goo blog サービス終了のお知らせ 

堂頭内寮@Net

―「叢林@Net」堂頭和尚の雑記帳 ―
行雲流水の如くの日常を書き綴るぷらいべーとな内寮日誌♪

衣が乾かぬうちに...。

2006-10-04 10:17:16 | 堂頭内寮日誌
訪問者の皆さま、おはようございます

最近はすっかり1日2回の記事(日記)のアップが定番化しております(と言っても、まだ2日目ですが…)。

朝、職場に着いてPCを立ち上げ、コーヒー片手に今日1日を迎えるに当たり雑感を書き綴る…という生活パターンを何とか定着させたいと思っております

私は車通勤ゆえ、朝の渋滞をなるべく避けるべく、早めに出勤をして職場で朝食を取る様にしています。

コーヒー片手にカロリーメイトなどの栄養補助食品を頬張り、PCメールのチェックに併せてブログの記事をアップする、というのが最近の習慣になっております

先日のブログでも触れましたが、月末に年に一度の大祭 要は職場主催のイベントのこと)を控えておりますので、正直ブログまで気が回るかどうか不安ではあったのですが、日記を書くことで適度な頭の準備体操になればとも思っております

ま、途中このペースが途切れる様でしたら、大祭準備の業務に忙殺されているものと察して下さい

職場復帰初日は、ネクタイを締める事にも戸惑いを感じましたが、さすがに2日目ともなると娑婆世界のペースを簡単に取り戻す事ができました。

実は、最近この娑婆世界のペースに慣れてきた自分が葛藤の一つともなっております

それは、スーツ・ネクタイの生活に慣れてしまう事で、今まで体に染み付けてきた「本来のお仕事」の感覚が薄れてしまう様な気がしたからです。

これは、この世界に身を置く者の習性かもしれませんが、娑婆世界のペースに慣れ過ぎてしまうと、どうしてもその雰囲気を引きずったまま「本来のお仕事」に臨む機会が多くなってしまいます。

もちろん殆どの方々がうまく両立をさせているのでしょうが、私の様に元来不器用な人間は、その種の“けじめ”をつける事が中々うまくいかず、中途半端な状態に陥ってしまう事が少なくないものと思われます

元来違う時間の流れやモノサシで動く世界でもあるので、頭と心のバランスをうまく切り替えていく事が必要になってきます。

その様な現実を考えると、叢林というのは本当にありがたい世界です

僞仰宗の宗祖・僞山霊祐が著した『僞山警策』の中に
  「霧の中を行けば覚えざるに衣しめる」
というお示しがありますが、まさにそのご説示の通り、その世界に身を投げ入れるだけで本来あるべき立ち振る舞いや言動等が自ずから身に付くというのです。

霧の中を行けば知らず知らずのうちに衣が湿ってくるように、仏の世界に身を投げ入れれば自ずと仏の徳が備わってくるという意味なのでしょうか。

私も湿らせた衣が乾かぬうちに本来あるべき姿を取り戻していきたいと思っております

P.S.
良かったらクリックして応援して下さい♪
 ブログランキング・にほんブログ村へ & にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ


最新の画像もっと見る