大学でのカレッジスタイルのマーチングをきっかけに、1980年のDCIのレコード(当時はDVDは無く、レコードやビデオが貴重品でした)を聴いて過ごした学生時代、ヨコハマインスパイヤーズを経て数々の指導実績をお持ちの田中さんです。
こだわりは「マーチング以前に音楽しましょう」と「とにかく国語力」。お話しをお聞きして、1つ1つ言葉を選びながら私どもに語られるしぐさは、田中さんの言う「適切な日本語で指導できる」ポリシーを感じるインタビューでありました。
本誌63ページのDCJ審査キャプションの解説では審査内容を細かく教えていただきました。中学生や高校生にとってこのページは毎日持ち歩いて欲しいと願っております。何を基準にどう審査されたかが、具体的に理解でき今後の目標や練習に役立つものと確信いたします。音楽に点数をつけることは本当に難しいことだと思います。審査員の先生方には頭が下がりますが、現在、日本でマーチング・ドラムコーの審査について本当に勉強しているのが田中さんを始めとする方々だと感じます。
マーチング・ドラムコーが更に進化を遂げる為にも公平な審査が重要です。また、審査員の養成こそ今後の課題であると思います。サッカーの100年構想のように、地域でマーチング盛んになることを願っております。何時の日か、DCIのジャッジに日本代表で田中さんの名前が出てくる日はそう遠くないかもしれません。


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少し前になりますが音楽業界の専門誌の「ミュージックトレード」2006年7月号の85ページに「ドラムコーファン」が紹介されました。ミュージックビジネス情報のページです。

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