T90Gは、画面が映らなくなった現象で、電源ユニットが故障の場合は・・・電源ユニットのファンが回らなくなります。これは液晶回路用の12Vを使って、ファンも回転させているためです。
今回まず電源を入れてみると・・・Windowsの起動音などは正常に聞こえます。さらに電源ユニットのファンも回転しているので、電源ユニットの故障の可能性は低くなります。
念のためテスターで測ってみても・・・液晶パネル用の12Vは正常に出力されていました。
そうなると・・・液晶パネル側が怪しくなります。全く映らない場合は、インバーター基盤が疑わしいです。
とりあえず・・・中古のT90Gを入手して、液晶パネルユニットごと交換しました。
無事に映像が表示されるようになったのですが、一つ問題が・・・
入手した液晶パネルの中央縦に上から下まで、黒い線が表示されます。1ラインだと思うのですが・・・結構気になってしまいます。
う~ん、それでは、もともとの液晶パネルに、入手したT90Gのインバーター基盤を取り付けました。インバーター基盤の故障であれば、これで動作するはずです。
結果は・・・問題なく画像が表示されました。電源の入り切り・負荷テストも行いましたが画像が映らなくなることはありませんでした。
以前このブログでも書きましたが・・・
FMV T90Gの画面映らずの原因として、電源ユニットの故障と液晶パネルユニットの故障が考えられます。見分け方として、通電して電源ユニットのファンが回っていなければ・・・電源ユニットの故障、ファンが回っていれば・・・液晶パネルユニットの故障の可能性が高いです。
どらともでは、電源ユニットの故障の場合は、電解コンデンサーを交換することで対応可能ですが、液晶パネルユニットの故障の場合は、基本的には修理対応が困難です。今回のように中古のT90Gを入手して、部品を交換するという対応もできなくはありませんが、いつ部品が入手できるかの確約は全くできません。
・・・基本的には電解コンデンサーの故障の交換修理のみ対応しています。
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