事前に初期設定を行ったのですが、CPU i5-9400 メモリー8GB SSD500GBのスペックだと、やはり速く感じます。ストレスなく操作できます。
CPUが速くなり、さらにディスクをSSD(半導体ディスク)の場合は、メモリーを8GB以上搭載しないと、今度はメモリーが足を引っ張ってしまうことがあります。
このへんは、バランスが大事ということでしょうか。
さて、話は変わりますが・・・FX(Foreign Exchange)を始めたが、パソコンが遅いので調べてほしい・・・とご依頼がありお伺いしました。
最近はネットでもいろいろ金融取引ができるようになっていますね。
デスクトップパソコンだったのですが・・・ちょっと嫌な予感が・・・結構古そうな機種でした。
詳細をお聞きすると・・・中古のパソコンを買ってきたとのことです。
型番で調べてみると・・・なんと元はVistaパソコンで、CPUはCore2Duo メモリーは2GB HDDは80GBというスペックでした。
OSはWindows10へアップグレードしてあります。
Vistaだと、もう10年以上前のパソコンです。
前述のスペックで、最新のOSであるWindows10をそこそこの速さで動かすのは・・・はっきりって難しいです。
お客様は、安かったから購入したとおっしゃっていましたが・・・安いのにはそれなりの理由があり、それを認識したうえで購入するのであればかまわないのですが・・・
一応、ディスクやメモリーのチェックを行いましたが正常でした。
FXなどでは、複数のチャート表示を行うことが多いのですが・・・なかなか立ち上がらないし、画面の表示の反応も遅いです。
もちろん、メモリーを4GBにして、HDDからSSD(半導体ディスク)に換装すれば、今よりは速くなりますが、今度はCPUが足を引っ張り、それほど効果はないと思われます。
10年一昔・・・といいますが、パソコンの世界では、10年は一昔でなく、二昔も三昔です。
なので、お使いのパソコンをお金をかけてスペックアップしても、それに見合った効果は得られないと思われます。
お客様に説明し、納得いただき・・・FXを始めたばかりで慣れてきたら、パソコンをどうするか考えるということになりました。
中古パソコンのメリットは、価格が安いことが挙げられますが・・・使用する用途に見合ったスペック(性能)・機能を満たしたものを買わないと、こんなはずじゃなかった・・・ということになってしまいます。
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事