DT200Aの庫 (goo-blg)

13年冬 大休パス北海道旅行 1月17日編


 新幹線からゆっくり乗換えていたのですが、まだ乗車する”スーパー白鳥”が入線していないのに気づき、慌ててホーム端まで走り津軽新城からの回送を撮影しました。雪のおかげで障害物が同化して好都合です。   13,01,17 新青森 4011M 10:08頃  Canon EOS7D

 毎年恒例・・・と言うより半ば義務みたいな雰囲気になってしまっているJR東日本特別企画乗車券゛大人の休日倶楽部パス(通称:おときゅうパス…以下、大休パスと省略)゛の冬バージョンが利用期間に入り初日に出発する事にしました。
 今回はどこに行きたいと言う場所はなく、ただ晴れていそうな場所へ向かう事にします。まぁ~北海道で手堅く晴れると言えば釧路で、今年は例年より早く釧網線のC11の運転が始まり旅行中に運転日と重なります。また、釧路コールマインの専用線も気になります。とりあえず釧路に向かう事にしました。
 秋の大休パス利用期間は閑散期の輸送需要のテコ入れと言う側面はあるものの時期が良いので利用期間中は朝の゛はやて゛はシニア層(まぁ、平たく言えばうざいジジイとうるさいババァ)で満席になるのですが、1月の利用期間中はあまりにも寒いので高血圧でひっくりかえるのが怖いのでしようか?その姿もそれ程多くなく、道内の特急も自由席も空いていて気持ちよく利用出来ます。鉄ちゃんであれば寒ければ、寒いほど元気になる私にとって(仕事モードだと極めて寒がり)冬バージョンの大休パスはその利用価値は大きいと感じています。
 当初はやはり渡道は゛はまなすカーペット゛と思いましたが、それは過去に2回チャレンジしています。今回は朝に東京を出て列車を乗り継いで釧路まで行ってみると言う無謀な旅行をすることにしました。


 まだ郡山―福島間(二本松あたり)なのですが北東北まで来たような光景です。まぁ、昔はこの程度の雪でも驚かなかったのですが…   13,01,17  07:46頃  スマホ T02D

 1月17日は東京駅06:28発゛はやて11号゛11Bに乗車するために最寄り駅から東海道線に乗ります。平日ですがさすがに早朝で車内は混んでいると言う感じではなく、運良く一つだけ席が空いてて座れてしまいました。
 過日、首都圏を襲った大雪がまだあちこちに残り東京は雪景色、これから釧路まで車窓は雪景色と言う珍しい景色になりそうです。
 定時に゛はやて11号゛11Bは東京駅を発車。雪は首都圏から最近は温暖化ですっかり雪が少なくなった郡山や福島まで降たようで、眠気に負けてウトウトしてたまに眼を開けると常に雪景色ののはいささかビックリです。首都圏の道路が残雪の影響で大渋滞になるのはわかるのですが郡山や福島あたりでも残雪で大渋滞になっていました。郡山の手前あたりでは、川の橋で乗用車がスピンして上下車線を塞ぎ大渋滞になっていましたが、とても東北の光景とは思えません。ふた昔前なら白河を過ぎると雪景色となるのが相場でしたが、最近は温暖化の影響で真冬でも仙台あたりでも雪がない年があります。それだけに南東北(郡山や福島)の人は東京人化してしまった気がします。
 はやて11号は仙台でかなりの乗客が乗り込み盛岡・八戸で若干降車があったものの、全区間にわたりそこそこの乗車率で大休パス利用らしきシニア層以外にもビジネス客も目立っていました。 
 はやて11号は雪晴れの新青森駅に到着。全く予定には無かったのですが晴れているので奥羽線ホームでこれから乗る゛スーパー白鳥゛を撮影しました。雪のおかげで民家の屋根も白色に統一されそれなりに見えるから不思議です。
 ゛スーパー白鳥11号゛は指定席を確保しておきました。これは゛スーパー白鳥゛が新青森ー青森間は特例として自由席は特急券を所持していなくても乗れるために自由席がごった返すのといくら何でも大休パス期間であるので自由席はそれなりの混雑が予想されていたからでした。案の定、自由席はデッキまでごった返していました。


