XPがサポートされている時は、このシリーズのパソコンの電源ユニットの電解コンデンサーの交換修理のご依頼が多かったのですが、最近はめっきり減りました。
そのため、ご依頼のメールや電話では・・・まだこの電源ユニットの修理はおこなっていますか?というご質問も多くあります。
基本的には、電解コンデンサーの交換修理作業は、承っております。
ただし、電解コンデンサー以外の箇所の部品の故障の場合は、修理対応不可とさせていただくことがあります。
今回のご依頼は、TX90M/Dが全く電源が入らなくなり、こちらのブログで電源ユニット内を確認したらコンデンサーの膨らみを確認したそうです。メーカーに問い合わせたそうですが、すでに部品供給はしていないので修理受付を断られたそうで、何とか修理して欲しいということでどらともにご依頼がありました。
送られてきた電源ユニットの内部を確認してみると・・・

起動用回路の電解コンデンサー3個が液漏れしています。他に2個液漏れしています。
どらとものTX90に接続してみましたが、やはり全く電源が入りませんでした。
いつものように11個の電解コンデンサーを日本メーカー製のものに交換しました。

どらとものTX90に電源ユニットを接続して、問題なく起動することを確認、その後負荷テストを行い問題ありませんでしたので、ご返却です。
TX90自体は、OSのXPはサポートが終了してしまっていますが、テレビやモニターとして使っているかたが結構いらっしゃるようですね。

p.s.お客様から電源ユニットを取り付けて無事に電源が入りモニターも映りました・・・とご連絡いただきました。