giornale di musica

「吾沙鷺百式」主宰 ギター弾きのまつもとあきら

「そんなこと言われても安心できない」→「あなたは私を安心させてくれないの?」

2012-06-27 | 検証・まとめ・資料集

「そんなこと言われても安心できない」とか言うけど、
それってつまり
「あなたは私を安心させてくれないの?」っていうことだよね。

知らんよ。
別にあなたの面倒みるために情報発信やってるわけじゃない。

つまり「安心させてくれる人」を探してるんでしょ。
それ自分がないってこと。無責任。

そんなこと言ってる間にみんな自分のことは自分で責任もとうって前向いて進んでるの。みんな基本的に自分のことで精一杯。じっとしてる人の面倒過保護に見てくれるほど誰も余裕ないよ。まず自分の足で進みだしてこいよ。道しるべくらいは残してるからさ。

あなたに必要なのは
「安心させてくれる言葉をくれる人」
じゃない。
道しるべを読んで自分で歩みだす勇気だ。

その勇気が持てれば、先に進んでる多くの人は手を差し伸べてくれる。いっしょに行こうって言ってくれる。そういう人同士とのつながりこそ最も心強いんだよ。


安心を得るために必要なのは、

「リスクを正しく理解し、対処できるという自信を持つこと」
最終的にはこれしかない。

どんな高いリスクでも、ラインを見極めて対処できる自信があれば怖がらずに立ち向かえる。リスクコントロールってそういうこと。

例えば車の運転て基本的に殺人行為。何でみんな平気でやってるの?メリットがあるからじゃない。リスク管理の技術を学んで身につけ、その能力を認められるからでしょ。スポーツなんて多くは命に係わるレベルの危険と隣り合わせだし、仕事でも危険に自分が責任もたないといけないことはいくらでもある。

正確には「安心」ではなくて、

「不安」から目をそらさないで向き合う「勇気」と「覚悟」を持つってこと。

怖いものに立ち向かうのは「安心」じゃない。「克服」だ。

今の放射能の影響を怖がってない人は、「どのくらい怖いものか」を冷静に評価して対処できるかどうか理解してる。「正体」をちゃんと知ってるってこと。わかってないのでも気にしてないのでもない。「正体」を知らないうちは誰の何の言葉聞いてても怖いままだよ。

みんなそうやって克服してるから、
普通は「そんなのいつまでもびびってんじゃない」って言うよ。そりゃ。
気にせず平気なんじゃなくて段取り踏んで克服するのはムズカシイことじゃないってみんな知ってるの。一年何ヶ月経って一般人の大勢がクリアしてるんだから。


例えば水が怖いって子供がいる。

足のつく所でまずつからせて、ゆっくり顔をつける練習させて、手をとって泳ぎ方や息継ぎ教えて、最後には何メートルか先に立ってここまで泳いで来い!って言う。

「水、こわいよねーあぶないよねーだから近づいちゃだめだねー」という。

どっちが大人の役割だろうか。

あなたが求めてるのは
「水コワイネ―」ってそばにいてずっと言い続けてくれる人ではないか?

でも現実はどうだ?みんな水にとびこんで自分で泳ぎにチャレンジする。怖がってる子に最初は一緒に入ろうと言ってくれるけどしまいには「じゃもういい、そこで見てな」って突き放されるのが普通よ。

私の情報発信は、
たとえればそれなりに水に飛び込むのが怖かったり泳ぐのが下手な人がじっくり泳げるようになるまでの経緯だ。それが、私の後に、同じくニガテだけどチャレンジしようという人にとって役に立つ。そういうスタンス。いつまでも怖がってる人の面倒みるためのもんじゃない。

つまり「道しるべ」であって、あなたの「精神安定剤」ではないのだよ。そして社会のみんなは「精神安定剤」を提供しているわけではなく、自分たちが取り組んできた経緯を、取り組んでる者同士で情報交換してるだけだ。

