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運動会が行われました

2012-04-23 06:18:15 | 雑感


4月22日は中屋敷区の第34回区民運動会が滋野小学校の校庭で行われました。朝から曇天で肌寒く、風も強く運動会にはあいにくの天候でしたが、区民約200名が集まり熱の入った競技が行われました。昨年は東日本大震災のため中止でしたので2年ぶりの開催です。その時は満開の桜のもとでの競技でしたが、今年は例年と比べて桜の開花が遅れておりつぼみも固く閉じていました。開会式には花岡市長さん、石和県議さん、関中央公民館長さんにもご出席いただきました。

滋野地区で運動会が行われている集落は私たちの中屋敷と原口、大石の3集落だけのようです。しかし大石はスポーツ大会といった形式で開催されており本当の意味での運動会とはやや異なるようです。中屋敷の場合私が就職してしばらくたってから始まりました。当初はほぼ1日かかっていましたが、最近では午前中で終わらせ、午後は公民館で懇親会という形式になってきています。

毎回幹事を悩ませるのが選手の確保です。他の街に住んでいる子供や孫を呼び寄せて何とかメンバーを確保したり、場合によっては他チームから調達したり苦労しています。運動会でなによりの楽しみは日ごろあまり顔を合わさない区民同士が親しく言葉を交わし、酒を酌み交わすことです。大勢の子供たちが参加することも大きな特徴です。こうした中で区の融和が進み結束力が生まれます。開会当初風が強かったのですが徐々におさまり最後まで熱戦が繰り広げられました。

藤野先生のお墓参りをしました

2012-04-21 17:37:04 | 雑感
先日娘のたっての希望で、娘が小学校3年と4年の2年間の担任だった藤野岳之先生のお墓詣りに家族で松本まで出かけました。彼女は先生に自分が結婚したことと、彼が待っているアメリカに行くことを報告したかったのです。

私たちが出会ったとき藤野先生は臨時の講師でした。先生はどうしても先生になりたいという思いを断ち切れず、いったん就職した会社をやめ講師になったばかりでした。

先生は子供たちを全身全霊で愛してくれました。そして私たち親も先生と一緒になって遊びました。小諸から長野まで夜通し歩く「ふれあいウォーク」に先生を先頭に親も一緒にクラスで参加しました。親たちも先生とゴルフに行ったりさまざまな場面で飲み会を行ったりしました。

そんな中で一番の思い出は彼が他の学校に転校してから子供たちを連れてディズニーランドに行ったことです。それは別れるとき子供たちとの約束を果たすためだったそうです。なんと子供たちが小学校を卒業するときまでに結婚していなかったらディズニーランドに連れて行くと約束してあったとのこと。そんな約束をする先生も先生でしたが、結婚できていないからと子供たちとの約束を律儀にも守る先生も先生でした。子供たちは大喜びでした。

そんな先生でしたが娘が高校1年生の時、悪性リンパ腫という病気で帰らぬ人となりました。葬儀には娘のクラスの子供たち、前任校の長野の吉田小学校の子供たち、現職の川島小学校の子供たちが大勢参加しました。とても気持ちのこもった心に沁みる葬儀でした。

その後娘が高校を卒業し、東京の学校に行く事が決まり家族で先生のご実家を訪問しました。大変歓待されお墓までご案内いただきました。その後娘が卒業し就職が決まった時にも報告に訪れ、今回で3回目のお墓詣りでした。


藤野先生のお墓の全景です。正面に藤野家の墓石があるところは普通のお墓と変わりません。しかしその右側には小さな子供たちの石像が3体あります。墓石の前には3つの大きな御影石が並んでいます。ちょうど教室の机と腰かけのようです。お墓にお花をお供えし、墓石と石像に水をかけ、お線香を手向けました。


子供たちの石像は胸を張って大きく口を開いて歌を歌っています。藤野先生は歌が大好きでした。娘の担任の時にもクラスの歌を作って歌っていました。


娘は子供たちの石像と一緒に写真におさまりました。真新しい卒塔婆が立ててあり、それによれば昨年が13回忌だったようです。すっかりご無沙汰していました。


3体の石像の足元に「一歩ずつ前へ、笑顔だぜ俺達、いつまでも」という文字が藤野先生のイラストとともに刻まれていました。お墓の下には先生が生まれ育った松本のまちが広がり、遠くには雪を頂いたアルプス、そして常念岳が見えます。家族3人でお墓の前で先生の思い出話をしてきました。

