
今の私たち家族の生活は、イメージとして譬えるなら、毎日「賞味期限」切れの食べ物を口にせざるを得ないような日々です。
ご存知のように、「賞味期限」と「消費期限」はその意味が異なります。
「賞味期限」切れの食べ物を口にしても、「ただちに健康に害を及ぼす影響はない」と政府のお偉いさん方は言いますが、さすがに好んで口にする人はいないでしょう。ましてや、それを子どもにすすめる親などいないと思います。
すでに「消費期限」切れの食べ物しか口にできないエリアの方々は、約20万人以上の人たちが他の地域で避難生活を送っています。全く以て同情を禁じ得ません。
確かに、場所を移動すれば消費、賞味期限内の食べ物は手に入ります。しかし、これまでの生活全てを捨てて、それを買いに行くつもりもありません。
私たちは、いつまで「賞味期限」切れの食べ物を口にする生活を続ければ良いのでしょうか。また、いつ「消費期限」切れの食べ物しかなくなる生活に怯えなければならないのでしょうか。
せめて子ども達には、その辺のことを気にせずに生活させてあげたいです。それが、親としての偽らざる心境です。



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大変ご無沙汰しておりました。
お元気で何よりです。
頂いたコメントに対して......コメントを返す余地がないほど共感しております。
特に「子どもは国の宝」というフレーズには大きく頷けました。
当事者としては、被災地にお金を落として頂いただけでも由としないといけない立場かな、と相変わらず東北人らしい発想でおります。
我々の世界にも一箇半箇という言葉がありまして、それと同じく例え100人に法を説いてそのうちの1人だけでも結縁して頂ければ御の字としないとと思っています(笑)
このような時期に、東北まで足を延ばして頂いた方で、少しでも何かを感じ取って頂ければ次につながると思います。
もちろん、足を運べなくても気持ちを寄せてもらえるだけでありがたいものです。
そちらも大変なこととお察しいたします。ともに前を向いて歩いていきましょう。
今こそ、一人の人間として、親としての真価が問われる時だと思っています。
子供には輝かしい未来が待っています。
子供は国の宝です。
せめて、何事もなくのびのびと生活させてあげたいものです。
「ただちに」とはとても無責任な言葉で、
将来、明らかに原発の事故の影響により
周辺地域の住民に癌患者多く出たとしても
「因果関係なし」と逃げ切ることが可能です。
とはいうものの、誰に責任を負わせるのかは
おいといて、まずは1日でも早く収束させることです。
危険を顧みず作業に当たる「協力会社」の方々
「一部」の東電社員の方々、感謝しております。
話は変わりますが、先日とある向上に勤務する方から聞いた話です。
その方は東北地方への復興支援という名目で
被災地へ旅行に行ったそうです。
食事、レジャー、その他もろもろ・・・
5日間で20万円を使ってきたそうです。
しかも5人で行ったそうなので合計すると
東北に100万円を落としてきたことになります。
東北を楽しみ、東北で消費する。
これはこれで良い事だと思いました。
帰宅し、会社に出勤し、その件を話していたら
「俺も行った」「俺も」と実に多くの人が
被災地へ行っていたそうです。
しかしながら、その多くの方々は、
「ただ行っただけ」「どんなんか見たかった」
であったり、挙句の果ては「車は入れない所が多くて困った」
等と言っていたそうです。
あえてコメント申し上げるまでもないと思われますが、
とても悲しい気持ちになりました。
偉そうなことを言う私も、募金のみで汗は流してません。
被災地の方々の役に立てることはなんでしょう?
と日々自問です。