そして「精神安定剤」を求める人は心に響く教祖の声に救いを求めちゃう。
危ないって。現実に帰ってこい。

放射能についてはそれでも理系の専門分野の話。今は基本的にみんな独学だから、ムズカシイ人もいると思うし、理解レベルは人によって相当に差が出ると思うよ。

なので、私は正体を知ろうと向き合った上で理解が及ばない範囲の不安があって避けるのは仕方ないと思う。そこは理解しないとね。


あと、子供を守る母の気持ちがわからないっていうのもよく言われるが、

「おぼれるからうちの子をプールに入れないで」
とクレームつけるような話をしてないか見直してみてほしいな。

ちなみに父親の感覚は「びびってんな」と言って抱え上げて水に放り込むもんだよ。自分の子は強くたくましく育てたいからね。


ちなみに・・・

水が怖いって子供のそばで、
窒息死の話やら水難事故の話やら洪水の話やら
散々やったあとで
「○○○さんは重りつけて港に放り込んで人を殺すんだよ」
とか教えると

その子は一生水に対して重度の恐怖心を持ち続けることになる。

これ「洗脳」っていうんだよ。



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52 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ラフロイグ)
2012-06-28 13:13:55
考える事は大変だけど、考えないと。
自分の事なんだし、守りたいものが有るんだから…
と思います。
返信する
今日は (ちなママ)
2012-06-28 15:22:26
この文には少々怒ってしまいました。
放射能の正体なんてどんな国のどんな権威ある機関でもハッキリ完全に解明、立証してますか?
「正体」とは、教科書に載ってるような、例えば水は酸素と水素で出来てる、みたいな事ですか?ここでは放射能の人体への影響に関してだと理解できるのですが。
「例え」であろうとその点で「水」とは一緒に出来ません。

人体では表向き立証されていないからこそ、
南相馬市のホームページで、南相馬市民は放射能の人体への影響を研究、立証する義務を世界に向けて負うこととなった、とのようなことを高らかに宣言されるようなことになるわけです。
「いわき市民のブログ」
この福島のかたのブログがそれに関して見やすいです。URLは、はじかれてしまったのでのせられませんでした。

それと、このまつもとさんの一文を読み、改めておもったのですが、
「怖れ」「不安」は物事を公正に行うには謙虚さの意味である程度必要です。
全く怖れずに突き進んだ結果が、地震国に54基もの原発を活断層上に作ってしまったのですから。それこそ正しく怖れていれば、こんな愚行はしなかったでしょう。
「正しく怖れる」って、最近は安全主張する方がよく使ってましたが、本来は違いますね。

もちろん、まつもとさんは「異常な恐れは必要ない」との意味でしょう。
私は、一年半経って、異常な怖れを抱いて夜も昼も開けない人はそうそう居ないと思っています。
もちろん他力本願の困ったひとはどこにでもいますが。

全く気にせず思考停止の人も多いが、大概の放射能の影響を気にする人は、びくびく怖れてばかりもいません。ブログコメントで弱音を吐くことは、あります。でも恐れより怒りのほうが高いんじゃないでしょうか。
怒って、具体的にどうにかしなきゃならんと。
別記事でゆめこさんが仰っていたように。

真の意味で正しく怖れる小心者が戦場では生き延びるのだと何かで読みましたがそう思います。

私自身の意見ですので、まつもとさんには「ああそうですか」で済ませていただいていいのですが、まつもとさんのこの文章を読んで易きにながれる方もいるのではと、書かせていただきました。
失礼いたしました。


返信する
ラフロイグさん (あきら@子供の為を思えばこそ)
2012-06-28 21:49:29
そのとおりですね。

さっき見かけたツイートですが、

「安全も危険も理解できない、しようとしない、勉強もしない、聞く耳も持たないような親が子供を守れるかよ」

全く同意です。
返信する
ちなママさん (あきら@管理人)
2012-06-28 22:11:28
あの。。。

何で怒ってらっしゃるかがわかりません。
ご意見については基本的に同じだとお見受けするのですが?


