いわきのひでむすさんからメルマガが届きました。
さっそく添付します。
今日も元気にhappy smile
心からの笑顔がはやく戻りますように
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夢は素敵な勘違いから
2011年 3月28日 No19
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『仕事』
「いい天気っ。今日こそは家を片付けるぞ～！」
被災地での楽しい朝食（避難所で期限切れになった食パンが主食です。皆さんの善意のパンだと思うと超楽しいし、むっちゃ美味しいですよ）を終え、マッタリしていると「いる～？」
玄関にでてみると、区長さんが疲れきったお顔で立っています。
「相談あるんだけど～」
もらったおにぎりがいっぱいあるんだが、賞味期限が3日前で、よかったら犬にでも食べさせないか？というお話しですが、なんだかそれだけじゃないでしょていう雰囲気です。
「で、私は何をしたらいいんだい？」
「パークセンターにね、物資きてるんだなぁ・・・。どうしたらいいかなぁ・・・。」
「何がきてるの？」
「米、洗わなくてもいい米。水とお茶、お菓子、なんだかいろいろ来てる・・・。副区長に電話してもつながんないんだよねぇ・・・。」
おいおい、マッタリしている場合じゃないでしょ。
早速パークセンターに行き、物資をみてみると、お菓子やトイレットペーパー、箱ティッシュ、米、水、缶詰、雑多にいろいろ来ています。
お菓子はばらし、缶詰やレトルトは一まとめに籠にいれ、準備を整えて地区の広報車に飛び乗りました。
ひでむす鶯嬢、運転手は区長さんです。
「町内会の皆様、パークセンターで11時より12時まで物資を配給をいたします。洗わなくてもいいお米もありますが、分ける袋がありませんので、ビニール袋をもってお出かけ下さい。配給物資は・・・」
ぐるっと町内を一回りし帰ってみると、パークセンターには多くの方たちが、きちんと並んで待っていて下さいました。
「若い人、だれか手伝って下さい。あっ、年のことじゃないですよ、気持ちが若い人ね～」
爆笑をとってから、ボランティアの方と一緒にパークセンターへ。
この籠からは２つ、ここからは１つ、お米は・・・。
地区の皆様のお陰で、配給も無事終了。ありがとう、ありがとう。
ひでむすは、以前、地区の役員としてイベントを担当させていただいておりました。
昔とった杵柄です。イベントでしたらお任せっっていう感じです。
なにせ、そこらへんにいる人だれにだってお願いしちゃって助けてもらう天才ですから（笑）
ホッとした区長さん。なんだかお役にたててよかったです。
仕事というのは「仕える事」と書きます。
仕事という漢字を見るたび、思うことがありました。
仕える事をするたび、何かプレゼントがあるなぁ。給料という形のお金が一般的だが、給料がでないものは、笑顔だったり経験だったり、運をもらったり物をもらったり・・・。
ひでむすの大事な仕事の一つに「ごはん作り」があります。断水状態ではそれも一手間ですが、そのお礼は家族の笑顔。
「おいしいねぇ。幸せだねぇ」
あったかなご飯をとおして、心ホカホカ、お腹いっぱい。
被災地にそんな笑顔がいっぱいひろがるといいな。
今日も読んでくれてありがとう。
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ｂｙ ひでむす