東京に行きました

2012-04-20 01:23:01 | 雑感
4月12日に家族3人で東京に行きました。アメリカ大使館にビザ申請をする下の娘に同行しました。娘はゴールデンウイーク明けに渡米する予定です。しばらくぶりの東京は桜が満開でした。



娘が用事を済ませている間に妻と千鳥ヶ淵を散策しました。お天気も良く桜を楽しむことができました。


遠くに高速道路が見えます。その前の千鳥ヶ淵に散った桜の花びらが水面に漂っています。これを花筏(はないかだ)というのだそうです。風情がありますね。


用事を済ませた娘と浅草で合流しました。隅田川の向こうにスカイツリーがそびえていました。来月には一般開放されるとのこと。楽しみです。


隅田川にかかる言問橋のかたわらに東京大空襲の記念碑がありました。「あゝ。東京大空襲、朋よやすらかに」の文字が刻まれていました。お花が手向けられていました。


1945年3月10日夜、東京に侵入したB29により下町は炎の海になり人々が言問橋に殺到。浅草方面からは下町に逃げようという人々が押しかけ、橋の上は大混乱となり大勢の方が厳冬の隅田川に投げ出され命を落としたそうです。

たまたま通りかかったお年寄りのお話では、橋のかたわらに水死した死体が積み上げられたそうです。それは高さ5メートルにもなったそうです。いまでは想像することもできません。お花見でにぎわうそのかたわらにこんな戦争遺跡があると知っている人はどのくらいいるのでしょうか。


隅田川を渡った向島に「長命寺の桜餅」があります。いつもこの時期、上京した際には立ち寄っています。桜餅がとてもおいしいのです。


買い求めた桜餅をいただきます。この桜餅は桜の葉を3枚使って包んであります。


初めの葉を取り除くとさらに桜の葉があります。


やっと隠れていたお餅が見えてきます。3枚の葉にくるまれているので桜葉の香りが濃厚で、春の訪れを感ずることができます。とても人気で大勢の方が買い求めていました。



桜餅屋のそばに言問団子(ことといだんご)のお店があります。3色の言問団子はとても上品な味でゆっくりとお茶と一緒にいただいてきました。さすがに甘いものを2軒梯子すると甘いものが好きな私でも少々辟易します。

隅田川を東に渡っただけで浅草の雑踏からのがれゆっくりとした気分になります。このあと隅田川を船で下り川から桜を楽しみました。一日東京の桜を満喫して帰ってきました。

半鐘の音で目が覚めました

2012-04-01 06:52:22 | 雑感
今日から新しい年度が始まります。朝6時に家の前にある火の見櫓の半鐘の音で目が覚めました。毎月1日の朝6時と夜8時に消防団が火災予防のために打鐘します。最初に1回たたき、少し間をおいて4回たたきます。1点4点と言い火災予防の訓練のためのたたき方です。朝早い中で火の見に登って半鐘をたたくのはとても大変だと思います。消防団の皆様のご苦労には心から感謝申し上げます。

私も自宅の前が火の見櫓であるため、火災の時などできるだけお手伝いをするようにしています。先日も近くで火災があった時、ちょうど自宅にいたので火の見に駆けつけました。団員の方も駆けつけていたので、ポンプ車をまかせ私は火の見櫓に登って半鐘を連打しました。連打とは近火の際打ち方です。遠くに真っ黒い煙が強い西風にあおられていました。残念ながら全焼になってしましましたが、強い風にもかからわず延焼をくい止めることができました。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

一昨日はとても暖かい日でしたが昨日は打って変わった春の嵐でした。朝からの雨が昼からは横殴りの土砂降りに変わり寒さもつのりました。夜半には雲もとれ三日月が顔を覗かせていました。用事から帰宅して空を見上げると獅子座の主星であるレグレスと、乙女座のスピカが天頂近くで輝いていました。東の空には牛飼い座のアルクトウルスが見え、北斗七星はさかさまにかかっていました。

乙女座のスピカと牛飼い座のアルクトウルス、そして獅子座のデネボラを結ぶ線を春の大三角形と言います。これが見えるようになるといよいよ春です。スピカは古来「麦星」と呼ばれています。星空も冬のオリオン座や大犬座のシリウスから確実に春の星空に変わってきています。


なんと!たぬき発見?!

