カメラの先にあるもの

飛行機写真を中心に様々な風景を・・・。

終焉

2007-10-31 | ひとりごと

山田線・岩泉線を走るキハ52が、この11月でついに引退らしいです。
次々と新車に置き換わる路線がある中、放置されたかのような状態だった2つの路線。
車両を共有していた花輪線は、今年の3月で先に車両が変わりました。
明らかに後回しにされた感はありますが、それでもここに来て置換えです。

でも、物は考えようですね。
山田線の線路状況が良かったりして、バスと対抗出来るような状況だったらここまでキハ52や58を見ることは出来なかったと思います。
岩泉線にしても山田線と一緒に車両が変わっていたでしょう。
この不便な環境だったからこそ、今の時代まで見ることが出来たのですから。

今年の冬に花輪線に乗って、地元の方たちが話す声が聞こえました。
『新型待ち遠しいね』
普段利用されている方からすればもっともなことです。
地方で鉄道を利用する方の大部分は、車を運転することが出来ない人。必然的にお年寄りが多くなります。
お年寄りに半自動の重いキハ52のドアを開けろというのは酷な話ですし、ステップも昇り降りが辛いでしょうね。
鉄道を趣味とする人間からするとこの引退は寂しいですが、普段利用されている方からすれば喜ばしいことだと思います。

廃止されてもおかしくない山田線の盛岡・宮古間の車両を置き換えるのですから、JRもまだ廃止する気は無いのでしょう?
車両の引退はまだしも、廃線は本当に寂しいです。
山田線に岩泉線、手付かずの自然の中を走る路線としてまだまだ残って欲しいです。


第六章 始動

2007-10-30 | ひとりごと

12時34分、田端操から2つの大きな物体が動き出した。
EF64 63号機と64号機。隅田川貨物駅までの2機での短い旅。

田端操から三河島にかけては舞台で言う花道だろうか。裏から現れ表舞台に登場する。
人気釜ならカメラが立ち並ぶこの花道。
一日一回のロクヨン様のお通りなのに他のシャッター音は聞こえない。

撮っている本人はそんな状況に対し寂しさを感じつつも、寡黙な山男ロクヨンはそんなことを微塵も感じさせない。
まるで準備運動でもするかのようにゆっくりと進んでいく。

たった7分だけの2機だけの旅。その旅が終われば本番開始だ。

第五章 佇み

2007-10-28 | ひとりごと

昼下がりの田端操。
2機のロクヨンが静かに佇んでいる。

秋の日差を浴びて待つは、これから始まる故郷への旅。
彼らは故郷遠く離れたここ田端で何を思う。
故郷篠ノ井のことか、はたまた道中のことか。

まもなく始まる2459レとしての旅。

駄作を修正

2007-10-28 | ひとりごと

先日、画像編集ソフトの『フォトショップ』を購入しました。
今まではカメラに内蔵された機能で簡単に修正をかけていたのですが、これからは大幅に?修正が効くことになります。
とはいえ、出来れば撮ったものをそのまま載せるのが一番だと思いますので多少トリミングや傾きを修正するくらいだと思います。
腕を上げるのが一番重要なのはわかっているのですが・・・。

なので、これからはイロイロな大きさの画像サイズとなります。
大きいものが良いと思ったときは大きい画像、小さいものが良いと思ったときは小さい画像。気分次第です。
特に編集済みとか表示はしませんので、変なサイズだったら「編集しやがったな!」と思ってください。その通りですから。

相変わらずの駄作オンパレードですが、これからも宜しくお願いします。

※画像が1059の意味は特にありません。ただ、何となくです。

第四章 S字を抜けて

2007-10-25 | ひとりごと

多摩の丘にも夕陽が射し出した。

銀色の電車の機械的な音が支配しつつあるこの場所に、山男の勇ましい声が聞こえてきた。
かつてはこの地でも聞きなれた音だが、今となってはその声も逆に異質な存在となってしまった。
それでも、今日も各地に彼の姿と声を求めて男たちが集める。

