パソコンはWindows7のデスクトップでした。用意されていたセキュリティソフトは「ZEROスーパーセキュリティ」でした。
詳細をお聞きすると、メディアからインストール途中に、突然画面が閉じてしまい、それきり表示されなくなってしまった。再度メディアからインストールしようとすると・・・「解凍場所が見当たりません」と表示されてしまいそれ以上進まなくなってしまった。
パソコンを起動してみると・・・なんかいろいろな詐欺ソフトが立ち上がってきます。暫くして状態を確認してみると・・・NTT西日本の「セキュリティ対策ツール」とMcAffeの「Security Scan Plus」が入っていました。他にもAvastの残骸もありました。
「セキュリティ対策ツール」の状態を確認しようと起動してみると・・・画面表示されません。プログラムの一覧からインストール日をを確認してみると、4年以上前のインストールです。パソコンを使用してから一度もソフト本体のバージョンアップは行ったことがないそうです。おそらくこのセキュリティ対策ツールがバージョンが古すぎてすでにサポート終了してしまっており、Windowsの動作に悪影響を及ぼしていると思われました。
通常の「アプリのアンインストール」からは削除できませんでした。セキュリティ対策ツールの「サポートツール」の「アンインストール」メニューから削除しました。通常より時間がかかったのですが、なんとか削除できました。
次にMcAfeeや詐欺ソフトの類を削除しようとしましたが、削除できません。何か特定のフォルダーにアクセスできない云々と英語で表示されてしまいます。
いろいろ試してみましたが・・・ダメでした。この状態で「ZEROスーパーセキュリティ」をインストールしてみると、インストール動作まで行くのですが、やはり途中で画面が閉じて進まなくなってしまいます。
次のお客様の予約もあり、時間が限られていましたので・・・別の管理者権限のアカウントを作成して、そちらでログインして試してみることにしました。
テスト用のアカウントを作成し、ログインしてまず、アンインストールです。今度は問題なく詐欺ソフトやMcAfee Security Scan Plusを削除することができました。アカウント設定がおかしくなってしまったのでしょうか?
この状態で、「ZEROスーパーセキュリティ」をインストール。今度は問題なく最後まで進めアカウント登録まで完了しました。
改めて元のアカウントでログインしました。「ZEROスーパーセキュリティ」も起動してきて、いきなり2件の脅威を検出しました。
プログラムの一覧を確認しても、今まで聞いたことのない怪しいソフト名もありましたが、確認してからでないと削除はできません。ちょっと今回は時間がなかったので、とりあえずセキュリティソフトをインストールし起動させるところまでとさせていただきました。
時間があればアカウントを再作成するのもよいかもしれません。
とりあえずこの状態で様子見とさせていただきました。
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事