DT200Aの庫 (goo-blg)

13年冬 大休パス北海道旅行 1月18日編


 現場の方に”ひとこと挨拶してから撮影するのは常識でしょ?”と言われてその通りなのですが、この光景を目の当たりにしたら我を忘れて撮影してしまう気持ちを鉄ちゃんなら理解していただけると思います。   13,01,18 釧路コールマイン春採駅 No001 08:32頃  Canon EOS7D

 前夜、疲れきって宿泊したホテルは釧路駅前の東急インでした。冬の北海道、特に道東は観光客が押し寄せるでもなく、かと言ってビジネス客が見込める訳ではないのでホテルは大幅なデイカウント合戦で東急インも一泊3800円と激安です。さらに最近はビジネスホテルでは大浴場があるのが当たり前になりつつあり、この東急インも後付けなのは明らかな大浴場があり、足を延ばして入浴が出来て価格と共に大浴場はポイントが高い様に感じました。
 さて、18日は8時からレンタカーを借りているので動きようがなく鉄ちゃんにしては極めて遅く、6時過ぎに起きました。天気は東の空には雲がありますが西側は青空なので期待が持てます。
 8時ジャストに駅レンに向かい車を借ります。今回は日産ノートの4WD車です。本来、4WDにするとアップグレード扱いになり追加料金が課せられますが、交渉の末に大休パス利用でかなりリーズナブルに価格設定がされている上に無理言ってさらにサービスさせてしまいました(担当のお姉さんゴメンナサイm(_ _)m)。
 レンタカーを借りてすぐさま釧路コールマイン専用線春採駅に向かいます。ちょどラッシュ時で市内は渋滞が激しくちょっと焦りながら春採駅に到着するとちょうど朝の出区点検中でした。天気も回復し雪晴にテンションが上がり撮影を開始するとほどなくして作業責任者らしき人に゛撮る前に、事務所に挨拶してからだろう!常識ではないの?゛と注意されました。確かに踏切からとは言え近く(すぐ後ろ)に事務所があるのですから、挨拶くらいはしておくべきでした。非礼を詫びて改めて撮影の意思を伝えました。゛安全に注意してくれれば自由に撮影して良い゛と許可はくれましたが何か蟠りを感じてそれ以降、春採駅には近づきませんでした。
 出区点検をしていたDLはエンジンが暖まるとエンジンを停止させてしまいました。この状況は午前中の石炭輸送はない(列車は運転されない)と判断せざるおえません。であれば、ここにいても無駄と思い他の撮影に転戦する事にしました。手元にある資料によると音別駅11時頃に到着する下り貨物列車(2093レ)があります。DF200ですが、他に被写体がないのでそちらに向かう事にしました。この音別駅は近年では大変珍しい特急も停車しない小駅でありながら駅員が配置され出札業務が行われています。たぶん貨物取扱駅と言う事が何かしら関係あるのではないでしようか?(ちなみに音別駅での貨物列車の入換誘導は貨物列車に乗ってきたJR貨物の社員で行われています。)


 音別駅に進入するDF200貨物列車です。交換列車を待って入換作業に入ります。この駅は帯広か新富士で集約してトラック代行になっても何ら不思議のない駅ですが、やはり厳冬の時期の道路環境があるのでしょうか?   13,01,18 音別 2093レ 10:54頃  Canon EOS7D

 これが20年前でDD51だったら萌えるのでしょうが、DF200では冷静に淡々と撮影している自分がありました。もう20数年前になりますが、やはり音別駅を訪れたことがありました。その当時は情報も乏しく駅で貨物列車の時刻を聞いていたら貨物列車がやって来てしまい大変悔しい思いをしたことがありましたが(当然、撮り逃がしたのは原色DD51です)、時刻から言ってその時の列車はこの列車だった気がします。


 被写体はDF200でも澄んだ青空の下、撮影を出来るなんて鉄ちゃん冥利につきますねぇ~笑  13,01,18  音別駅跨線橋  11:00頃  スマホ T02D

 音別駅での撮影後は再び釧路コールマイン専用線に戻ります。かなり時間はタイトでしたが、ある事情でDF200が何両も停車している新富士駅で記撮(記念撮影)をどうしてもしたくて寄り道をしてからコールマイン専用線に向かいました。当然、コンビニに寄る暇もなく昼抜きです。


 なんでこの駅で記念写真を撮影したか?わかる人にはわかりますが、わからない人には全く見当がつかないと思います。後ろのDF200はセルフタイマーを掛けてポーズをとっていると突然動き出し、一番良い位置でシャッターが降りました。   3,01,18 新富士記念撮影  12:36頃 Canon EOS7D

 春採駅には13時過ぎに到着。もし午後の石炭輸送があるなら機関車のエンジンを始動するはずです。ここの専用線はあくまでも採炭場の都合で運転されるために専用線で働いている人でさえ運転は直前までわからない様です。だから運転の有無を聞いても無駄だし、現場の方も答えようがない、質問するのも憚ります。そのために春採駅近くで様子を伺うしかありません。幸いにも春採駅を一望出来る丘があり、また機関車停車位置の横は大型ショッピングセンターの駐車場です。雰囲気を察するには絶好のロケーションです。とりあえず春採駅を一望出来る丘で様子を伺っていましたがなかなかエンジンを始動しません。゛今日は全面ウヤかな?゛と頭を過ぎった頃、DLのエンジンが始動されました。かなり時間が遅くなりましたが動くのであれば喜んで撮影しなくては罰が当たります。
 かなり傾いた太陽の中、一時は諦めた石炭輸送列車が坑内線に入って行きます。程なく石炭を満載した列車がやって来ました。まぁ、晴れベースで撮影が出来たので満足です。撮影が終わると程なくして日没を迎えました。今宵の宿は昨晩の東急インと共にネット(楽天トラベル)で予約した全日空ホテルです。こちらもシティーホテルとしては破格の4,500円(別に駐車場500円)です。確かにホテルのランクは違いますが全日空ホテルには大浴場がなく(当たり前ですがぁ?)、また館内の物価も高く(東急インは展望レストランで定食が1,500円程度でした。全日空ホテルはそれよりかなり高い様でした。)、やむなく二日間連続で同じ店のコンビニで売れ残りの同じ弁当を部屋で食べる羽目になってしまいました。


  かなり待ちましたがやって来てくれたので一安心です。時刻のない列車を待っていると中国を思い出させてくれます。  13,01,18 釧路コールマイン春採-知人 14:13頃  Canon EOS7D

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