-続き-
「世界の富の95パーセント近くを持つ人々」
こうした(ブログ筆者注:外国の勢力)歴史分析に、例えばロスチャイルド家
といった名称をさしはさむと、映画や小説の世界のような印象を与えてしまい
ます。
ロスチャイルド家は現代においても、たとえば、ソロモン・ブラザーズ、
ゴールドマン・サックスなどの投資銀行、証券会社を擁し、世界金融を
支配する金融シンジケートを構成しています。
日本の日本銀行にあたるイングランド銀行やフランス銀行もロスチャイルド
傘下の銀行です。
しかしながら、こういった固有名詞で語ることは、いわゆる「陰謀論」
の類いの著作と同様に読まれてしまう危惧がありますので、「人々」と
いった一般的な言い方を本書ではします。
じつに不思議なことに、何かにつけてこういった人々の名前が表に出る
ことはまずありません。
世界の富の95パーセント近くを所有するほどの人々であるにもかかわらず、
これらの人々の活動は謎につつまれ、全貌は杳-よう-としてつかめないという
のが実態です。
とにかく、厚いベールに覆い隠された存在なのです。
これらの人々はこのように、私たちの想像を超えた強大な権力を行使して
いるはずですが、その直接的な活動はどこにも見当たりません。
そんな存在に対して、すべての原因を都合よく求めること自体、分析事実の
信憑性を疑われて当然かもしれません。
しかし、東インド会社やアフリカ開拓の昔から、イギリスやフランスの
海外進出は、ヨーロッパを代表するいくつかの名家の莫大な富を背景に
行われてきたという動かしがたい事実があります。
日本という極東の島国は、彼らにとって格好の前線基地であり、
アジア大陸への進出を考えた場合、補給あるいは兵站-へいたん-の
要衝でもあります。
日本人の教育水準は高く、国民性は勤勉で、当時としては相対的に
進取-しんしゅ-の精神に満ちていたということができます。
しかも、すでに宣教師を大量に送り込んでいたので、キリスト教に帰依
しなくとも理解を示す者も増え、また外国人受け入れという地ならしも
できています。
つまり、日本の投資環境は申し分ない状況にありました。
諸外国の覇権主義、植民地主義の矛先は、当然のことながら日本に
向けられました。
だからこそ、開国か否かで日本に国を二分する内戦が起こったわけです。
当然、日本に開国を迫ったイギリスやフランスに、そうした外交政策の
立案やその遂行資金を提供した人物たちがいることになります。
もちろん、例えばロスチャイルド家だけでなく、そのほかの名家も
名を連ねていたでしょう。
そうした名家による意思決定が明治維新を実現させたといっても過言
ではないのです。
苫米地英人『洗脳支配』
-日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて-
苫米地英人:脳機能学者 カーネギーメロン大学博士
☆ブログ筆者:苫米地氏の「ロスチャイルド家だけでなく・・・」は、
-日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて-
苫米地英人:脳機能学者 カーネギーメロン大学博士
☆ブログ筆者:苫米地氏の「ロスチャイルド家だけでなく・・・」は、
「陰謀論」の類いの著作と同様に読まれたくない、と言って
いるのであろうが、「広瀬隆氏」の『赤い盾』を読めば、
その名家たちの家系図解説によって、彼らは血縁によって
「蜘蛛の巣」のように「完全に繋がっている」ことが分かる。
そこまで深く追求し、著作で説明しなければ「上っ面」の
解説に終わる。
彼らの悪の思想は「地球人類を遥かに超えた」ものであり、
善意の地球人類には理解ができないであろう。
彼らの「血縁」とは「青い血」と読んだ研究者もいるが、
「異星人」の可能性が大きい。
ユダヤ・聖書研究で著名な「宇野正美氏」は聖書に登場する
「ネフィリム」として、その異星人の存在を説明している。
★ブログ筆者注:「youtube」で「宇野正美氏の解説」を
見ることができる。