さあ、やってきた。今日の先頭は63号機だ。オデコを汚している。頑張って働いている証拠だ。

多摩の夕陽を眩しそうに受けながら、二人のロクヨンは手を組み走り抜けていった。

下町を往く国鉄色

2007-10-24 | ひとりごと

下町を走る貨物線として有名な常磐貨物線で撮りましたEF65 1038牽引の2073レです。

田端と隅田川という貨物列車にとっての要所を結ぶ路線だけあって、単機も含めイロイロな釜が見る事が出来ます。
そんな釜を間近に見れて、釜好きには堪らない場所です。

下町風情が残るこの界隈ですが、近代化の波は押し寄せてきているみたいです。
近々、新交通システムも開業するみたいですね。仕上げの工事が急ピッチで進んでました。
でも、近代的なものが建設される中、都会にもかかわらず遮断機の無い踏切があったりと・・・いやースゴイところです。
そんな感じでイロイロとあるところなので、視点を変えて撮れば何通りも撮り方がありそうです。

この景色、残して欲しいですね。

月日が経つと・・・

2007-10-22 | ひとりごと

今日は田圃の中を走るロクゴを撮ろうと思ってました。
鹿島貨物ですね。物井・佐倉辺りにでも行こうと思ってました。

が、起きるのがチョット遅くなりました。
それでも出発しましたが電車の中で少し面倒になり、急遽予定変更。総武線の貨物列車を駅撮りすることにしました。
選んだ場所は、大分前に何度か足を運んだことある市川です。

何年振りでしょう?本当に久し振りです。
基本的には何も変わってはいないのですが、何処か変です。
ビルの影が線路上に落ちているのです。微かな記憶だと影は落ちなかったような・・・。

緩行線の線路沿いにビルを建設中だったのです。昔はビルが無かったので影も落ちずにイイ感じで撮ることが出来たのですが・・・。
気に入らないからと他の場所に移動する時間はもうありません。
ここまで来てしまったので、諦めて撮ることにしました。

まずは、73レです。原色1054号機でした。なのに単機でした・・・。



次は続行でやってくる1091レ。唯一のF型、515号機です。
影さえ落ちなければ・・・。

影がかからないように手前でも撮ってみたのですが、ものの見事に串パンとなっていました。

釜は良かったのですが、撮影条件に恵まれませんでした。
ここで撮るのももうダメですかね?

この後、下町経由で新鶴見に行き、撮影終了としました。

海と湘南電車

2007-10-21 | ひとりごと

ここ3週間ほどハードな勤務が続いてました。
そんなキツイのも終わり、暫くは比較的ノンビリできそうです。

明日も良い天気みたいです。どこか撮影に行きたい気分です。
2459レが走っていれば間違いなくロクヨンを撮りに行くのですが、明日は運休日。
さあ、どうしましょう?

自然の中を走る釜をノンビリ撮りたいです。

さて、写真の方は夏に撮った現代の湘南電車?E231系と根府川の海です。
空が曇り気味だったので海と空の区別があまり出来ないですね。

第三章 アタック

2007-10-19 | ひとりごと

八王子で束の間の休息を取った2459レ。
高尾までに足慣らしを終わらせ49号機と50号機のコンビは小仏峠に対峙する。

さあ、小仏の峠へのアタックが開始だ。
息を合わせるかのようにブロワー音を周囲に響かせて。
その音はシンフォニーなどというキレイなものではない。が、男同士の迫力のある掛声は、聞く者の心にストレートなまでに響く。

山男ロクヨンの舞台、ここに始まる。



勢力拡大中

2007-10-17 | ひとりごと

先日新鶴見界隈に行ったときに気付いたのですが、機関区で休んでいる機関車の顔触れにも確実に変化があるのを気が付きました。

新鶴見の所属は、EF65PFとEF210桃太郎です。
この2つが目立つのはわかる訳なんです。何と言っても所属機ですからね。
それ以外にも日中は、塩尻にロクヨン。高崎のロクヨンセンにロクゴ。吹田のマンモス機のEF200とロクロク。仙台からも金太郎がきて、さらには田端のEF81とイロイロな釜が各地からやってきます。なので見ていても非常に楽しいです。
が、そんな中で一際目立つようになってきた釜がいます。

EH200、ブルーサンダーです。
デカイし一風変わっっているので目立ちます。
先日はですね、新鶴見に4機いました。

確かブルーサンダーは全部で15、6機ですよ。4分の1近くが新鶴見にいたことになります。
それだけ増えたのですね。改めて実感しました。

地元の高島線・根岸線でブルーサンダーを見るのも当たり前に光景となりました。
気が付いたら新型ばかりになっているのでしょうね。