり変わりがあるんですの、オーホホ・・・(トホホ



締切まで、あと10日残り3個で注文個数完成!

ばんじゃい、ばんじゃいと笑っていたら、オネエが

「あんまりスパートかけたら、人差し指が吊りそうになったわ」とぼやくボヤク。

ちなみにこれはどこも縫っていない、全て「布上手」というセメダインみたいなのを使用している。

「こ!こんな物つこて洋裁が出来るなんて、洋裁と言えばミシンでしょっ」と思っていたけど、これもええ仕事しますわ。ああ、たまげた。