ひたむきってどっち向き?

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個人課題研究(17歳の卒論) in 茗溪学園

2015-09-21 17:16:21 | 教育
私立茗溪学園中高で、高校生向け心肺蘇生法の講習会に参加。

茗溪学園は私立の中高一貫校だが、未来を担う科学技術系の人材を育てることをねらいとした国の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されていたり、国際社会で活躍するための全人的教育を行う「国際バカロレアプログラム」を導入予定であったりと、理数教育・国際教育など様々な特色ある教育を行っている。

最近、国も理数教育&国際理解教育に力入れまくりで、県も「私立学校世界に羽ばたく人材育成推進事業(せかはば)」という自分で名づけておいて長ったらしいと思う支援事業をやっており、先日も打ち合わせにお邪魔したばかりだった。

スポーツも盛んで、ラグビーでは全国大会常連校であり、毎年年末にうちの社長のところに表敬訪問に来てくれる。東大とか国立医学部狙ってますとか文武両道が極まっている。

今回のリーダーもラグビー部員。いずれ表敬訪問に来たり、ワールドカップに出場するかもしれない。

また、当校の特色として「個人課題研究」というものを全生徒が経験する。「17才の卒論」とも呼ばれ、各個人で興味を持った課題 (テーマ)を独自に準備し、課題指導者(各教科教員)の指導のもとで、1年間にわたり生徒自身が考え、調査・研究を行う。


先日、主に医療従事者等を対象に開催している救命処置講習を受講した生徒がおり、その子は個人課題研究で蘇生医療をテーマにするそうだ。今回も熱心に受講していた。高校生のうちから蘇生教育の重要性を認識し、研究することは非常に有意義なことだ。

私は法学部卒なのだが、卒業論文がなかった(司法試験・公務員試験勉強のため、卒論がない大学も多い)ので羨ましい。

(参考)茗溪学園中学校高等学校
http://www.meikei.ac.jp/


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