事実関係の理解には少し差があるのでその点だけ指摘させて頂きますね。

> 放射能の正体なんてどんな国のどんな権威ある機関でもハッキリ完全に解明、立証してますか?

物理的な性質についてはそのとおりです。基礎だけでも十分ですので勉強なさってください。

> ここでは放射能の人体への影響に関してだと理解できるのですが。

人体の影響については未知の部分はたしかにありますが、今の日本で生活する上での影響の範囲に於いてははっきりわかっていると言っていいです。なぜならより大きな影響の比較対象がいくつもあるからです。
まず数千ベクレル体内に持って30年以上生きてる私が生き証人ですし、今の日本人よりはるかに被曝している私の親の世代が生き証人です。

> 「いわき市民のブログ」この福島のかたのブログがそれに関して見やすいです。

「素人のブログ」で「避難してきた数人から聞いた話」という段階で情報として信用に値しません。事実をちゃんと見ようと思うなら、まず素人のブログを参考にするのを卒業しないといけません。
このブログについては内容もみましたが、どうでたらめか細かく説明できますよ。長くなるのでご希望であればやります。


リスクコントロールの話は本文をちゃんとお読みになってください。
危険なものをどう扱うかという話しかしていませんよ。
返信する
大飯原発再開反対デモから帰ってきました (ちなママ)
2012-06-30 00:31:42
>物理的な性質についてはそのとおりです。基礎だけでも十分ですので勉強なさってください。

そんな理科の質問はしていないのでまさかそんな
答えが返ってくるとは…。実は、私もなぜ怒ったんだろうと思い(笑)ひとつひとつ書いていたのですが、
下手すれば私の息子のようなお年のまつもとさんにそんな文句をいちいち書いてるのが大人としてバカらしくなり、消しました。お答えを読んでもやはり解ってらっしゃらないし、恐らく今の貴方には何をいっても理解は無理でしょう。
いつか私くらいの、つまり貴方の親御さん位の年齢になったときにはまた少しお考えが変わってらっしゃるかも知れませんが。
元記事、途中までは良いこと言ってるな、とおもってたんですよ。
まん中あたりから?ん?となり、最後の方で怒ってしまいました。
実は、貴方の文章は多くの被災者を傷つけます。
最も、誰も傷付けずに思いの丈を公開するのは誰にとっても難しいことですね…

> 「いわき市民のブログ」は>「素人のブログ」で「避難してきた数人から聞いた話」という段階で情報として信用に値しません。

…私は南相馬市のHP(ここに書かれた非人間的な内容についてはどうですか?)
を参考にしていただくにあたり、こちらのブログに分かりやすく抜粋してあるから、HPのどの辺に書いてある内容なのかの参考に、との意味でのせたので、
その他の記事の内容までまつもとさんに採点していただくためでは断じてありません。
私もこのかたのブログは南相馬市のHPを検索した際に見つけて、わかりにくいHPから当該記事を探しやすかったので、
引用のみで使わせていただいただけですので、普段からの読者ではありません。
(引用のせいでこの方が所詮素人であり適当な風聞を書いているとまで非難されるような事になり安易さを猛反省しています。)

最後に、私の親の世代(7~80代)は周りにガンが物凄く多いです。かかってない人を身近に探すほうが難しいくらい。私の年代もそうですが年齢及び60年代の核実験による被曝、昭和の大公害、添加物、毒物混入、その他ありとあらゆる病気要因を高度成長と共に吸収しまくった世代です。
だからといって、今回の原発爆発による天文学的放射能噴出の影響を軽視はできません。
まつもとさんも軽視はしていないでしょう。
でも同じ言葉でも意味は全く違うのです。
返信する
ちなママさん (あきら@管理人)
2012-06-30 01:20:53

この記事は科学・事実検証ではなく倫理・考え方の話なので、どうご解釈・ご感想を持っていただいても結構です。

訊かれてることと事実関係にだけお答えします。

> …私は南相馬市のHP(ここに書かれた非人間的な内容についてはどうですか?)

