パソコンはデスクトップのESPRIMO D5255です。元々OSはVistaなのですがXPにダウングレードして使っていたそうです。
電源を入れると・・・

ブルースクリーンが表示されます。
「UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME」のメッセージとSTOPコードは0x000000EDです。このSTOPコードは、最近はあまり見かけなくなりました。XPパソコンで多いみたいです。
たいていの場合は、ハードディスクの障害が原因のことが多いです。
お預かりしました。
まずディスクの状態のチェックです。

やはり、回復不能セクタや処理保留中のセクタが多数あり「注意」状態です。使用時間も19500時間ですので、ハードディスクの寿命なのかもしれません。
SATAの80GBの手持ちのハードディスクがあったので、「これDo台ProHi-Speed」を使ってクローンディスクを作成しました。
次にクローンディスクを検証用パソコンにつないでchkdskコマンドで修復を実行しました。
いろいろなファイルの削除や復元などが行われ、終了したクローンディスクをパソコンに取り付けました。
すると・・・問題なくWndowsXPが起動してきました。主なアプリの簡単な操作も行ってみましたが問題なさそうです。
お客様にご連絡して、新品のハードディスクを用意して、それにクローンを作り交換することになりました。
しかし、80GBのSATAのハードディスクってなかなかありません。今回は160GBのSATAの新品のディスクにクローンを作成して、さらにパーティション編集ソフトで、Cドライブの容量を増やしました。
これで、問題なくWindowsが起動し、ハードディスクも新品にしましたのでもう少し長く使えることができます。XPなのでネットにはつなげないので、家計簿入力や、ワープロ・宛て名印刷などの用途で使用してるそうです。
あと、内部を開けた際に・・・CPUクーラーのファンに埃が溜まっていましたので清掃し、C-MOS電池(CR2032)も電圧が低かったので、新品に交換しました。


内部のファンや吸排気孔の埃などを取ると、放熱効果も元に戻り、パソコンを長持ちさせるのにも効果があります。
これから暑い日が続きますが・・・パソコンも暑さ(熱)は苦手です。
