DT200Aの庫 (goo-blg)

惜別 ブルトレ撮り収め 北海道旅行 10日編


 列車というのは遅れていつもより遅くやって来ることはあっても時刻より早く来る事は絶対にありません。”北斗星”も夢空間編成ではこのスジで運転されることはあってもノーマル編成でこの時刻(所定で言えば゛カシオペア゛のスジ)で運転されたケースはなく北舟岡でこのような写真が撮影できたことは非常にレアでこの上ない喜びを味わう事が出来ました。    15,05,10 北舟岡 8008レ 18:17頃  Canon EOS7D MarkⅡ

 これが最後、これが最後と心に言い聞かせた北海道でのブルトレ撮影ですが3月のダイヤ改正後に臨時列車ながらも゛北斗星゛が残れば残ったで気になるのが正直なところです。さらに編成が編成全体が東日本持ちなったことで゛北斗星゛史上一番の豪華編成になり、やはりいてもたってもいられず撮影の計画を立てる事にしました。計画を立てるにあたり6月は連日、霧が出るから除外して、さらに連休直後はまだ航空券が割引を使っても高いので外します。結局は5月の第2週に撮影計画をたてました。航空券も予約して゛後は休みが入るだけ!゛と言う時点で、なんと会社内の行事で休みが入らないかもしれない状況になってしまいました。それでも勤務スケジュール作製の静ウチ助役がいろいろ工夫してなんとか3日間なら休める様にしてくれました。3日間だと実質中日の1日しかゆっくり撮影出来ませんが行けないよりマシだし、いろいろ操配してくれて捻出してくれた休みですから気持ち良く撮影に行かせてもらうことにしました(本当は時期変更権の行使ですので時期変更権を発動した旨を労基署に報告し、労働者はそれを労基署まで行って正当に報告しているか確認しなくてはなりません)。


 関東地方快晴でしたが那須あたりから雲が増えだし会津は完全に雲の下でした。C61の撮影はどうなっているんだろうと他人事ながら気になってしまいました。  15,05,10  SKY703便機内より猪苗代湖を望む  07:43頃   iPhone5s カメラ機能にて撮影

 10日は羽田空港06:55発のSKY703便に搭乗します。この便は割引率が大きい上に朝の一番便ですから遅れの心配がありません。03:55に起床し横須賀線の一番列車に乗って横浜から空港アクセスバスに乗れば羽田空港に6時前に到着してしまいます。先ずはチェックインして荷物を預け身軽になって地下のコンビニで朝食を買い込んで大型テレビの前の椅子に陣取ってゆっくり朝食です。この辺はかなり慣れてきて次に何をするか読める様になりました。
 出発15分前に搭乗口に行くとちょうど搭乗開始でした。SKY703便は定刻に離陸。快晴の羽田空港を離陸しました。これは北海道の天気も期待出来るかな?と思った矢先山形上空あたりから雲が多くなり新千歳空港はなんと小雨でした。これには滅入りました。一応、調べてきた天気予報は゛晴朝のうち曇り゛でしたので大きく外したみたいです。
 小雨が降っているものの天気予報では回復傾向で間もなく快晴になると予報しています。現状の小雨からして信憑性は低いものの可能性があるならとレンタカーを借りると道央自動車道に乗り登別駅へ向かいます。理想から言えば非電化区間で撮影したいのはヤマヤマですが、時間的に無理なので電化区間では架線柱が目立たない駅構内で撮影する事にします。その中でも登別駅は駅舎が古くまた構内も石炭輸送華やかな時代を彷彿させる広い構内で電化区間の中では撮影に適しています。
 やっとの思いで登別ICを降り登別駅前に到着したら8007レ゛北斗星゛到着10分前でした。天気も現状は晴れています。入場券を購入の上、駅員さんに撮影の許可を取ると親切にもモニターで8007レの遅れを見てくれました。ホームで三脚を立てているとさっきまで晴れていたのが突然、黒い雲がやって来てポツポツと雨が振りだして来ました。結局は8007レ゛北斗星゛は雨で撃沈。なんのために高速道路代を支払ってやって来たんだか!?(泣)
 その後は国道37~38号線を東室蘭市内を通過し北舟岡駅までやって来ましたが天気はいっこうに良くなりません。ただ12時の時点で北舟岡駅の跨線橋には三脚が複数立っています。やはり私のように1往復となった寝台特急を撮影に来る人がいるんだなぁ!と感心半分、呆れ半分でした。
 天気が回復するまで車の中で不貞寝していました。天気予報が当たったんだか外れたんだか予報より遅く14頃から快晴になりました。一応、北舟岡駅の跨線橋に場所を確保しましたが、まだ撮影した事のない防波堤から撮影する事にしました。
 8008レ上り゛北斗星゛の北舟岡駅通過が18:18頃です。日没が18:30過ぎなので露出が苦しいものの超1級のエロエロ光線が期待出来ます。そのためリバーサルのEOSー1VはF4のズームレンズを諦めて解放値が明るい標準レンズを装着して列車を待ちました。
 日曜日なのでまるでSL運転の様に゛北斗星゛通過時刻になると家族連れが駅にやって来ます。朝の諦めムードとは一転、水平線に雲などの遮るものはない状況の超エロエロ光線で8008レ゛北斗星゛は通過して行きました。
 まぁ~これが撮れれば納得です。無理して来ただけの事はあります。カメラを仕舞い周囲の方々と挨拶を済ませて常宿のダテプリンスホテルへ向かいました。


 朝のうちだけ曇りという予報は大きく遅れて晴れてきたのは14時過ぎでした。晴れだしたらあっという間に快晴ななりました。この5007Dはなぜかヘッドライトが点灯していましせんでした。    15,05,10 北舟岡 478Dと5007D 14:25頃  Canon EOS7D MarkⅡ

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