2012-03-27 23:03:44 | 雑感
皆さんは「お宅ではたぬきを飼っていますか」と聞かれたらどのようにお答えになるでしょうか。「毎晩出て来るよ」とお答えになるお宅はほとんどまれでしょう。「えぇ?!たぬきなの?」とまあこんな反応が大多数ではないでしょうか。

わが家もついこのあいだまではそうでした。ところが数日前自宅の裏のぶどう畑で妻がお隣さんと立ち話をしていた時、偶然に畑を横切るたぬきを目撃したというのです。その後妻は別のたぬきも目撃。たぬきは2匹いるということになりました。家族も目撃し、いよいよ間違いないということになりました。

そして今日、外出先から帰った私は庭を横切っていく物体を目撃しました。最初ノラ猫かなと思ったのですが後を追いかけて確認するとたぬきそのものでした。写真はぼけていますが確かにたぬきの面影をとらえています。以前ハクビシンを目撃したこともありますがたぬきは初めてでした。

そんな話を知人にしたらきつねもいるし、軽井沢ではアライグマもいるそうです。そして「ハクビシンはぶどうを食べるが、たぬきは悪さをしないからかわいいもんだ」と言われてしまいました。最近カラスも集団でブドウを食べに来て、鳥獣被害がかつてなく増えてきています。たぬきが悪さをしなければいいのですが。

それにしても夜行性であるたぬきが民家近くに出没するということはよっぽどお腹をすかせていたのでしょう。目撃したたぬきはガリガリにやせていました。山の実りが少なかったのでしょうか。


写真はぼけていますがたぬきの雰囲気がわかります。


畑を横切って道路に出て田んぼの方に走って行きました。

孫との散歩で春を見つけました

2012-03-27 23:03:44 | 雑感
今日はお天気も良くポカポカ陽気に恵まれました。午後娘の都合で下の孫をあずかることになりました。上田駅前で娘と待ち合わせです。遠くから私を見つけた孫が「じいちゃん」と飛びついてきました。娘と別れるとき少しぐずるかと思ったのですが、バイバイと手を振っていました。

まだ2歳3ヶ月ですが最近とても聞き分けが良く、きちんと言い聞かせれば良い子でいてくれます。駅前から上田公園まで散歩しました。手をつなぐことが嫌いで、自分でとっとと走って行ってしまいます。後から追いつくのが大変。車が来ると危ないことこのうえなし。

公園は広くて散歩には最適です。高校生がジョギングしていたり、小さい子を連れてのんびり散歩する人がいたりしました。そんな中、花をほころばせている梅の木を発見しました。今年始めてです。寒いと思っていましたが、春は確実にやってきているですね。オオイヌノフグリも発見しました。

孫との散歩で春を見つけました。


孫は一人でどんどん走って行きます。追いつくのが大変です。


草むらにオオイヌノフグリが咲いていました。早速摘んで見せてくれました。


上田城址公園の中の梅がほころび始めていました。満開ももうすぐです。

お数珠回しが行われました

2012-03-26 00:41:28 | 雑感
先日、滋野地区の大石の有津倉(うつくら)で、お彼岸に行われるお数珠回しがあるというので取材に行って来ました。有津倉は戸数20軒ほどの集落です。地区の集会所には10数人の女性の皆さんが集まっておられました。中には小学生も参加していました。皆さんで輪になって、リーダーの方の鐘の音に合わせてお念仏を唱え、あわせて長いお数珠を回して行きます。もう何年も使い込まれていると見えてお数珠は黒光りしていました。

こうしたお数珠回しは以前はあちこちの集落で行われていたようですが、いま残っているのはこの有津倉集落だけです。中屋敷にもお数珠だけは残っているようですが、もう何年も前から行われていません。そうした意味ではとても貴重な行事です。このお数珠回しは春と秋のお彼岸と、ご葬儀のあったお宅で行っているそうです。こうした伝統行事を大切にして継承して行ってほしいものです。



