ペット欲しいー!
と願ったのは小学生のころ。
漠然と可愛い犬が🐶ペットショップに
いて懇願した。
親には断られた。
高校生になった。
再度ペット欲しいー!
新しい家族ができた。
想像していた事とは違った。
うんちは臭いし、初めてしたオシッコは
学習机の下。
く、くさい。
部屋が臭くなった。
生物としての存在を認識した。
嫌だと思った。
しつけを始めた。
お尻をぺちっと叩いた。
もちろんソフトにね。
ダメでしょって、叱った。
わかってくれなかった。
自分の部屋にある犬部屋をリビングに移動した。
何も悪い事してないのにね。
でもね、
一年、二年、三年と経つうちに一つ気付いた。
ラブ(犬の名前。)はいつだって
どんな時だって尻尾を振って迎えてくれた。
いつも顔を舐めてくれた。
そして、
四歳で病気で死んじゃった。
早かった。
子供は11匹産んだ。
里親探しもして、
うちにはさらに2匹家族が増えたばかりだった。
ラブは私に無償の愛をくれていた。
利益なんか関係なし。悪戯して怒られる事も一瞬で忘れるくらい私が帰ってきただけで喜んでくれた。
人間はそんな事できるのかな?
自分の子供には思うだろうな。
もう一度、ラブに会って、
大好きだって伝えたいな。
今頃天国で大好きなジャーキーでも、
ムシャムシャ食べてるだろうな。
リリもルルも三年前に死んじゃったから
ラブと会って3匹でジャーキームシャムシャしててくれるといいな。
無償の愛をくれて、ありがとう。