1945年5月のドイツ第三帝国の降伏・瓦解に伴い、
米英仏ソの戦勝4国により構成された管理理事会がドイツを統一的に施政下に置くこととなった。
しかし実情は各国の思惑が交錯し、
殊にソ連による徹底した「共産化」と、
賠償を目的としたドイツの産業解体・ソ連への接収は
西側3カ国とソ連との間に大きな亀裂を生むこととなった。
そうした中、ソ連の退場により1948年3月に同管理理事会が機能停止する。
6月には東西ドイツでそれぞれ独自の新マルクが導入されたが、
両通貨が競合することとなったベルリンでは対立が最悪の結果で表れる。
すなわち、ソ連によるインフラ・交通網遮断(ベルリン封鎖)である。
米英仏はこれに対抗し、西ベルリンへの食料品・医薬品等の空輸作戦を断行した。
8月13日、テンペルホーフ空港を目指していた英国民間空輸機が、
所属不明の戦闘機により撃墜される事件が発生。
西側各国は一斉にソ連の仕業と糾弾した。
対するソ連は当初一切の関与を否定していたが、
東ベルリンから流出したソ連内務省の機密文書によりソ連首脳部の指示が露見。
もはや東西両陣営の対立は武力衝突を回避出来ない状況に至っていた。
9月2日、ブランデンブルク門周辺で警戒中だったソ連軍と英国軍の「偶発的」交戦事件が発生。
ソ連軍は時をおかず東西国境の複数個所から戦車部隊を多数侵攻させ、
在りし日のドイツ機甲師団も斯くやと思わせる電撃戦を展開する。
予想を超えるソ連軍の進行スピードに慌てた米英仏各国は、
かき集められるだけの戦力を投入し防衛ラインを構築せざるを得なかった。
「マジノ線は越えさせるな」…当時語られたスローガンである。
戦火はドイツ中西部の都市パーダーボルンにも迫ってきた。
急遽同市の防衛を命令された米国第5機甲師団のケーリー少将は、
怒涛のように押し寄せるソ連戦車の大群の前に一つの方策を考え出す。
同市にあるヘンシェル社の兵器工廠にいまだ保管されていた、
旧ドイツ軍の兵器を徴用することとしたのだ。
運用試験等でいまだに稼働状態にあった数十台の車両が
今また旧敵のソ連軍とまみえることになったのである。
ドイツ軍において実用化に至らなかった巨大戦車E-100もまた同様に、
その頑強さを買われて言わば移動トーチカとして
JS-3の大群に立ちはだかったという。
同車両の記録写真は一枚も残されていないが、
複数の証言によれば砲塔の数か所に米軍所属を示す星が描かれ、
車体は真っ赤だったという(恐らく錆止めプライマー色であろう)。
さらに驚くべきことにある米軍内部の証言によれば、
このE-100を運用していたのは米兵ではなく
全員旧ドイツ軍の退役戦車兵であったというのだ。
彼らの戦いぶりと戦果は、もはや歴史の渦に消えてしまっている。
(以上、コピペ一切なし)
---------- キリトリ -----------
という訳でE-100です。
えー100ではないw( ´゜д゜`)えーーー
1/72なので一瞬にして組み上がる。もちろん素組み。
↑このアングル好き。
矢でも鉄砲でも持って来い的なぶっちゃけ感がいいねえ。
↑塗装に際してはこんな持ち手で。
1/35に比べちゃっこいから、車体底面の有効スペースが狭い。
よって砲塔の穴も活用する。
↑ちゃっこいって言っても、もちろんデカイw
これは同スケールのパンターF。架空兄弟ですな。
遠近法や空間把握感覚を疑いたくなるけど、
大きさの対比はこんな感じです。
↑車体側面装甲板を、ほんとは着けるべき。
だけど無い方がかっこいいなあ。
あ、対空識別のために砲塔上面にも星マーク描いてるけど全然写ってなかったぬ。
↑箱絵。ブランデンブルク門がかこいい。
次回作、中東風味の怪しい架空世界の予定。
もしくは順番狂うかも。
