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雑木囃子

神回ってこういうやつかなプロこそみたほうがいいよ

今日は引き揚げた品々を片付ける。
薪をなんとかしなければ。
あっても困らない価値あるものは、お金と薪だからな。

有事を想定するのは、何らかの施設では当然のことで、都会のビルでも備蓄のガイドラインや決まりがある。
キャンプ場はみんなの庭だからなおさら、親身な準備が必要です。そして、備蓄していると人にはいうけれども、実際は、何もかも普段通りに使えるようにしているだけだよーん。

例えば、備蓄といえばまずは水だが、ヒゲッチキャンプ場の水は沢からのものだから沢水の管理はそのまま日常と有事のためになる。
食料は備蓄しているが、それなりの規模のキャンプをいつでもキャンプができるようにしているだけ。鶏も有事には役に立つけど、いつも通りに飼養しているだけ。畑はいつも何かしら作物がある。
発電機もある。電気がなくてもランプランタンはどっさりあるし燃料は薪があるから発電機は無くてもイケる。また溶接機に発電機能を備えているし他にも使うからガソリンは必要になる。
ガソリンは保管できる数量が決まっているからとても保管量は不安だが、畑の納屋とか車とかに分散するともう少し備蓄できる。畑のガソリンも普段から必要だから用意しているだけ。
ほかには、バッテリー駆動のものがあるので、バッテリーから照明を得ることができる。しかもバッテリーはいろんな形でたくさんある。工具やエンジン始動にいつもから使っている。
ポータブル電源は備えていない。先の通りいつも通りで大丈夫な電気があるし、ポータブル電源はバッテリーだから結局何らかで充電しなきゃならない。
ガスはプロパンだから、都市ガスのように止まることも分断されることもないし、誤ってガスを開けっ放しにしたりなどがあり得るから、いつも半年分くらいは用意している。
暖を取るには薪ストーブがある。大きさはこれ以上は無いくらいでかいものだからみんな暖が取れる。
そして、薪がある。たくさん薪がある。使ったら使った分以上補充するから増えてゆく。

有事の際に、どこででも火を使えるわけがない。揮発性のもので引火点が低い何かが災害により漏れ漂っていたら爆破させることになる。
都市部の公園には、かまどベンチが備えられているが、あれは形だけのもので、ほんとどうしようもない時にようやく使うかもくらいに考えておいたほうがいい。かまどベンチがあるから安心!なわけない。また、かまどベンチがあっても薪の備蓄をしていないのがほとんどだろうな。

公園の樹木を伐って薪にする!なんてのは、まず無理だな。どうにか伐って薪にしても生木を燃やすための薪がたくさん必要になる。
家屋の廃材はいいけども、有害物質のでない廃材は都市部には少ないはずだ。ていうか、どんなに倒壊していても廃材ではなく人様の財産だからね。

備蓄じゃなくていつも通りにどっさり食べ物や資材や燃料があるだけで、私の仕事はそれらをいつでも使えるようにすることだから、備えているというとかっこいいからそう言うけどまあ、毎日の通り。

焚火台もいつくも作るけど、それらは雨天時の炊事に使えるから、備蓄にもなりますが実際使ってる。

子どもたちがキャンプに行くなら、その間に被災したらどうするか、本当に考えたほうが良いと強く思っている。
災害があったけどキャンプ中で良かったね!
と言える環境を保つのがキャンプ運営者の当然の仕事になる。と言ってもたぶん無視される。
なぜなら、そんな確率の低いかもなことにコストをかけるのは嫌だからだ。儲からないから。
で、災害のせいにできることを人々は良く知っている。災害になったら仕方ない、と言えるから、真剣に取り合わないのがほとんどだろう。

そこをまともに考えているのは愚直にすぎるかもしれないが、まあ聞きなさい。あいや、聞いていただけるとうれしーデス!

お子さんがキャンプ中に、お家が被災したらどうしますか。
迎えに行けますか。
迎えに行けるならどうやって行きますか。その準備はできていますか。
それだけ取っても、かなり厳しいです。ですから、キャンプに任せたほうが良いです。
キャンプまたキャンプ場は任される場所ですから、当然その準備をします。当然と思うのか、レアケースで仕方がないと思うのか、後者の場合は、キャンプ中の安全管理ができていないと私は評価します。
なぜなら、有事の捉え方が甘いからです。そんな甘々なことでは、普通のキャンプ運営も甘々です。

さて、キャンプ中に被災したとしましょう。キャンプ地が被災、お家が被災、そのどちらでも被災として。
被災したら一般には、最低3日から5日の備蓄で自助、となります。備蓄量は施設のマックス人数で算出するのが当然です。
キャンプ運営者は、参加した子どももスタッフも守らなければなりませんから、参加人数が30人ならキャンプの規模は、適正であればスタッフ併せて38から45人になります。対象の自己管理能力によりスタッフ人数には幅があります。

