第266代ローマ教皇フランシスコ。気さくで親しみやすい人柄ながらも強い
カリスマ性でカトリック信徒らをまとめ上げる教皇であるが、一部の情報筋
によれば、来年2020年にも辞任するともいわれている。そして、その背景に
は世界の終わりを告げる不吉な予言の存在があると、
英「Express」(12月20日付)が報じた。
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聖マラキの予言は1143年に就任した教皇ケレスティヌス2世以降、
111人の教皇について予言したものだ。予言は簡素なもので、
例えば111代目に当たるベネディクト16世の場合、
「オリーブの栄光」と記されており、
オリーブの枝をシンボルとするベネディクト会との関連が指摘されている
(なおベネディクト16世はベネディクト会出身ではない)。
しかし、聖マラキの予言にあるローマ教皇は111代目(ベネディクト16世)
である。
そして、111代目の後に書かれている112代目(現教皇)に関しては、
次のような長く、不吉な文章である。
『ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう』
『ローマびとペトロ、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。
そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり』
世界の終末を示唆するこの不気味な文章こそ、教皇フランシスコに関する
予言だといわれている。
彼は最後のローマ教皇であり、その辞任こそが終末の合図である――
そう解釈する者は多い。
【知的好奇心の扉トカナWEB】より
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聖マラキの終末予言
聖マラキによる預言で、「教皇の予言」というものがあります。
聖マラキとは、1094年にアイルランドに生まれ、カトリック教会において
実在した大司教です。
予知や預言の能力、そして神秘的な様々な力を持っており、数々の奇跡を
起こしたと伝えられています。
その聖マラキが、165代教皇ケレスティヌス2世以降の歴代の教皇について
予言したものが、「教皇の予言」といわれるものです。
実際に112人の教皇が記されており、このうちのほとんどの事例がとてつも
なく的確に表現されています。
その中には、権力争いで対立しあい、後に教皇として認められていなかった
者も含まれています。
また、歴代の教皇予言は、本名などの直接的な表現ではなく、象徴やたとえで
記されており、教皇ひとりひとりの特徴や就任した時代背景を表しています。
こうした歴代教皇の登場を予言しているだけならば、単なる感嘆と驚異、
好奇心だけで終わってしまうかもしれません。
しかし、問題は、最終的な結論。
現在渦中の教皇ベネディクト16世が111人目にあたり、
あとわずか、1人のみの名前が残されているだけで、
それで予言が終わっているという点が、最重要です。
『ローマ聖庁そのものが存在しなくなる重大な事態が発生する』
という明確な表現で予言されているのです。
001. テレベ川の城 Ex castro Tyberis
002. 追われた敵 Iniimicus expulsus
003. 大きな山 Ex mabnitudine. montis
①予言で初めて記されたのは、
1143年に即位した、165代教皇ケレスティヌス2世です。
姓を「カスレルロ」と言い、これは城を意味しています。
しかも出身がテレベ川の辺であったと言われています。
②166代教皇はルキウス2世で、姓のカッチャネミチは
まさに追われた敵と言う意味です。
反対派の投石で怪我を負い、それが元で死去したと言われています。
③ラテン語で大きな山とは、古代オリエントのシュメールの主神である
エンリルを示します。
戦争で強力な力をもって敵を滅ぼす神とされています。
167代教皇のエウゲニウス3世は
運命の第2回十字軍遠征に檄を発した不敵の武闘派教皇として有名です。
聖マラキの予言書は、その発見された経緯から、他の予言書と同様に、
偽書と言われることがありました。
この予言書を世に出したのは、聖マラキの死後450年を経た、
聖ベネディクト会修道士のアノルドという人物で、1595年にアノルド本人
が書いたものではないかという疑いがもたれました。
彼は、次期教皇の選出に絡んでいたという話もありますが、
たとえそうであったとしても、著作者が未だ経験していないはずの
16世紀以降の教皇についての厳密な符合点は、偽書として笑殺する
わけにはいきません。
109. 月の半分 De medietate Lunae
110. 労働者の太陽 De labore Solis
第百九番目、
教皇ヨハネ・パウロ1世は教皇就任後、僅か33日で亡くなっています。
教皇就任する前、ベネチアの大司教を務めていましたが、ベネチアの別名
が「半月の街」です。
第百十番目、教皇ヨハネ・パウロ2世は、ポーランドの貧しい労働者の家
に生まれ、司祭になってからも、
労働者の元を激励するためにめぐり歩いて訪問する、
いわば『労働司祭』としても活躍しておられました。
東欧世界で共産主義体制が圧制を強いていた時代から秘密警察に
対して抵抗し、キリスト教会の歴史だけでなく、東ヨーロッパの歴史にも、
大きな足跡を残しています。
また、若い頃には世界中を訪問していて、日本にも、アジア諸国にも、
まさしくその姿のあらわすところは、
『太陽の労働』のごとく、
『労働者の太陽』のごとし。
111. オリーブの栄光 Gloria olivae
第百十一番目、話題の人、ベネディクト16世。
こちらの教皇はドイツ系で、どうしてオリーブと関係するのか、
明確な解釈は謎と言われることもありました。
ただ、第2次世界大戦でナチス党員としてヒトラー・ユーゲントに
加入していたのは事実です。
世界平和を願う意志表示として、ベネディクト15世教皇の後継者を
名乗ったのではないでしょうか。
「オリーブ」が平和の象徴であるのは、旧約聖書に由来しています。
ちなみにベネディクト=Benedikt(独)、
ラテン語ではBenedictusで
聖ベネディクト修道会の別名は、
『オリーブの会』となっています。
112. ローマ聖庁が最後の迫害を受ける間、ローマ人ペテロが教皇に就く。
彼は多くの苦難の渦中で、子羊を司牧する。この苦難が終わると、
7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下されるのである。
終わり。
In persecuetione extrema S.R.E. sedebit Petrus
Rom. qui pascet oves in multis tribulationibus ;
quibus transactis,civitas septicollis diruetur,et
Judex tremendus judicabit populum suum.
FINIS
問題の最後の教皇を示した予言です。
この最後の教皇にのみ異例の長い文章が記されています。
まるで今まで前置きで、これこそ本題であるかのような・・・・。
【nonameさん 2013-03-13ブログ】より
☆ブログ筆者:「1%の支配層」の終焉を表しているのか、第三次世界大戦
による世界の終わりを示しているのか、偽書の可能性もある
が興味深い予言書ではある。