物の見方の問題にすぎませんが、私は非人道的だと思いませんし、関わってる現場の立場を考えれば当然のことだと思います。

> 私の親の世代(7~80代)は周りにガンが物凄く多いです~私の年代もそうですが年齢及び60年代の核実験による被曝、昭和の大公害、添加物、毒物混入、その他ありとあらゆる病気要因を高度成長と共に吸収しまくった世代です。

日本人にガンが多いこと(ガンの発症約50%、ガンでの死者約30%というふうに認識しています)は周知ですが、それぞれの要因がどのくらい発がん性があるかはデータがちゃんとあります。放射能の影響は年100ミリで0.5%です。発がん性がその10倍~100倍のものなど世間には溢れています。

そして日本における実際の影響は、数十年間の核実験由来にしても今回の福島にしても、その年100ミリの1/10~1/100程度です。

従って、7~80代にガンが多い→少なくとも放射能被曝の影響ではない、ほかの要因だ、と言えます。100歩譲っても全くゼロか、例外的に1人いるかどうか、という話です。


> 実は、貴方の文章は多くの被災者を傷つけます。最も、誰も傷付けずに思いの丈を公開するのは誰にとっても難しいことですね…

この点は見過ごせません。お話頂ければ伺いますので曇らさずにお話し下さい。

「被災者」をどうとらえるかの話だと思いますが、少なくとも私は今東北・被災地にいらっしゃるお母さん方と意見・情報を共有・交換しています。私の発言にそういうことがあれば指摘されているはずだと思います。

あなたがどういう形で被災された方と関わってらっしゃるかをお伺いしたいです。

当然ですが、被災されたすべての方をカバーすることなどできません。私のスタンスは私が直接関わっている範囲でのサポートが基本です。そこから外れるところに行き届かないのは仕方ないです。
返信する
ちなママさん援護・・ (ゆめこ)
2012-06-30 02:31:23
これ書いても きっと 松本さんに猛反発くらうんだろうけど。。あたしも ちなママさんと同じ考えだと、ちなママさんにも伝えたく。。

きっと松本さんには通じないんだと思います。
松本さんにはお子さんがいらっしゃるのかな・・?

松本さんの目線は、あくまでも原発関連の範囲のみからの発言に感じるのです。。
でも、私たち母親は、原発事故関係なく原発前も後も、母親として生きています。
そこが松本さんの「母親の気持ちが分からない」と言われる所以かと・・。

>私の親の世代(7~80代)は周りにガンが物凄く多いです。かかってない人を身近に探すほうが難しいくらい。私の年代もそうですが年齢及び60年代の核実験による被曝、昭和の大公害、添加物、毒物混入、その他ありとあらゆる病気要因を高度成長と共に吸収しまくった世代です。

と ちなママさんが書いていらっしゃる事に関しても、松本さんのお返事では、放射線目線の話しになってしまう。。

実際、我が子の周りでも、私が子ども時代とは比べ物にならない位、色々な障害を持ったお子さんが多いです。
放射性物質に関わらず、この社会の中で生きていくうえで、原始時代の様な良い環境の中で生活していくことは不可能な訳で、それを理解しながら皆が自分の健康を管理していく時代だと思います。

松本様のお話しは 福島ありき、であり、
被災地のお母様方との繋がりが、松本様の心の支えであり、それが発言の原点でしょうか。

福島原発の話しの流れのブログで、それは自然の流れなのかもしれません。
ですが、子育てというものは、人間に関わらず、全ての生命が 大昔から続けてきた事であり、人により千差万別の育て方があり、
それは母親によるものではなく、
母親と子どもとの関係に寄っても異なります。

だから 子どもが何人かいれば、それぞれの子供に応じた育て方をするものです。
繊細な子供に対する育て方と、元気の良すぎる子供に対する育て方と、同じ親でもその子に応じて対応していくものです。