備蓄はないから避難する?
45人が動くには、9人乗りワゴン車5台分です。
大型バス1台分。マイクロでまあ2台分。避難できる?どう?大型バスを留置きしていてしかも道が走れたら避難できるかもな。
避難できないなら自助フェーズの被災生活が始まります。
その間、たった3日間の水を自助するとなると、およそ240リットルは必要です。施設はそれを確保しなければならない。もしくは運営者が確保しなければならない。と思うのは、私にとっては当然です。なお、セーブしすぎない程度までセーブすればもう少し節約できるはずで、そうは言っても180リットルはあったほうがいいよね。2リットルペットボトルで90本。
食べ物はまあ、ひもじくてもなんとか備蓄を使いましょうか。備蓄があるなら。災害時に満足する食事を3回摂る?摂らない。そんなに食べる必要はない。だから、45人✕3日✕3回の計算は必要無いが、自助フェーズが3日で済むとは限らない。実際には節約しようとするはずだからも少し長持ちするとしても、だったらどのくらいあると安心かな。その準備ができているかな。
3日間の間に情報集めて、共助フェーズに入ろうにも、ほとんどのキャンプ地は市街地から離れた言わば陸の孤島のような立地ですから、共に助けあいにくいと想定するのが適切ですから、自助期間を長くなる想定です。
国や役所はなにしてる!
ってすぐ言う人いるみたいだけど、逆にあんたは何してた!って俺は言いたい。

そこに住む、その日の行動、それは自分の選択だものね。少なくともこの国では、銃を突きつけられて追い立てられることはないから、強制的にそこに住んで強制的に今日の行動を決められることはないから、やはり自分の選択だよね。
自分の選択は自分で背負う。それを責任という。
私の選択は、子どもたちを集めて愉快キャンプでファンキーライフ!だから、私の選択に責任を持つには、準備は必須で当然で当たり前で不可欠でコンコンチキなひょうきん族的なことだから、やってるだけ。

子どもたちの行動はどうか。自分の選択ではないことが多いし、自分の選択による責任を問うつもりは誰にもないよ。
大人が護るのは自然なことだし、大人は子どもを護りたい。そうでない大人は嫌だけど、そうできない大人は理解できるから、ま、そうできないことは理解してるから黙ってろな。

災害有事が今くるか今くるかと怯えろと言うつもりはないし、恐れは希望といつもセットだから、恐れ希望のバランスは希望寄りにしていたい。
だからご家庭は子どもをキャンプでいろんな経験をしてほしい。希望いっぱいに送り出してほしい。でも恐れないわけにいかない。
だとしたら、こういうのもなんだけど、キャンプに出す運営者に「キャンプ中に災害があったらどんな準備をしてらっしゃいますか?」って、申込みの時に聞いてください。
聞きにくくても聞いて良いことです。運営者はそれなりに準備しているとして、その準備はそれぞれ違いますから、納得や安心できるところに子どもを出してあげるのが良いです。
それはそのまま、運営者の姿勢ですから、そういう事も分かります。

だめ返答のモデル占い!
ほんと、俺って良くまあこんなこと書こうと思いつくよね。
★最悪大凶
「いやー、大丈夫でしょ!」
「想定外のことが起こったらベストを尽くします!」
おー。そんなこと言う運営者のキャンプには行かないほうがいいです。
災害すら想定していないなら、キャンプ中の安全健康もたいして考えてないはずです。もしくは、安全健康の管理は見てくれだけ。だまされないでね。
★特に考えてない中凶
「ケースバイケースで何とも言えない…」
「その時にご家庭と相談しながら…」
想定してるけど、想定レベルは低い。具体的に子どもを護る情報がないなら、そういうキャンプはやめといたほうが良いでしょう。
★考えてるけど他力本願小凶
「行き先は避難所にもなってます」
「地元行政と連携して対応します」
悪くない。ある程度安心な場所を選んでいる。が、運営者の自助はなされない。
★けっこう考えてる吉
「3日分の備蓄とインフラは確保してます」
「本部と現場で情報集めて対応し、現場ではわずかですが備蓄があります」
正直でできる範囲を示せていますから、せめてこういうところにお子さんを預けましょう。
★ここまでやれたら中吉
「全てのインフラはオフグリッドで確保しつつ、燃料食料共に1週間はお子さんを確保します」
「安心に移動できる段階までこちらでお子さんを預かる準備はできていますから連絡を取り合いましょう」
そこまで言えるなら、とても安心です。
嘘かもしれないけど。このブログは同業他社も見てるから、なるほど!つって窓口で同じように言うことにするかもしれないけどまあ、仲間の団体なら大丈夫でしょうから、心配だったらご連絡ください。私の知らない団体でも、SNSとサイトチェックでかなりわかるので。
★ここなら大吉!
「何いってんすか?ヒゲッチキャンプ場にいくんすよ?」
あー!だめー!そんな言い方じゃだめ!
むしろ大凶みたいに見えるじゃない!
事実だけどもっと言い方あるでしょうよ。
ってな感じで予想通りでしょ?