米英仏ソの戦勝4国により構成された管理理事会がドイツを統一的に施政下に置くこととなった。
しかし実情は各国の思惑が交錯し、
殊にソ連による徹底した「共産化」と、
賠償を目的としたドイツの産業解体・ソ連への接収は
西側3カ国とソ連との間に大きな亀裂を生むこととなった。
そうした中、ソ連の退場により1948年3月に同管理理事会が機能停止する。
6月には東西ドイツでそれぞれ独自の新マルクが導入されたが、
両通貨が競合することとなったベルリンでは対立が最悪の結果で表れる。
すなわち、ソ連によるインフラ・交通網遮断(ベルリン封鎖)である。
米英仏はこれに対抗し、西ベルリンへの食料品・医薬品等の空輸作戦を断行した。
8月13日、テンペルホーフ空港を目指していた英国民間空輸機が、
所属不明の戦闘機により撃墜される事件が発生。
西側各国は一斉にソ連の仕業と糾弾した。
対するソ連は当初一切の関与を否定していたが、
東ベルリンから流出したソ連内務省の機密文書によりソ連首脳部の指示が露見。
もはや東西両陣営の対立は武力衝突を回避出来ない状況に至っていた。
9月2日、ブランデンブルク門周辺で警戒中だったソ連軍と英国軍の「偶発的」交戦事件が発生。
ソ連軍は時をおかず東西国境の複数個所から戦車部隊を多数侵攻させ、
在りし日のドイツ機甲師団も斯くやと思わせる電撃戦を展開する。
予想を超えるソ連軍の進行スピードに慌てた米英仏各国は、
かき集められるだけの戦力を投入し防衛ラインを構築せざるを得なかった。
「マジノ線は越えさせるな」…当時語られたスローガンである。
戦火はドイツ中西部の都市パーダーボルンにも迫ってきた。
急遽同市の防衛を命令された米国第5機甲師団のケーリー少将は、
怒涛のように押し寄せるソ連戦車の大群の前に一つの方策を考え出す。
同市にあるヘンシェル社の兵器工廠にいまだ保管されていた、
旧ドイツ軍の兵器を徴用することとしたのだ。
運用試験等でいまだに稼働状態にあった数十台の車両が
今また旧敵のソ連軍とまみえることになったのである。
ドイツ軍において実用化に至らなかった巨大戦車E-100もまた同様に、
その頑強さを買われて言わば移動トーチカとして
JS-3の大群に立ちはだかったという。
同車両の記録写真は一枚も残されていないが、
複数の証言によれば砲塔の数か所に米軍所属を示す星が描かれ、
車体は真っ赤だったという(恐らく錆止めプライマー色であろう)。
さらに驚くべきことにある米軍内部の証言によれば、
このE-100を運用していたのは米兵ではなく
全員旧ドイツ軍の退役戦車兵であったというのだ。
彼らの戦いぶりと戦果は、もはや歴史の渦に消えてしまっている。
(以上、コピペ一切なし)
---------- キリトリ -----------
という訳でE-100です。
えー100ではないw( ´゜д゜`)えーーー
1/72なので一瞬にして組み上がる。もちろん素組み。
↑このアングル好き。
矢でも鉄砲でも持って来い的なぶっちゃけ感がいいねえ。
↑塗装に際してはこんな持ち手で。
1/35に比べちゃっこいから、車体底面の有効スペースが狭い。
よって砲塔の穴も活用する。
↑ちゃっこいって言っても、もちろんデカイw
これは同スケールのパンターF。架空兄弟ですな。
遠近法や空間把握感覚を疑いたくなるけど、
大きさの対比はこんな感じです。
↑車体側面装甲板を、ほんとは着けるべき。
だけど無い方がかっこいいなあ。
あ、対空識別のために砲塔上面にも星マーク描いてるけど全然写ってなかったぬ。
↑箱絵。ブランデンブルク門がかこいい。
次回作、中東風味の怪しい架空世界の予定。
もしくは順番狂うかも。
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