先ほど届いたひでむすさんのメルマガです。
災害は広く 大きい もっと もっとたくさん
普通の生活がなくなってしまった・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
TVの箱から流れてくる情報は
とても薄まっているのですね・・・
松山の空の下から。。。信じています。
一日も早く明るい日がくることを・・・
ファイティン!!
今日も元気に happy smile
です。
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夢は素敵な勘違いから
2011年 3月30日 No20
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『被災地』
上空にへりがパタパタ飛び、救急車やパトカーのサイレンが聞こえ、道路に出ると自衛隊の車が行き来している。
ああ、ここは被災地なんだなぁ・・・ってしみじみ思います。
昨日、豊間、薄磯の海岸に行ってきました。
豊間中学校の校長先生と、つい1ヶ月ほど前、校長室で何度かお目にかかりました。
目の前が海で、いわきの観光名所となっている塩屋崎灯台も目の前で、とても風光明媚な立地の中学校でした。
被害をうけ、壊滅状態と聞き、なんだかとても気になっていたので、中学校まで行ってみようと思ったのですが・・・、現場では口がポカンと開いたまま、言葉もなく帰ってきました。
被災地を歩いていると、「なんだかもういいよ」っていう感覚が出てきました。
中学校までは行き着けませんでした。途中で帰ってきたんです。
呆然と家に帰り、テレビをつけ、被災地情報を眺めていると、今見てきたそのままの薄磯の状況が報道されていました。
あ、あのプーさんだ。崩壊していたビルだ・・・。
画面の映像には、なんだか人事のような、ブラウン管を通じて他所でおきている状況報告のような、よそよそしい感覚がありました。
目の前で見てきたことと、ブラウン管から出てくる映像と・・・。
同じ目から入ってくる情報なのに、なんでこんなに違うんだろうと思ったのですが、実際に経験体験するのと、見聞きするだけで体験していないのとではエネルギーが違っているのかもしれません。
『起きる現象は良いも悪いもない。それを決めるのは自分自身だ』
そうはいっても、どうしてこんなことになっちゃうのかと思いながら、昨夜眠りにつきました。
パート先の管理薬剤師の先生は、大熊町に住んでいました。
強制避難で着の身着のままでいわきにやってきました
放射能の影響で、しばらく・・・というか、もう家には帰れない、いわきで家を購入すると話していました。
家財道具もなにもかもそっくりあるのに帰れない。空気の汚染です。
一瞬で海にのみこまれ、なにもかも無くなった。水の恐ろしさです。
殺傷事件や盗難が相次いでいると聞きました。物を求めての人の欲の恐ろしさです。
昨日、小名浜港にガソリンが届いたようです。ガソリンを求めて長蛇の列への割り込みによる殺傷事件も無くなるものと思われます。
不便はありますが、市はどんどん平常の生活にもどってきつつあります。
今、目の前にある現実はおのおの違うものの、被災地というひとくくりです。
ほうれん草というひとくくりで、ほうれん草が売れません。牛乳も農作物も、福島というだけで、売れません。今流行の風評被害です。
風評被害ってうわさ話の事ですよね。
うわさをするなら、人が嬉しくなるような、たのしくなるようなうわさを流して生きたいものです。
今朝、登る朝日をみて、今の自分にはなにが出来るんだろう?と思ったとき、とりあえず朝ごはんと思いました。
同じ被災地。そこで今、何ができるんだろうか?
ひでむすのこれからの長期課題です。
今日も読んでくれてありがとう。
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