無駄か大切かわからないことばっかり書いたけど、何があっても子どもを守る!みたいな意気込みだけでは守れないから、想定と準備があるやなしやを確認するのは良いことです。
ちゃんとした団体また運営者はそこんとこは押さえてますし、むしろそういう事聞いて欲しいけどこちらから言うと不安をあおるかもしれないから、ぜひご家庭から聞いてほしい!と思っているはずです。

で、最も大切なのは、規模です。
規模は、災害時には避難にも移動にも備蓄量にも関係します。
平時でも、管理し切れてスタッフ含め全員の顔と名前がわかる規模。
規模のことをいくら言っても書いてもあまり浸透しないのは私の力不足と、嫌な奴とは付き合わないせいですが、規模は一番大切なものです。しかし、規模を適正にすると儲からないから、話になることはほとんどないです。
人が手と目と思いを注げる人数には限りがありますから。組織的にやっているとしても、大きな組織にはズレや行き違いは防げない。会社でも同じですね。ズレるから、リスクマネジメントやコンプライアンスでシメなきゃならない度も上がり、そこにもいろんな負荷がかかっちゃいます。
キャンプ団体は数字での成果は求めないボランタリーな性格が強いですから、そうなるといっそうに組織的にはあやふやになりがちです。
思いより準備と計画が大切なのに、ほとばしる思いだけで突っ走ったりしてね。そういう若さや勢いは推進力になりますが、漏れこぼすものも多くなるからね。
適正な規模は、自分たち(業者に頼らず)で自由に移動できる手段を確保できる、規模です。その規模なら、災害時にせめて避難できる可能性があります。


いやー
思いついて書き始めたら言いたいこと山盛りだけど、仕事あるからまたね。

仕事仕事!無料でも仕事!
今日も売上ゼロ円生活!
小薪の棚ね。この場所はぶっこみ撤収箇所の一つだから、誰かのいつかは俺の今!

いつかやる!ってなぜか自分を信じられる人を俺は信じない。
いつかやる!って人はたいてい締め切りを守らない。私も、いつかやる!って案件は絶対にいつまでもやらない。
あとでやる!いつかやる!はいつまでもやらない約束と同じである。
で、締め切りを守らない奴は、嘘をつき始めるからそれが一番いやだ。

こういうの見つけると困る。
誰かが作った杭だ。ていうかこれ、薪じゃねえのになぜここに。
鉈の当てかたから先端の形や長さを見ると、不慣れで経験の浅い人が頑張ったものとわかる。
右利きか左利きかどの刃物でハツッたかまでわかる。
そして、こういうのは、やけに時間かけだんだ。俺なら2分かからないものに10分とかそれ以上かかってやったんだと思う。

こういう誰かの苦労の跡を見ると、薪にしてしまうのは忍びない。
一応はどこかに使える杭だから、しかたなく保存することにした。
でもまあ、使い切るか放置しないでくれるか、どっちかにしてよ。

あだからさ、いつかやる!あとでやる!をやめて、まずはすぐに手がけるのです。
手がけてみると、どのくらい時間がかかりそうかわかるから、その時終わらなくても計画を立てられる。

いろんなことをもっともらしく言いつつも、結局はキャンプ中のうち、風呂に入っている時に被災したら厳しいし、キャンプ場から出て他の施設を利用中に…、キャンプ場にたどり着く前に…、電車移動しているさなかに…なと考えると充分とは言えない。

だからせめて風呂の間は、俺は外で待機している。
風呂に入ってるリーダーは真っ裸だからな。女子風呂は助けにくいから、なんとかがんばってな。

あと自分のことだけ言えば、サウナ中に被災したら、それは不運だ。
でも、サウナ常連さんは少なくとも熱に耐えて自らを鍛え生きる気満々の荒くれ者も多いから、この人たちと真っ裸で救助に当たると思う。

いや、実際ね、台風情報や大雪警報が来たら私はキャンプ場にこもる。ここには全てあるから、私がキャンプ場に居れば何とかして切り抜けて、老人ばかりの集落を助けられるからね。

あとさ、これ書きながら文字数が出るんだけど、空白までカウントするかわからないけど、こんな短文でも7500字くらいになってる。

全部読むのは大変だったろ。
だからみんな読まないんだぜ。
全部読んた人、俺のファンか超アンチ。
あなたはどっち?

あかさたなはまやらあかさたなはまりあかさたなはまやらあかさたなはまやらあかさたなはまやらあかさたなはまやらあかはたなはまやらあかさたなはまやらあかさたなはまやらあかさたなはまやらあかさたなは

これで7900字
なんかいつも俺こんなでごめんね。

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