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堂頭内寮@Net

―「叢林@Net」堂頭和尚の雑記帳 ―
行雲流水の如くの日常を書き綴るぷらいべーとな内寮日誌♪

僧侶とお笑い芸人

2008-01-01 01:14:05 | 堂頭内寮日誌

ご訪問頂いた皆さん、新年明けましておめでとうございます

昨年久し振りに更新をした勢いに乗じて、今年初めのご挨拶記事をアップさせて頂きます。

昨年は、社会的にも個人的にも色々あった激動の一年でした。

昨年を象徴する一字は「偽」でありましたが、今年はその真逆の生き方ができるよう頑張っていきたいと思っております。

皆さま、今年も宜しくお願い申し上げます。

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で、新年早々おちゃらけたタイトルの記事で恐縮です。

除夜の鐘も撞き終わり、今年初めの記事をアップさせようと思いパソコンの前に腰を掛けたら、ふと頭に思い浮かんできたのがこのタイトルでした

それが今年一年「吉」と出るのか凶」と出るのか.....新年早々のおめでたい席という事でお許し願います。

で、本題。

実は私、ひそかにお笑いファンなんです。

よって、ここ数年の年末のテレビ特番はお笑い系に特化してます。中にはビデオに録画してまで見る番組もちらほらと。

今回もお笑いと仏教のコラボを意図した訳ではありませんが、ある特番を通して触れる事ができた芸人さんの素顔に、個人的に想うところがあって記事にしてみました。

芸人さんって、観客の「笑い」を取るために必死なんですね。

極端な話、生命を懸けていると言っても過言ではありません。その努力たるや鬼気迫るものがあります。

ある特番を通して、それらの姿勢を目の当たりにした時、お互い身を置く世界は違えども、真剣に道を求めるその姿勢にある種の共感を覚えたものでした。

例えば、その姿勢を我々の布教教化に置き換えた場合、私が布教師として目の前の聞法者と接する場合、果たしてその芸人さんほど真剣に聞法者(観客)に対して意識を傾けているかといった自省の念。。。

芸人さんは観客の笑いのツボを得るために如何なる努力も惜しみませんが、今の私は聞法者の気持ちを掴むためにそれだけの努力をしているだろうかといった自省の念でもあります。

以前ブログにも記しましたが、私は「職人気質」といった言葉が大好きです。

どうせ縁あって僧侶の道を志すのであれば、いわゆる「職人気質」を有した僧侶になりたいと思っています。

格好付けて言ってしまえば、その道のプロになるための努力は惜しまないといった生き方でしょうか。

まだまだ肩の力が抜けない青二才ですが、そんな事をふと思い起こした年末のお笑い特番でした。

新年早々、はじけたテーマで失礼いたしやした

年明けのおめでたい席という事でご容赦願います。

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