giornale di musica

「吾沙鷺百式」主宰 ギター弾きのまつもとあきら

放射線の専門家についてまとめ。

2012-06-19 | 検証・まとめ・資料集

放射線の専門家というものについて、私の持っている情報をまとめます。

代表格の方。

高田純氏
理学博士。札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授。

専門分野は、被曝医療、線量評価、放射線防護、核事象調査、核爆発災害、医学物理、環境放射線、中国の核実験災害など。

非政府組織・放射線防護情報センター代表。日本会議北海道本部理事。「日本シルクロード科学倶楽部」会長。放射線防護医療研究会代表世話人、「真広島長崎平和集会」実行委員長。日本放射線影響学会、日本保健物理学会に所属。

I,Cs,Sr内部被曝線量のその場評価ができる、世界唯一の専門家。

4年に一度のIRPA(国際放射線防護学会)13 グラスゴー('12 5/13~)に
日本の専門家として出席。

高田氏のIRPA国際会議の参加は、今回を含めて3回目。最初が2000年広島で東海村臨界事故での350m圏内の住民の線量報告、二回目は2008年ブエノスアイレスで中国の核実験での住民被害、そして三回目が2012年グラスゴーで福島の低線量を報告。

「放射能、福島に健康被害の可能性はない」
http://www.gepr.org/ja/contents/20120220-02/

簡単に言うと「公式の世界大会における日本代表」です。
専門分野もスキルも文句なし。

中国核実験、広島・長崎、チェルノブイリ、そして福島と、これだけにわたって莫大な実地検証データを持っている人は世界中でほかにいません。


他に参考になる専門家の一例です。

山下俊一氏 (福島県立医科大学副学長)
専門分野: 内分泌学(内分秘・代謝学)、環境影響評価・環境政策(核医学)、分子生物学(分子生物学)
加入学会: アメリカ甲状腺学会、アメリカ内分秘学会、日本甲状腺学会、日本内分泌学会
「朝日がん大賞に山下俊一さん 被曝医療に貢献」
http://p.tl/-ikb

早野龍五氏 (東大教授 原子物理学者 専門はエキゾチック原子研究)
第1回福島WBC会議 「福島県におけるWBCによる内部被ばく検査の現状と課題克服に向けて」 http://p.tl/Zf_Y

中川恵一氏(東大医学部附属病院 放射線科放射線治療部門 准教授)
「正しいと思うことをお話しするしかない」
http://getnews.jp/archives/130538

モーリス・チュビアーナ氏
パリ大学ベクレル研究センター所長、フランス科学アカデミー会員、フランス医学アカデミー会員、元フランス国立がんセンター総長。
「ホルミシス臨床研究会」
http://thar.jp/contents/level.html

ウェイド・アリソン氏 (オックスフォード大学名誉教授)
放射線の事実に向き合う ― 本当にそれほど危険なのか?http://www.gepr.org/ja/contents/20120101-01/

ロバートゲイル氏
白血病および骨髄ガン治療を専門とする医師。分子生物学、免疫学、放射線生物学。
'86チェルノブイリ原発事故でソ連政府(当時)に依頼されて現地で救命活動に従事。
「放射能汚染を巡る日本人の誤解と政府の説明責任」
http://diamond.jp/articles/-/11772


専門分野の資格の例。
「放射線取扱主任者」 http://p.tl/IvWz
「診察放射線技師」 http://p.tl/W4he


あと以前の記事のコメント欄で「1科学者」さんから専門分野についてご意見頂いてます。

放射線関連
①放射線が発生する仕組み・・・自然科学系の原子核物理
②放射線が生物に与える影響・・・放射線医学という分野
これらは全く別分野、ということです。

両方の意見を検討したいですね。

放射線の分野を通ってない人は「専門外」です。
専門外=素人(以下)です。同列に語らないようにしましょう。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
客観的な比較という意味で (ラフロイグ)
2012-06-20 13:04:23
バズビーとか武田さんとかがどういうポジションかも解ると良いかもと思いました。
あくまで中傷とかではなく、彼らはナニの専門家なのか。
贅沢な注文?(^_^;)
返信する
ラフロイグさん (あきら@バッサリ斬るタイプ)
2012-06-20 16:23:46
えー・・・

専門家 >>>>>>>> 専門外、でよいでしょ。ひとりずつとかめんどくさい~。

例えば、内科の権威 >> 内科の町医者 >>>> 歯科医
みたいなもんですから。

何の専門家かはwikiで出ますしね。

一つ言うと、武田邦彦っていうのはちょっと特殊で、「第一種放射線取扱主任者」の有資格者であり、科学者でありながらデータの数値の扱いがでたらめ、言い分が時期によってころころ変わる、という、他とは一線を画す、整合性も何もない例外的な人です。したがって「彼は科学者でなく芸人だ」という評価になります。

これいいまとめです。↓
「武田先生の「低線量被曝なんて全然怖くない!」解説で安心して下さい!」
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201110/article_34.html

上記の専門家さんと同じようなこと言ってるんですが。。どうしちゃったんでしょうかね。
返信する
なるほど (ラフロイグ)
2012-06-20 19:43:29
カリスマは芸人だった、十分ですね。
返信する
Unknown (ゆめこ)
2012-06-22 16:51:20
こんにちは(*^_^*)
おじゃまします。

その芸人さんのブログを当初めちゃくちゃ参考にしてました^_^;

いつも色々な所で思うんですが、
小出先生の位置はどの辺なんでしょうか・・?
いつもどこのブログでも別格(?)何て言うんでしょ・・? 上手い言葉が見つかりませんが、絶対に悪くも言われないし、絡まれることが無い位置、にいる気がしています。。
返信する
ゆめこさん (あきら@管理人)
2012-06-25 03:45:28
こんばんは。いらっしゃいませ。

白状すると実は私もその芸人さんのブログからスタートしています。ただし性格がリアリストだったので、反証があれば目が向いたところで深みにはまらずに済んだというところでしょうか。昨年3月~春先はほんとに他に情報がほとんどなかったので仕方ない面はあるかもしれません。

小出さんも放射能については専門外=素人です。あと、著書ざっと見ましたが、科学論はほとんどなく、反原発の思想論がかなり強いです。

悪く言われない、という評価はかなり違って、相当に心証害してるという感想を多く見ています。

「汚染度の高い食材は東電社員が率先して食べるべきだ」などといった発言の数々が批判されています。けっこうひどいこと言ってますよ。批判されまくりです。
返信する
ありがとうございます (ゆめこ)
2012-06-25 07:57:42
ずっと小出先生の存在だけ気になっていたので、お返事読んで、ほっとしました。
言われてみればそうですね。。
「年寄りが食べればいい!」とか、悲しい発言は多かったです。私の父母は重い病気持ちなので、その小出先生の発言に関しては、なんでそんな事言うの・・??っと 確かに私も深く反論していました。
なのに、その点に関しても、小出先生を持ち上げる人々の話だけ読んでいると、小出先生がそうおっしゃるなら・・・と思ってしまう所があって。。
それこそ洗脳だったんですね。。
初めての、そしてきっと世界中の人々の中で、経験する人は殆ど居ない放射能事故だったが故に、右往左往しながらの月日の流れでした。。
そしてこれからも続く迷いの日々・見つけられるか分からない正解探しの日々・その中での幸せ探しの日々ですね。
ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