

大学では学生さんのセミナーにも参加させてもらい、「たきい先生はブログで有名なんだよ」と紹介してもらい、「みんなも登場するかもね」なんて言ってもらっていたのですが……。仙台に帰ってきたら大ニュースがあったので急遽予定を変更してお送りします。医クメン・たきいです。
もうすぐ5ヶ月の長男が寝返りして、嬉しくて泣いちゃった……! pic.twitter.com/LCQbLKACLl
— たきい@宮城 (@takimaru_gt) June 19, 2024
寝返りしてた…!!
感動して、パパは泣きました。
因みに「寝返り」は英語で“rolling over”とか“turning over”とかいうらしい。
医師国家試験では「ゴ(5)ロ(6)ンと寝返り」で暗記したように、5,6か月が成長発達の寝返りの目安。うちの子もそろそろ5か月になるタイミングでした。
これくらいの月齢から落下の事故が多いようなので、妻と改めてこの認識を共有しました。
くるっと回っていてかわいいなぁ~と息子が寝たあとに100回動画を見返しているのですが、乳児らしくみえるのは顔から回転しているからかもと推定。
「寝返りの運動には、成人に見られるようなパターンはほとんどなく、幼児は独自の運動パターンを生み出している(1)」
との報告もあり、たしかにそうかもしれません。この論文に照らしてみると、うちの子の人生初寝がえりはパターンFで、四肢が別に動くパターンよりスピードが速いみたい。より一層転落への注意が必要そうです。
成長発達の過程で、他の筋骨格系の使い方もしながら、大きくなっていくのでしょう。
とにもかくにも、寝返りおめでとう!
すくすくで何より!
<References>
1)Kobayashi Y, et al. Multiple patterns of infant rolling in limb coordination and ground contact pressure. Exp Brain Res. 2021 Sep;239(9):2887-2904. doi: 10.1007/s00221-021-06174-w. Epub 2021 Jul 24. PMID: 34302513.
(ランチミーティングでブログに参考文献いれてみたらと提案されてさっそく無理矢理やってみた人(笑))
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