【早いもので…】
早いもので…
今のプロジェクトに参画して2年半が経ってしまいました。
新規のプロジェクトに投入されて、システムをリリースしたら、また次の新規の案件という感じで、1年以下の期間のプロジェクトを転々として来た私にとって、なんだか不思議な感じがしております。
20代の頃は、いろんな経験をしたくて、1年ぐらい経ったら次の案件に行きたいと思っておりました。
でも、最近は安定志向で…
自分の自由がきくプロジェクトにいたいと思ってます。
まあ、年をとるに従って考え方も変わってきました。
だからといって、新規案件が嫌だというわけではないのですが…。
とりあえず、今は楽で居たい…
しかし、世の中不況なので、プロジェクトの縮小が頻繁に発生し、一つのプロジェクトが継続していくのは厳しい状況ですね。
メンバーが続々と去っていきます。
今月も一人メンバーが減るのですが…
そのメンバーの送別会の副題が「プロジェクトを卒業するA君の壮行会」となっておりました。
A君は参画した当初は新人同然だったのですが、今は別人のように成長したので。
卒業って良い表現だなぁと…、感心してしまいました。
いろんなプロジェクトを渡り歩いて様々な人たちに育てもらって今の自分が居るので、1つのプロジェクトでじっくり育てるのも良いのですが、一定期間が過ぎたら他のプロジェクトへ移っていくのが良いと私は思います。
一定期間とは1、2年ぐらいですかね…私の場合。
プロジェクトを転々とするとそれぞれ顧客やチームのメンバーが変わるので…
プロジェクト毎に色があり、一から始めるのが新鮮で、大変でいしたが、自分の経験の幅が広がり、結構良い勉強になりました。
でも、1プロジェクトに腰を据えてある程度仕事をすれば、それはそれでそのプロジェクトのスキルと業務に精通してきて、それはそれで良い経験となると思います。
それぞれに良い面と悪い面がありますね。
私は、自分が転々として来たので、自分の配下のメンバーも無理に抱えようとしないのですが、それが最後まで面倒を見ない無責任のように上司に思われることが稀にあります。
責任をもって育てない訳ではなくて、いろんな人を知って欲しいだけなんですけどね…。
A君の話に戻りますが…
A君とは1年半の付き合いでしたが、今回のプロジェクトで何かを得られたかなぁと…ちょっと不安になります。
正直なところ…
もうちょっと一緒に居て面倒みたかったんですが…
それも叶わないので…
せめて
「このプロジェクトに参画して良かった」
と言ってくれるといいんですけどね。
その言葉が一番嬉しいので。
A君の今後のプロジェクトでの健闘を祈ります。