復活（20070509）

球児が打たれたとき、
泣きそうになった。
でも、負けて悔しいという感情が
意外にもあまり沸いてこない。
もう、そういう段階を通り越してるってこと？

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仕事終えて車のラジオをつける。

8回裏。1点差で勝ってる。

ふと

大型連敗してた頃のロッテを思い出す。

神戸かどっかの球場で

あともう一歩のところで黒木が打たれ、敗戦。

戦場で号泣する黒木。

なぜか、あの姿と球児が重なってしまった。

こんなイメージを上映するほどに、

自分の精神の幻燈機も弱気になっているのか。

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

結果は、その幻影のとおり、と言えた。

悲しいことに、9回のオモテ。

「認めたくないものだな…。」ですが、

悔しいけど讀賣は強い。恨畜生。

無死一塁、代走のスズキとかいう者がいきなり盗塁。

こういう芸当は、強くて勢いに乗っている集団の仕業。

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

悔しくない。

ちょっと悲しい。

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

マーラーの交響曲第2番「復活」を聴くこんな夜。

あ、験担ぎとか神頼みじゃないよ。

死して復活するとき、

人間は一体そこに何を見るのか、

ちょっと知りたくなっただけです。

マーラー : 交響曲第2番ハ短調 「復活」 バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニックほか このアイテムの詳細を見る

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

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