 ↑↓北海道に入ると天候は雪でした。木古内は視界がほとんどないくらいに吹雪く事もありました。それが函館に近づくにつれて、あっという間に天候が回復して函館山が綺麗に見えるようになりました。まさに典型的な北国の天候です。  13,01,17  ↑木古内  11:47頃  ↓茂辺地付近 12:04頃  スマホ T02D


 17日の津軽海峡は比較的天気が良く、時折吹雪きましたがだいたい晴ベースの天気でした。新青森で交換の゛スーパー白鳥゛が遅れて到着し、3分遅れで発車したら函館まで遅れの回復が出来ないまま到着となりました。木古内は吹雪でしたが、函館は快晴でしたので函館市電でも撮るために途中下車も考えましたが函館市電ならまたの機会もあるかと、函館からは予定していた函館12:30発゛スーパー北斗9号゛に乗り込みました。先ほどの゛スーパー白鳥゛もこの゛スーパー北斗゛も平日の昼間の列車なからそこそこの乗車率でちょっとビックリでした。やはり雪国で安全な乗り物は鉄道と言うことが、この自動車社会でも残っていると解釈して良いのでしょうか?
 ゛スーパー北斗9゛号は東室蘭・苫小牧・南千歳で乗降客があったもののかなりの乗車率で札幌駅に15:44に到着。ここから今日最後の列車となる゛スーパーおおぞら9゛号に乗車します。別に他意はないのですがこの列車は自由席にしました。なぜか?と聞かれても困るのですが帯広まで高速道路が開通して高速バスに乗客が流れていると言う話を聞いたからなのかもしれませんが、よくよく考えると寒さ厳しい道東では凍結の心配もあり、゛スーパーおおぞら゛が混んでいる事も十分考えられる事でした。そんな懸念を持ちながら札幌駅でホームの反対側に停車していた゛スーパーおおぞら9号゛に乗り換えると、その心配は一気にすっ飛びました。本当に肩すかしを食らった様です。自由席は3割程度の乗車率でした。


 ”スーパーおおぞら”の車内にある荷物棚は私の荷物で占領していました。カメラバックの上に出しっぱなしだった全財産の入ったセカンドバックは釧路を降りるまでその事にに気づかず放置されていましたが、盗難に遭いませんでした。これが中国なら、間違いなくなくなっていると思います。  13,01,17  スーパーおおぞら車内(南千歳付近)  16:16頃  スマホ T02D

 今回の旅行をするので調べて初めて知ったのですが、首都圏と釧路はもとより根室までその日に到着出来る様です。さらに調べてみると釧路21:49発ー根室00:02着の根室線最終5643Dの時刻から逆引きすると(正確に言えば根室00:02ですので2分翌日になりますが)岡山から゛のぞみ102゛号に乗れば乗り継ぎ、乗り継ぎで根室線最終5643Dに釧路で乗れ同一日に到着が可能です。整備新幹線の開業で並行在来線は3セク化され実質的な運賃値上げや労働者の劣悪な作業環境や賃金の減少など問題をたくさん抱えていますが、純粋に便利になるのも認めざる終えない事実だと思います。これから新函館延伸、さらには札幌延伸となればさらに同一日到達距離が伸びて行くことでしょう。
 暑い位だった゛スーパーおおぞら9゛号も新得到着辺りから何処からともなく入り込む冷気が気になるようになりました。たぶん外気温はマイナス10℃以上は軽く下がっていそうです。外は真っ暗です。足を投げ出して居眠りをして、起きたらこのブログの原稿入力を繰り返していましたがさすがに16時間列車に揺られていると疲れたと言うより珍しく車酔いをして気分が悪くなってきました。
 ゛スーパーおおぞら9゛号は19:45ほぼ定時に釧路駅に到着。好きでチャレンジしたとは言え疲れ果てました。凍った道路を駅前の東急インに急ぎました。


 宿泊した東急インはツインルームのシングルユースでしたがけして広くない部屋にベットをふたつ入れた雰囲気で、間違っても同性とは(特にデブ同士では…)同室したくない雰囲気でした。逆に異性とこの部屋に泊まったら逃げ場がないので、そのまま…  13,01,17  釧路東急イン  20:10頃

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「鉄ちゃん」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事