『カンナさん大成功です』のMARIA

2007年の秋に試写会があり、応募しました。すっかり忘れていたころに当選の
はがきが届きました。
日程を見て、ガックリ。母の誕生日と重なったのです。
まさか、母の誕生日に「試写会が当たったから行って来るね。」なんて言えませんでした。
長年連れ添った夫と死別。翌年には、思い出の土地を離れ、私と別の場所で暮らすことに
なってしまった母。
私にとっては、ストレス発散、気分転換だとはいえ、そんな母を一人ぼっちにできませんでした。

結局、試写会は、韓流好きの友達にプレゼントしました。
なんでも韓国でとても人気があった映画らしいのです。楽しかったと喜んでもらえました。

その映画のことをすっかり忘れていたのですが、偶然、図書館で見つけました。
「OH!HAPPY DAY」も今回借りた「カンナさん大成功です」も図書館。
他にも何かあるか探してみましょう。

2007年12月に公開された「カンナさん大成功です」は、鈴木由美子さん原作。
主人公役にキム・アジュンさんが好演。
一人二役。
一人は特殊メイクをして、すっごいデブ、ブス。それは外見だけですよ。
ハートは、とってもやさしくて純粋な女性。本業は、歌手。ゴースト歌手？裏歌手？
絶望のどん底で彼女が決断するのです。そして大変身。
大変身した彼女が舞台で歌うシーンがあります。
ここでＢＬＯＮＤＩＥの「ＭＡＲＩＡ」を歌います。
とても上手だったので、それこそ、口パクで吹き替えしているのかと思いましたので、
ＤＶＤを見終わった後、いろいろネット検索してみました。

キム・アジュンさん自身が歌っているそうです。当初、監督さんもここは吹き替えにしようと
考えていたそうですよ。

それから、バラードもあるのですが、こちらは、どなたの曲なのかしら。気になりますね。

キム・アジュンさんの歌にも驚きましたが、映画の最後に流れる日本語の「ＭＡＲＩＡ」にも
驚きました。梨花さんが歌っているのです。素敵ですね。

ＢＬＯＮＤＩＥの曲だったのですね。映画で聞いて、いい曲だなぁたんて思ったのですが、
まさか、ＢＬＯＮＤＩＥとは。

私はＢＬＯＮＤＩＥといえば、「ＣＡＬＬ　ＭＥ」を思い出します。
Ｄｅｂｏｒａｈ　ａｎｎ　ｈａｒｒｙ（デボラ・ハリー）のちょっとべたっとした感じの
歌い方の部分と突き刺さるようなＣＡＬＬ　ＭＥというところがとても印象的でした。
グループ名に合わせて、髪をブロンドに染めたそうですね。素敵。
若いころは、モンローみたいに魅力的でした。
今もご健在なのでしょうか。

歌って面白いですね。歌う人によって違うのですね。
Maria～　ave　maria～

http://wwws.warnerbros.co.jp/200poundsbeauty/