家島諸島☆エビタイ

海老で鯛を釣るということですが、もったいないです。
海老は、そのまま食べたいですよね。
せめて、少しのエサで時間をかけずに大物が釣れたらいいのですが、
世の中そんなに甘くはないですよ。
釣りは、観も必要、道具、技術も当然必要です。
大物を狙うには、根気も力も必要。日焼けもします。

海を、そして釣りをなめていた私は、夏も終わるという時期に、
半袖、ちょっと短いズボンで釣りに行ってしまいました。
それで、今大変なのです。
両腕とも半袖の跡がつくほど焼けてしまい、まだヒリヒリしています。
足首も同様です。

浴槽に入ることができません。腕だけなら、バンザイをして浴槽に
入ることができますが、足首は・・・ヒリヒリ
しばらく、シャワーで我慢しましょう。



さて、釣りの話ですが、子供のころ、父と兄とどこかの釣り堀に
行ったような記憶があるのですが、どこへ行ったのか覚えていません。

JR市ヶ谷駅のすぐ近く江戸城の外堀に釣り堀がありますね。
いつも誰かが釣りを楽しんでいる様子が電車から見えますよ。
楽しいのかなぁ・・・と思っていました。

２年前になるのですが、知り合いから海にある釣り堀で釣りを
楽しむことができること、釣った魚はすべて持ち帰ることが
できることを聞きました。
友達と二人で「行ってみたいです。」とお願いしたのですが、
その時は、友達は、妊娠8か月だったかしら。
危険なのでまたの機会にしましょうということのなり、断念。

そして、２年後。挑戦してきました。

姫路港から船で２５分くらい行ったところに海の釣り堀「水宝」が
あります。家島諸島の中の家島にあるようです。
船の名前は「水宝丸」。
船酔いするかしらと心配したのですが、大丈夫でした。

５時半起床、６時１０分ホテル出発。姫路港を朝７時出航。
遊びの時は早起きできるものですね。
姫路港には、６時半くらいに着いたのですが、あー小雨が・・・
今日は、雨かしら。
でもそのほうが焼けなくていいなぁなんてのん気に考えていました。



海の釣り堀に到着後、イケスの抽選を行います。
イケスの場所が決まったら、自分のポジションを決めます。



他の釣り客とイケスが一緒の場合は、一旦ポジションを決めると
ポジションの移動はないようですよ。要注意ですね。
私たちは、６人で一つのイケスを借りましたので、みんなで釣る場所を
交代しながら、糸が絡まない程度に釣れるところで釣りました。

さて、釣り開始時間の８時になると「カンカンカン」と鐘がなります。
釣り開始です。４時間半。釣ります。　　　

エサのつけ方から始まり、釣り竿の持ち方、リールの使い方、
魚がエサに食いついた瞬間の動作などを釣り堀のお兄さんが丁寧に
指導してくれました。

エサをつけ、イケスに針を落とし、目印のところまでリールをゆるめ、
エサを落としていきます。糸には、長さ（深さ）がわかるように
目印の糸がくくりつけてありました。
目印の糸まできたらリールを止め、しばらく待っていると浮がスーッと沈んでいきました。

その時、お兄さんが「ぐっと引いて！」
急いで引いたら、今度は、糸が急に右に動き始めました。
お兄さんがそばにやってきて、私に竿の動かし方、リールを巻くタイミングを指導。実践です。
「これは、青物のようですね。みなさん、竿をあげてください。」といいました。
私は、右に左に逃げ回る見えない敵と格闘中。　
魚の泳ぐ力ってすごいですね。関心している場合ではありません。

竿をグッと上にあげ、竿を下しながらリールで糸を巻く。
すると、魚が糸を引いて逃げていく。
また、竿をグッと上にあげ、竿を下しながらリールで糸を巻く。
すると、魚が糸を引いて逃げていく。・・・
何回、この動作を繰り返したことでしょうか。

お兄さんが、「そろそろ終わりますね。」という頃、魚がこちらにやってきて、
お兄さんが網ですくってくれました。吊り上げました。
カンパチです。口の先から尾の先まで６２センチありました。ワーイ



私が釣り終わると皆さんが釣りを始めました。
皆さんは、次々と鯛を釣りあげました。すごいですね。鯛ですよ。おいしいですよね。
ここ数年、鯛はアラしか買ったことがありません。ここ数年というか、普通の家庭料理に鯛はないですよね。

少し前に、「ためしてガッテン」で魚のおろし方と鯛の刺身のおいしい食べ方が放送されていましたね。
アラ煮もそのレシピをもとに料理したっけ・・・
刺身か・・・



私も釣れるかなぁ・・・
私は、２時間くらいの間にカンパチ１尾、鯛４尾くらい釣ったように思います。
イケスだからですね。海だったらこうはいきませんよね。
どこのイケスでも釣れなくなってくるころ、青魚、鯛、メバルを放流していました。
メバルは釣れませんでしたね。がっくり・・・

４時間半が過ぎ釣り終了。
結局、カンパチ１尾、鯛５尾釣りました。鯛の大きさは、一番大きいもので３８センチありました。
すご～い



お持ち帰りする前に、魚をしめてもらいます。別料金になりますが、内臓とウロコも取ってくれるそうです。
私たちは、魚をしめてもらい、氷とともに発砲スチロールに入れることにしました。
下の写真が私の釣った魚です。カンパチ１尾、鯛５尾です。



ぜ～んぶ、持ち帰ってきましたよ。
鯛２尾は、友達にプレゼントしました。
カンパチ1尾、鯛３尾を近所のマーケットで１尾３００円支払い、３枚におろしてもらいました。
鯛はアラ、骨、カンパチはカマも持ちかえりました。
半分を兄家族にプレゼントしました。



携帯にメールが入りました。「うまい」この一言。

鯛のお刺身は、湯引きが最高ですね。うまみが出ていました。
おなか一杯、鯛のお刺身を食べました。
カンパチも油がのっているのにべたついた感じがなく、さっぱりとしていました。

海の釣り堀楽しかったわ。

私たちのわがままにお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。
至れり尽くせりの大名釣りをさせていただきました。本当に楽しかったです。
最高