『キサラギ』

映画館で声を出して笑ったのは久しぶり
最高にワクワクして最高にドキドキした、
この夏最高の映画と言っておきましょう


アイドル・如月ミキが自殺して1年、彼女のファンサイトの常連である
家元（小栗旬）、オダ・ユージ（ユースケ・サンタマリア）、
スネーク（小出恵介）、安男（塚地武雅）、イチゴ娘（香川照之）は
彼女の1周忌追悼会で初めて顔を合わせる。
彼女の思い出話に花を咲かせる追悼会のはずが、彼女の死の真相を巡り、
5人それぞれの思惑が入り乱れる壮絶な推理バトルが始まる…


とにかく前半は細かな伏線が張り巡らされていて、少しも気を抜けない展開
謎が謎を呼び、5人のハイテンションな芝居にぐいぐい引っ張られて
時間が経つのを忘れるほどです
そして後半、たくさんの謎がひとつずつ明かされていく爽快感がお見事
思わず“なるほどね～”ってうなっちゃいますから

そんな脚本の面白さもさることながら、やっぱりなんと言っても
5人の役者陣の懐の深さを感じさせる演技が最高でした
皆さん本当に芸達者な人ばっかりでしたね～
特にこの人！って言うんじゃなくて、5人全員が重要で、
あの5人だったからこの映画は成功したんだなって気がします

や～、ホントに面白い映画を見ました
満足、満足