DISCO赤シャツ

ディスコ&クラブDJ歴43年、DJ松本みつぐ(RED MONSTER)のディスコな赤シャツNOTE

ミッキー・カーチスに再び・・・

2005-08-18 02:57:24 | Weblog
 先日8月9日(火)、恵比寿ウェスティン・ホテルで催された
オールディーズ&ディスコのイベントにDJ参加しました。
この日、御来場されたゲストは場所柄、半数は外人、残り半数が日本人。
そして、オールディーズ・タイムには、ミッキー・カーチスが出演。
ミッキーさんと御一緒に仕事するは、約30年振り。
昔、1976年、或いは1977年に当時、私がDJをしていた
新宿のディスコ“クレイジー・ホース”のハウス・パーティーにミッキーさんがゲスト出演。
その頃はケントス全盛時代で、その余波がディスコにも影響。
74年~75年のディスコ・ブーム後、弱冠、ディスコ・ヒット曲が減少したという
背景もあり、多くのディスコの選曲はディスコ・タイムとオールディーズ・タイムの2本立でした。
ディスコとオールディーズ、両方楽しむ人達もいましたが、大半は
ディスコ派とオールディーズ派に分かれていました。
従って、ディスコ・タイムとオールディーズ・タイムが変る瞬間、
ダンスフロアは民族大移動の如く、両派が入れ替わり、その光景は奇妙、且つ、壮絶でした。
これと似た現象は90年頃、ニュージャック・スイングが流行った時期にもありました。
その時はユーロビート派とニュージャック・スイング派に分かれていたのですが・・・。
 さて、当時、新宿歌舞伎町のディスコでDJスタッフとして、ミッキーさんの
生ステージに接した私。その頃のミッキーさんは40歳前後だったと思いますが、
当時、20代に突入したばかりの私にとって、ミッキーさんは大御所であり、
そのステージには、かなり円熟味と老練さを感じました。
 約30年の時間を経て、新宿歌舞伎町ディスコから恵比寿高級ホテルに変ったのですが、
ミッキーさんの大御所ぶりは健在でした。ステージ上で「ロックン・ロール一筋に50年間!」と
MCしていたミッキーさんの言葉が強く印象に残った。
ロックン・ロール一筋に50年以上身を投じたミッキーさんのステージには、
本物の説得力と迫力がありました。そのステージには、外人客達もじゅうぶんに堪能。
私の30年少々のDJキャリアなんて、まだまだ・・・。
 ミッキー・カーチスのステージ後のディスコ・タイム。この日のダンスフロアでは両派の
入れ替わり劇がありませんでした。気持ちをリフレッシュさせて貰った私の選曲は、
通常の日本人のみを対象にしたディスコ・イベントとは選曲も当然、少々異なりました。
 最近、都内ではホテルで催されるディスコ・イベントが急増しています。
年輩者にとっては、繁華街のディスコ&クラブで催されるディスコ・イベントより、
入場料が多少高額でも、ホテルで催されるディスコ・イベントの方が参加し易いのかな?




さつき(ZOO)&SILVAの“Choo Choo TRAIN”

