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堂頭内寮@Net

―「叢林@Net」堂頭和尚の雑記帳 ―
行雲流水の如くの日常を書き綴るぷらいべーとな内寮日誌♪

Today's cafe time.

2006-10-19 15:40:33 | 社会問題
女子高生いじめで自殺未遂 ブログに中傷(共同通信) - goo ニュース

今日のコーヒーブレイクタイムでは、昨今のいじめ問題について考えてみました...。

最近のテレビのニュースを目にしても、暗いニュースばかりで気が滅入る時が多々あります

少し前までは、世界規模でのテロの恐怖北朝鮮の核開発問題もしかり、国内外における経済格差の問題(これも9.11に象徴されるテロの温床・遠因になっている事でしょう...)、国内に目を向ければやはり最近テレビを賑わせている「いじめ」問題が筆頭でしょうか

冒頭に挙げた山梨での女子高生自殺未遂事件などは、彼女のブログへの誹謗中傷の書き込みによる「いじめ」が原因らしいです

ブログへの誹謗中傷の書き込みともなると、拙ログも他人事ではありませんな...

この「負の連鎖」とも言えるいじめ問題の表面化は、北海道滝川市と福岡県筑前町における小中学生の自殺問題が発端だと言われております。

がしかし、実はこれらは氷山の一角であり、いじめ問題の根の深さは今に始まったばかりじゃないという指摘があるのも事実です

滝川市のケースでは、市教委は一年以上も遺書を公表せず、いじめを女児の自殺の原因と認めなかったため、多くの批判を招いて教育長らが辞職をいたしました。

筑前町のケースでは、自殺した男子生徒の前担任がいじめの誘因となる言動を繰り返していたことがその後の調査で発覚しました。

文科省は事態を重くみて、この二つのケースについて現地調査を行ったそうです。

これらのいじめの背景にはどのような事情があるのか―。

なぜいじめはなくならないのか―。

折しも18日には安倍首相が重要課題に掲げる教育改革を議論する「教育再生会議」が始動しました。

行政はいじめ問題にどのように取り組んでいくのか注目されるところですが、まずは学校や教育委員会に蔓延る官僚的体質の抜本的改革が急務かと思われます。

もちろん当事者たる教員や教育委員の資質の問題に拠るところも大きいですが、問題が発生した時にそれらを組織的に隠蔽しようとする体質そのものにも原因があります。

「保身」という言葉に象徴される、組織ぐるみの隠蔽体質が問題の解決を先送りしてきた事実は否めません

自分たちの子どもをこの国で育て、この国で教育を積ませたいと思える様な「美しい国、日本」の再生を阿倍政権には期待したいと思っております

  
注)恣意的な阿倍政権や氏の著書の宣伝を意図した掲示ではありません 

教育の現場でも、まさに昨日触れた『正法眼蔵』別輯「重雲堂式」における和合の精神【堂中の衆は乳水のごとくに和合して、たがいに道業を一興すべし】が求められているという事なのでしょうか...

P.S.
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