皆さんで輪になってお数珠を回しています。



リーダーの方が鐘を叩いてリズムをとっています。真ん中には一回り大きいお数珠が置かれていました。

信州餃子はいかがですか

2012-03-25 23:29:21 | 雑感


皆さんは山本麗子さんをご存知でしょうか。マスコミでも高名な料理研究家で東御市の八重原台地にお住まいです。その彼女が3月23日、田中商店街に餃子のお店を開店しました。販売しているのは「信州餃子」と名付けたさっぱり系の餃子です。今日早速家族が買いに行きました。お店は超満員でしばらく待たされたそうです。さすが山本さんのお店だけのことがあります。今日のお昼ご飯はこの餃子ライス。とてもおいしくいただきました。田中商店街にお店が開店するのは何年ぶりかのことです。この「信州餃子」が東御市の名物になり、商店街に少しでも賑わいが戻ってくることを願っています。皆さんもぜひお求めになりませんか。

雷電丼定食を食べました

2012-03-13 06:04:14 | 雑感
12日は産業建設常任委員会の現地視察がありました。毎回定例会では委員会審議の最終日に現地視察があります。今回は湯楽里館の館内設備老朽化に伴う修繕工事、西海野の歩道整備事業、北御牧の宮バイパス関連事業の3ヶ所です。いずれも今回の予算に関わる事業です。こうして予算書の字面だけでなく現場を見ることで理解がより深まります。

視察が午前中で終わったので道の駅「雷電くるみの里」を訪れました。この道の駅は全国でも人気の道の駅で、全国でも常に上位にランキングされています。ここで「雷電丼定食」が人気となっていると聞き、早速食べてみました。



道の駅「雷電くるみの里」の全景です。いつも駐車場には車があふれています。



これがうわさの「雷電丼定食」です。ホエ豚とクルミ味噌を使った豚丼と味噌汁、煮物の小鉢、漬物で700円とお得。ボリュームも満点です。ホエ豚とは乳清(チーズを絞ったもの)を食べさせて育てた豚のことです。肉がとても柔らかくジューシー。それを地元特産のクルミを使った味噌とからめてあります。クルミと味噌の相性がとても良く、それにやわらかいホエ豚の肉がマッチして食欲をそそります。

この「雷電丼定食」は長野県が行っている「信州ぐるっと"食と収穫の祭典"キャンペーン」で最高位の金賞を受賞しました。たまたまこの日が授賞式だったそうです。道の駅では以前にも「雷電わらじ焼き」で金賞を受賞しています。こうした地道な取り組みがお客様から好感を持って受け止められ、人気の道の駅になっているんですね。

私もすっかり満足して帰って来ました。多くの皆さんに訪れていただき、「雷電丼定食」を食していただければと思います。


3・11大震災復興・原発ゼロへ

2012-03-11 23:30:59 | 雑感
3月11日は東日本大震災・大津波・福島原発事故からちょうど1年です。この1年は長いようで短い1年でした。日本中で1万9千人もの方々が命を落とされたり行方不明になっています。そしてまだ30数万人もの皆さんが仮設住宅での生活を強いられています。心よりお見舞い申し上げます。

この3・11を忘れないために東御市においても集会が計画されました。題して「大震災復興・原発ゼロへ-3・11集会inとうみ」。以下に集会の様子をお知らせします。



道の駅の雷電像の前に100人もの市民の皆さんが集まりました。



主催者の方のあいさつに続いて最初にハモニカ愛好会の皆さんの演奏、童謡を歌う会の皆さんの合唱、そして参加された皆さんがひと言ずつご自分の思いを話してくださいました。特徴的だったのは飛び入りで若い大学生の方の発言があったことです。とても印象的ないい集会になりました。地震が起きた2時46分には、集会参加者だけでなくちょうど道の駅を訪れていた方々もご一緒に、亡くなられた皆さんのご冥福と被災地の一日も早い復興を願って黙祷をしました。



その中で道の駅の駅長さんから昨年4月に栄村に炊き出しに行ったとのお話がありました。そのお礼として送られてきた栄中学校の生徒の皆さんのお絵手紙を紹介されました。



「たくさんの支援をありがとう、みんな元気で暮らしています」と書いてありました。

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