松本様の言葉は、福島原発事故と絡めて、全て これが正しい!とご自身の考え方を、育児を決めつけている言葉に私には思えます。

個人のブログなので 勿論問題ありませんが、
福島原発後のオピニオンリーダーになろうとしているかのような文章が故、それを読んで不愉快になる人が出てしまうのはあり得ます。

意見が異なるのなら読まなければ良いのですが、福島原発後は、考えの異なる人のブログであっても読む機会が多くなっていますので、どうしても読まれてしまうし、ここに限らず、意見の相違はブログ上で目立ちますよね。

結局のところ、科学を検証なさる事は素晴らしいことと思いますが、母親の分野に土足で入ってくるような感じが否めません。
そして父親目線と言う感じも 何故かしない。。もう少し「上から目線」でなく、人を尊重する事も大事かと思ってしまうのです。

何かあると、私は被災地のお母さんと繋がっている!とおっしゃいますが、私たち母親の場合、【福島原発事故前から】、女同士、母親同士で、勿論 被災地のお母さんたちと繋がっている事をお忘れなく。。




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ラフロイグさんへ (ゆめこ)
2012-06-30 02:40:58
コメントありがとうございました。
私の心自体、壊れてたと思います。
もう少し落ち着こうと思います。
ありがとうございました。

返信する
ん~… (めぐみ)
2012-06-30 02:47:58
この記事を読んだとき、こうなるのではないかと思っていました…
私も「これは…」と思いましたから。

最初主様がわざとこの手法を取られたのかとさえ思いましたが、コメントを読んで気付いていらっしゃらないご様子なので違うらしい、と。

そこで二度と三度読み返して見たのですが…


水の例え、具体的にどんな人物を例えていらっしゃるのでしょうか?
あと前半と後半で登場人物が変化しているような気もしますが…
読解力がなく申し訳ありません。解説して頂けると有り難いです。
返信する
ゆめこさん (あきら@管理人)
2012-06-30 05:37:02
回答の前に、

新しく記事を書きました。主旨はお母様方に向けて言い換えると、
「放射能問題を考えるお母様方のためのブログではない」ということです。

災害・支援というものについての捉え方がまず全く違うということです。
見ている所が違います。

そもそも放射能問題は私にとって重要ではありません。
私は検証のうえ、福島県外では年1ミリも被曝しないことを知っています。この結論が出た時点で放射能問題は全く重要ではないという考えで話しています(福島県内はちょっと違いますが)。

みなさんがどうお考えかはそれぞれでいいですが、ここのブログ記事は全体的にそういう考えです。そして、根拠がなければ基本的に否定される筋合いもありません。

「子供のこと」「放射能問題」が第一ではない、その前提でお読みください。
ここをご理解頂けてないとおそらくお話は噛み合わないでしょう。


何度も言いますが、ゆめこさんの個人のお考えはまっとうだと思いますし否定しません。
私は最初から一貫して、基本的に他人の家の事情に一切言及していません。
繰り返し申し上げますがご理解頂いてますか?


お答えは疑問、事実関係、誤解がありそうな点においてのみ話します。

> 松本さんにはお子さんがいらっしゃるのかな・・?

自分の子はいません。関わっている子供はたくさんいます。生徒、仕事関係(幼稚園や学校に出入りしています)、親戚、友人の子供たち、などです。母親の目線ではないですが、社会として子供を見守っていくという考え、また、仮にも一教育者ですのでその目線では常々考えています。

> 松本さんの目線は、あくまでも原発関連の範囲のみからの発言に感じるのです。。

個人的な感じ方はどうでもよいです。ひとつの感想として受け取ります。
先の記事に書いたように私は原発の話は全く考慮に入れていません。

> 実際、我が子の周りでも、私が子ども時代とは比べ物にならない位、色々な障害を持ったお子さんが多いです。放射性物質に関わらず、この社会の中で生きていくうえで、原始時代の様な良い環境の中で生活していくことは不可能な訳で、それを理解しながら皆が自分の健康を管理していく時代だと思います。