2005-08-17 01:13:50 | Weblog
 先日8月13日(土)、高円寺マジカル・カフェで、DJを終えた後、
久々に西麻布のクラブXROSSに行ってみた。
店内に入ると、いきなり、“Full Of Harmony”の生ライヴ中、
「なんだ! なんだ?」と思ったら、彼等が突如、バースディー・ソングを歌いはじめた。
と同時に彼等のステージ上に“宇治田みのる”が登場。どうやら、今夜のXROSSは
DJ宇治田みのるバースディ・ナイトらしい。私は過去にも数回、偶然、ディスコ&クラブで
彼のバースデイ・ナイトに遭遇したことがあります。そう言えば、過去の数回も
真夏の暑い、お盆の慌しい時期でした。彼との偶然遭遇は、様々な局面で
古くから何十回も勃発しています。
まず、彼が初めて行ったディスコは70年代の吉祥寺チェスター・バリー。
当時、彼は中学生であり、実家から近いという理由で先輩達と週末に同ディスコに
出没していたらしい。私は当時、新宿チェスター・バリーでDJをしており、週末は
何回か出張で系列店の吉祥寺チェスター・バリーでもDJをしていました。
お互いに覚えていないんだけど、おそらく、その頃、彼は私の選曲とMCで
踊っていた可能性は大です。定かではないが、おそらく、これが私と彼との初偶然遭遇。
その後も、突発イベント、番組で遭遇したのは数々。
90年代中期ヴェルファーレで彼と私とチャリー(現ファーム・レコード社長)の3人のDJで
催したディスコ・ナイトは平日でも、2,000以上を動員。
日本テレビ某番組では2人で、当時デビューまもない、安室奈美恵のDJ講師を担当。
渋谷HMVでレコードを物色していたら、偶然、横に子供を抱えた“宇治田みのる”がいた。
かなり、派手な親子でした。懐かしい記憶を思い起していうちに、
ステージでは“宇治田みのる”の呼ぶ込みで、SILVAとZOOの“さつき”が登場。
2人でZOOのヒット曲“Choo Choo TRAIN”を披露。これは、かなり貴重なコラボレーション!
彼女達2人は、歌手デビュー前から、彼とはディスコ仲間らしい。
純粋に、かつてのディスコ仲間の誕生日のために(多分、ノー・ギャラで)歌っている。
いい光景でした。そういえば、過去数回、偶然遭遇した彼のバースデイ・ナイトでも
村上里佳子新婚夫妻、岩村(ヤクルト)など様々な芸能人、スポーツ選手がいました。
“ディスコ仲間の絆って、本当に、いいもんだ!”と実感する。
ステージ上で彼は、次のようなバースディ・メッセージを
相変わらず活きのいい“みのる節”で叫ぶ。

「歳はオヤジになってしまったけど、下半身と頭の中は、18才のままデ~ス!」

 “DJ宇治田みのる42歳、不良中年真っ只中、ディスコ青春ばく進中!”






北国3都ディスコ物語 天童、仙台、そして札幌

2005-08-06 10:54:37 | Weblog
 今年中に北の都市、天童、仙台、札幌で催されるディスコ・イベントにDJ参加します。
どれも濃厚で貴重なディスコ・ナイトとなりそうなので、各々のイベント内容、参加DJなどを
紹介します。
 まず、8月28日(日)山形県天童市のメガトンで催されるダブル・ディスコ・イベント。
先月7月にも参加したイベントでの、その模様は、このブログでも紹介済み。
今回、早々と開催された理由は、このメガトンが8月末で業種変更のために閉店に
なってしまうため。つまり、メガトンのファイナル・イベントであり、メガトンにとって
最後の日曜日となるのです。参考までに、前回7月のイベント開催理由は、メガトンの
店長(課長待遇)石井HIDEの40歳節目の誕生日という大義名分がありました。
彼は私のニューヨーク・ニューヨーク時代の御客さんであり、知合ってから、
かれこれ20年の歳月が経過。彼は、とてもユニークで数奇な人生を歩んでいるので
近い将来、石井HIDEを詳しく、このブログでも紹介したいと考えています。
彼の波乱万丈で頑固な“こだわり人生”物語は、きっと、みなさんも元気になれると思います。
さて今回も、PM1:00から第1部がはじまるのですが、今回はトランス色が強そうです。
PM6:00からはじまる第2部のディスコ・タイムは80sディスコが中心。
今回も“天童ママさんチームが大活躍しそうな気配”というI氏の報告を受けてます。
胃袋の楽しみは山形の地酒、さらに“イモ煮”。ママさんチームの“SeeDママ”の情報によると
お盆後の“イモ煮”は、また一味違うとのこと。楽しみ、楽しみ・・・。

