司馬昭

2015年03月03日 00時00分38秒 | 巻六 世界史
井波訳三国志演義。
第118回まで読み終え、いよいよ佳境。
終焉の時が近づいてきた。

魏国の実権を握るは司馬昭。
司馬懿司馬師司馬昭の父子は完全悪役に書かれてるなあ。
でもなぜか、俺はこの司馬一家が嫌いじゃない。

もしかしたら、
最終的に後漢の劉家よりも魏の曹家よりも悲惨で無残な末路をたどることを知っているからかもしれない。
中国史の中でも三国から隋唐に至る時代は
血なまぐさくグロくて好きだ。


さて、三国志11。
今度は南蛮征伐上級を孟獲で始めた。

最初の敵蜀漢の温い波状攻撃を撃退し
魏軍と成都を挟撃。
成都を抑えればあとは何とかなる。
一度奪った漢中を司馬懿に奪還されたところが危機といえば危機だったか。

その司馬懿を捉えて斬り、永安にて蜀の残党を叩けば見通しが立つ。

その間に孟獲が死に、祝融、帯来洞主、孟優の順で代替わり。
一応血縁重視。

孟優が死ぬとさすがに南蛮古参の武将は絶えており
あえてここで司馬昭に簒奪させた(という妄想込み)。
親父を殺した勢力のトップに立つとか胸熱。
その時点で司馬師はまだ曹魏配下だったのがまたいい。骨肉の兄弟争い。

250年代にまでなるとあまり聞きなれない武将が出てきて新鮮。
末期って楽しいな。ドイツ軍然り。え?笑
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エビグロ?エビバル? | トップ | 五五七二三二〇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