ひたむきってどっち向き?

主に医療・教育など、興味のあることについて
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第2回 総合診療 ★ 家庭医療全国公開セミナー in Tsukuba(学生プレゼン)

2015-12-10 22:32:54 | 総合診療
11月21日に開催された総合診療★家庭医療 全国公開セミナー in Tsukuba

セミナー後は恒例の懇親会。講師の先生方&参加者といろいろ話せる有意義な時間。もちろん参加の一択。
懇親会では「学生プレゼン~学生でもここまでやれる!」という学生企画も楽しみのひとつ。今回のセミナーに参加するような子になると、学生のうちから勉強会だけでなく様々な社会貢献活動をしていることも多い。

【つくばけやきっず】(概要書いてもらいました)
つくばけやきっずは、筑波大学附属病院小児科の子どもたちと交流する、医療系学生を中心とした有志の集まりです。活動内容は、ゆめ花火をはじめ、小児病棟の季節のイベントをお手伝いしたり、通院中のお子さんと体育館で一緒に遊ぶというような独自のイベントを企画したり、と様々です。
ゆめ花火は、つくばけやきっずと筑波大学花火研究会が協力し、筑波大学学園祭実行委員会の主催のもと行われているイベントです。花火研究会の当時の代表であった穂戸田勇一様が、「闘病中の子どもたちに絵を描いてもらって、それを花火として打ちあげたい」と考案されたのが始まりです。そのお話を、当時医学生であり、「賢謙楽学」というサークルの代表であった、大滝優先生に持ちかけられ、2011年に初めて打ちあげが行われました。以来、打ちあげは毎年行われ、今年で5回目になります。
つくばけやきっずは、賢謙楽学より引き継ぐような形で、2013年よりこの企画の運営に携わっています。
ゆめ花火はつくばけやきっず独自の企画というわけではなく、筑波大学花火研究会や学園祭実行委員会などをはじめとする他団体の協力のもと作り上げている企画です。

闘病中の子どもたちが書いた「いちご」が夜空に舞う。

【CoMed(こめど)】
「Community Medicine Tsukuba」の略で、『命を救うアイデアを、地域みんなで創りあげる』を理念に、地域社会とともに医療に取り組む、筑波大学の熱心な医療系学生グループ。
救命講習会や中学生向け夏休み企画「ドッキドキ!お医者さん体験!」などを市施設で開催。私も参加させていただいたが、非常にpassionある若者たち。
息子の受験のことでいろいろ相談に乗ってもらったり、県立高校生向けセミナーでお手伝いいただいたりと、みんな気持ちのいい青年たちだ。


【学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(夏セミ)】
日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会が例年湯河原で開催する一大イベントで、家庭医療を実践する指導医と、家庭医療を学びたいと思う医学生・研修医の交流の場となっている。これも一度見学させてもらいたいものだ。

【AMSAJapan(Asian Medical Students' Association)】
「アジア医学生連絡協議会」という22の国・地域が参加している団体。アジア各国の医療系学生が集まり、アジアの保健医療の向上を目指し、ヒューマンネットワークを構築することを目標としているらしい。確かに友だちの医学生にも参加している子が何人もいる。

【USMLEに関する2023年問題】
USMLEとは米国医師国家試験(United States Medical Licensing Examination)のこと。
現在、日本の医師免許を持っていてもアメリカで臨床を行おうとする場合、USMLEを受験して資格を取得せねばならないが、2023年度からは国際基準の認証評価を受けていない海外医学部出身者にはUSMLEを受験させなくなるかもという話。
現在、日本の医学部の臨床実習時間は52週だが、国際的教育基準では72週。自治医科大学や筑波大学など一部の大学では行われているらしい。日本のUSMLEの受験者が少ないにせよ、海外で研鑽を積む機会の減少にならないよう、今後の日本の医学教育の在り方についていろいろ動きが出てきそうだ。
ということを徳島大学5年の壱岐豊さんが発表してくれた。相変わらずpassionがスゴい。研修医の風格さえ感じるw



医学生の頃から様々な社会貢献活動を行ったり、将来のことを考えたり。バイクで峠を走り回っていた私の学生生活とは全く違い感心させられることばかりだ。今回の家庭医療セミナーの企画運営担当の吉本尚先生も医学生の頃は夏セミなど積極的に企画側で頑張っていたそうだ。この子たちがいずれは日本の医療を背負って立つ日が来るかもしれない。

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