はじめに
3次元モデラーよ!設計者へと戻ろう!
「出すのは図面とトラブルだけ」……いつからこのような状況になってしまったのでしょうか? 多くの企業で、設計者のアウトプットが図面とトラブル(設計変更書)しかなくなってしまったのです。
企業の規模によらず……
(1)競合機分析をやらない
(2)強度、安全率、累積公差を計算しない
(3)特許調査をしない、特許を出さない
(4 . . . 本文を読む
はじめに
北海道大学名誉教授
(株)ぐんま産業高度化センター 代表取締役
斎藤勝政
モノづくり業界では、顧客のニーズに直ちに応えられる新商品の開発と、迅速な試作、そして量産体制の垂直立ち上げが要望されている。設計された部品の加工を成功させるポイントとなるのが治具の設計・製作である。
本書の著者、酒庭秀康氏と私は、群馬県太田市にある第三セクター方式の(株)ぐんま産業高度化センターに勤 . . . 本文を読む
はじめに
設計者よ!遭難する前に設計サバイバル術を知れ!
設計初心者の皆さんが、……
・回路基板を固定する板金箱(シールドボックス)を設計しろ!
・TVゲーム機構部を収納する樹脂筐体(きょうたい)を設計しろ!
・ベルトコンベアを動かす回転軸を設計しろ!
と言われて、いきなり設計できるでしょうか? その答えは、「不可能!」です。
皆さんは、下図左側のように頭の中に浮かぶ形状を、 . . . 本文を読む
はじめに
「10年かけて一人前」では遅すぎる!
機械設計者は「10年かけて一人前」になれると言われます……が、今は、そのようなのんきな時代ではありません!「即戦力」が求められています。しかし、即戦力と言っても、一体、何から学べば即戦力となるのか。意外にも、設計の現場ではまるで理解されていないのです。
例えば、受験における英単語の学習に関して、試験に出ない単語や訳語まで辞書のように総花的 . . . 本文を読む
はじめに
第1章 ゼロエミッション工場の概要
1.1 ゼロエミッションとは 1
1.1.1 ゼロエミッションとは何か・1
1.1.2 ゼロエミッションの経緯・2
1.1.3 ゼロエミッションの基本構想・2
1.2 ゼロエミッション工場とは 3
1.2.1 ゼロエミッション工場の意味するもの・3
1.2.2 ゼロエミッション工場の定義・4
1.3 ゼロエミ . . . 本文を読む
まえがき(M・C・ロコ)
はじめに
第1章 誇大表現、誇張、ハイプの狂乱
可変要素としての誇張
誇張とグー
大衆文化におけるナノテクノロジー
ナノテクノロジーとメディア
学問の世界におけるナノテクノロジー
結論
第2章 ナノテクノロジーに関する憶測と批判
支持者
リチャード・P・ファインマン
K・エリック・ドレクスラー
前期――『機械』とグー
後期――『ナノシステム』と . . . 本文を読む
第7章 ナノ産業およびナノ起業家
ナノテクノロジーの経済
ナノテクノロジーのビジネス
既存の多国籍企業
新興企業およびベンチャーキャピタル
パンク・ジーゲル株式指標
メリル・リンチ・ナノテク株式指標
ラックス・ナノテク株式指標
ナノシス新規株式公開の顛末
個人
ジョシュ・ウルフ(ラックス・キャピタル)
スティーヴ・ジャーヴェットソン
(ドレイパー・ . . . 本文を読む
第1部 ヒト、電気に遭う
第1章 電気体験
彼女に何が起こったのか?/「電気感受性人間」たち/
静電ショックと発光現象/電気アレルギーとサイキック現象の関係
第2章 電気と健康
電気が人間の身体に及ぼす影響/高圧線の知覚に暮らすのは危険?/
電場環境が人間の精神に与える影響/電場環境に暮らす人には自殺者が多い?/
病気やけがを直す電気の力
第 . . . 本文を読む
これまで大手電機会社に勤めるかたわら、大学で半導体工学や電子デバイス工学、集積回路などに関する授業を担当してきた著者は、これからの新しい時代を担う技術者に必要なことは、単に専門分野についての基礎的な理論や応用に関する知識修得にとどまらず、発想を転換して新しいものを創り出すための独創的な創造能力を若い頃から磨いておくことが不可欠であると考えている。
そういった観点から本書は、半導体デバイスを中心と . . . 本文を読む
はじめに
研究テーマの選択や研究の進め方には、その研究者のそれまでの人生が映し出されます。私は、千葉大学で毎年、年末に行われている『なのはなコンペ』の審査会に参加し、そのことを実感しています。15分程度の短い研究発表なのに、そのアイデア、実験方法、そして結果の凄さに感動してしまうのです。ここ数年、私は毎年続けてその感動を体験してきました。
「この研究は、世のため、人のためになる」「世界一、 . . . 本文を読む
1.発展初期の原動力になったレシプロ・エンジン
歴史に残る人力飛行機/内燃機関で初めて可能に/大馬力と軽量化が特徴/排気量以外のパワー増大法/ルーツを同じくするハイテクのエンジン/頂上を究めたレシプロ・エンジン/エンジンに泣いた巨人機
挿話:合理的なアプローチの勝利
2.ジャンボを可能にしたタービン・エンジン
航空史上の一大革命/ジェットは内燃機関/一石三鳥の技術革新/バイパスによる世代の . . . 本文を読む
[第1部 ものから捉えた交通]
第1章 推進力を得るしくみ
1.1 エネルギー消費と速度の関係
1.2 レシプロエンジンのしくみ
1.3 翼とプロペラ
1.4 レシプロエンジンからジェットエンジンへ
1.5 電気モータのしくみ
第2章 抵抗を減らす・抵抗を生かす
2.1 空気抵抗との戦い
2.2 大きさと抵抗の関係
2.3 転がり摩擦の力学
2.4 潤滑のメカニズム
第3章 . . . 本文を読む
第1章 制御とはどういうことか
身近にたくさんある制御
制御とは制し御すること
いろいろな分野にある制御
自動制御と手動制御
なぜ自動制御をするか
制御技術は働かせる技術
「あれば便利」から「なくてはならない」自動制御へ
第2章 制御システムの基本的な構成
制御の対象は何か
制御量と操作量・外乱
ブロック線図で表す
制御量と操作量は1つずつとは限らない
多変数システムに特 . . . 本文を読む
I編 装置のメカニズム
1. 真空ポンプ
1.1 真空ポンプの排気速度って何? 3
1.2 真空ポンプには気体を引き込む力はない? 3
1.3 真空領域とは 5
1.4 真空ポンプのラインアップ 9
1.4.1 ロータリーポンプ 13
1.4.2 油拡散ポンプ 15
1.4.3 ターボ分子ポンプ 19
1.4.4 イオンポンプとチタンサ . . . 本文を読む
第一章 ロボコンと「もの作り」 ---物で心が育つのか---
・ 心を育てるための常識
・ 物で心が大いに育つ
・ 裏書きする手紙と感想文
第二章 物なしに人間は生きられない
・ 物と技術なしには人間は生きられない
・ 建築家から電線を教わる
・ トイレにドアを付けない
・ 電気掃除機は収納するな
・ 電気配線を壁の外に出す
・ 阪神大震災の教訓
・ 日 . . . 本文を読む