 そして、10月10日(月)北海道札幌市のa-lifeで催される
“サッポロ・ソウル・フリーク”というディスコ・イベント。
イベント名とおり、70年代ソウル、60年代リズム&ブルースが中心。
DJは私の他に、NickさんとMIKIちゃんが参加。
3人とも、50代&昭和20年代生れ。平均年齢は55歳か? 
まさか、この歳(51歳)になって、自分が一番年下となるディスコ・イベントなんて、
考えもしなかった・・・。我々3人の顔合わせは、1990年頃の芝浦ゴールドの
イベント以来だと思う。
Nickさんは御存知、伝説のDJ。都内では、一緒にDJをする機会が滅多にないのですが
地方では結構。一緒のDJしてます。今年も仙台で御一緒してます。
自分でも言うのも何だけど、“Nink&松本みつぐ”の組合せは、とても面白い!
なんでも、今でも、あの「可愛い人よ」の印税が、入ってきているとか・・・。
MIKIちゃんは、初めて出会ったのが1975年頃、札幌の“ブラック・パンサー”という
ディスコでした。沖縄生れ&名古屋育ちで、ダンサー出身の彼のDJトークはムチャクチャ、
カッコいい! かの有名リミキサー“ダブマスターX”こと宮崎氏(札幌出身)は、少年時代に
札幌ディスコ“釈迦曼陀羅”でMIKIちゃんのDJを聴いて、DJに目覚めたという。
彼等2人が当日披露するディスコ・ステップは本物の当時(60~70年代)のステップなので
必見です。我々3人が札幌でイベント参加するのは今回が“最初で最後”かもしれない。
(都内では、実現が、もっと難しいから、本当に“最初で最後”かも・・・)
当然、私は、かなりの“思い入れ”と“気合い”を込めて参加したい。
この模様は後日、道内のFM番組でも特集されるらしいですが、絶対に目で確かめるイベントです。
この夜、“50代のノリが熱い”(はず・・・)。
40代は、まだ“ガキ”。30代は“ハナ垂れ小僧”。道内のみんさん、必見です!

 11月20日(日)宮城県仙台市のナイト・クィーンで催され“ソウルDeナイト”。
このイベントの手配師はJOVI三好。私の他に、往年の人気ディスコ番組
“ソウル・トンネルズ”のDJでお馴染み、DJ.KITAZAWA(イチロー)も参加。
実は彼、仙台には“キサナドゥ”というディスコでDJ滞在しています。
御推測の通り、“ソウル・トンネルズ”色が濃くなるはず。JOVI三好は
仙台の伝説のファンキー・ディスコ“レッド・パロット”のヒット曲を再現してくれます。
このDJ3人、推定平均年齢は46才ぐらい。御客さんも40代多めが予想されます。
DJ.KITAZAWAと私は1979年頃、六本木ロアビル“ボビー・マギー”で一緒に
DJをしています。この頃、DJ見習志望の一ツ橋大学の学生の“夢”を断わっちゃたなぁ~。
その彼はDJを諦めて、現在、N県の知事になっているけど・・・。
JOVI三好とは新宿ニューヨーク・ニューヨークで、“パッションまさお”と80年代後半に
3人でDJをしていました。あの頃のJOVIちゃんは、女装するのが大好きでした。
実は3人とも、ジョイパック&ヒューマックスという東京のディスコ・チェーン店で
“DJつながり”になっているのです。この夜も凄いはず・・・。
さらに、この3人でDJをするのが初めてだから面白い!
しかも、初めての場所が仙台・・・。例の寿司屋での打上げ会も楽しみ。

 かつての“お客サン”“先輩DJ”“後輩DJ”達と今年後半に、
天童、仙台、そして札幌、北国の3都で味わうディスコ・ナイトは、今から楽しみだ・・・。









8/9.FMヨコハマ“SEB160特集”

2005-08-04 09:27:00 | Weblog
 なん~と! FMでユーロビート1時間特集です。
来週8月9日(火)24:00~のFMヨコハマ“ダンシング・グルーヴ”は
ユーロビート・ファン必聴です。
昨日(8/3)に発売された“スーパー・ユーロビートVol.160”が
オリコン・デイリー・アルバム・チャート12位を記録!
今回は、同CDリリース特別企画で、同CDシリーズの新旧ディレクターが登場。
司会は、motsuクンです。
先日、無事(?)収録が終了、当日はノー・カットで放送です。
なかなか鋭いmotsuクンの“ツッコミ”に思わぬユーロビート裏事情&新事実が次々と判明。
私も、このユーロビート放談会に加わりますたが、
とにかく、元SEBディレクターのケニー国藤が熱い!
彼のディレクター時代に誕生した“ナイト・オブ・フャイヤー”の
製作上の新事実、暴露話は、かなり興味深い!
1時間に2人の新旧ディレクターが選んだユーロビートが21曲も登場!
今回の“スーパー・ユーロビートVol.160”では、
同CDシリーズの“歴代ディレクター特集”を私が書いています。
さあ、いよいよ、初代ディレクターMAX松浦の本番組登場も間近か?

 PS.この番組では“HINOIチーム”もゲスト出演しました。
    全員、関西の中学生で勿論、平成生れ。
    彼女達の結成の経緯には、元スーパー・ユーロビート・ディレクターである
    ヴァニティ前川氏が大きく関与してます。
    彼女達の“長州小力”に対する印象が面白かった。