ひとりの母親のスタンスとしてはそれで結構ですが、公開の場としては客観的な話も必要なので、問題提起として申し上げておきます。

それぞれの原因について科学的・医学的にはかなり解明されているので、知って適切に対処する努力は必要だと思います。放射能の影響については理論上ありえませんと端的に申し上げたのみです。それを、ほかの文献を調べて検証するも、最初から信用しないも自由です。

以前より比べ物にならないほど障害が増えた、の具体的な根拠はありますか?戦後は驚くほど平均寿命が延びています。これはちゃんとデータがあります。私には現代より不衛生で短命だった時代が、現代より良い環境だとはちょっと考えにくいです。このあたりは私も詳しいわけではないので、もし話を進めるのであれば医療分野の方のご意見を伺ってみますよ。私に必要な話ではありませんが。。

> 松本様のお話しは 福島ありき、であり、
被災地のお母様方との繋がりが、松本様の心の支えであり、それが発言の原点でしょうか。

最新記事に書いたように、もっとたくさんのことと関わってきたことです。
お母様方ばかりではありません。自治に関わる人もボランティアセンターのスタッフも学生さんも若い世代の方も同世代の方も私の親の世代の方もいらっしゃいます。福島に限りません。宮城、岩手にもいらっしゃいます。その後ツイッターでつながった方も含めれば数百人規模で情報交換しています。

> 松本様の言葉は、福島原発事故と絡めて、全て これが正しい!とご自身の考え方を、育児を決めつけている言葉に私には思えます。

なぜ全く述べていない福島原発の話を無理に絡めて来られるのでしょうか?不思議でしかたありません。何かの思い込みがありませんか?

私がなぜ福島原発の話をしないか、それは福島の方にとってデリケートな問題であり、余所者の私が触れることができないと考えているからです。このブログで「福島原発」と書いたこと自体ほとんど記憶にありません。ゼロではないと思いますが、テーマとして取り上げたことはないと思います。

倫理観の記事についてはあくまで私個人の価値観で書いています。ただし、自分のブログなので自分の言いたい言葉で書いてはいます。常々申し上げてるとおり受け取り方は自由で結構です。他人に理解など求めていませんよ。正しいと決めつけてるわけでも他人に強要もしていません。

> 福島原発後のオピニオンリーダーになろうとしているかのような文章が故、

福島原発後のオピニオンリーダーとは妄想も甚だしいですね。「震災後」はあっても「原発後」という発想自体持っていません。妄想を外して普通に読めば個人が個人のブログで好きに発言してる内容ですし、アクセス数も知人の範囲程度です。

> それを読んで不愉快になる人が出てしまうのはあり得ます。

個人のブログにおいて、多様な価値観の多くの人がいるなかで誰の心も不快にせず文章を書くなど不可能ですし、そこまで気には必要はありません。具体的な批判が来れば聞きますし、必要ならその都度訂正します。基本的にですが、具体的な対人の批判はしない、差別用語は使わない、乱暴な言葉は控える、など自分にルール付けをして心掛けています。不十分でしょうか。

> 何かあると、私は被災地のお母さんと繋がっている!とおっしゃいますが、

私が知る範囲で被災地のお母様方もこういうご意見です、と端的に述べただけですよ。当然それが全てと言うつもりはありませんし、どう受け取って頂いても構いません。

> 母親の分野に土足で入ってくるような感じが否めません。

最新記事に書いた通りフィールドが違うので踏み込む気はありません。聞かれたので答えただけです。

総じて、なんらかの思い込みでお読みになられてると思います。
一言も使っていない福島原発や、考慮していない放射能問題が大きなテーマであるかのように取られているのが不思議で仕方ありません。他の多くの方の感想はそういうものではないのですが。。ぜひ偏見を捨ててフラットな目線でお読みになって頂きたいです。
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