叙勲

　５月になぜ東京に行ったのかというと、父が長年の功績を称えられて皇居で天皇陛下にお目通りが叶う為の付き添いだったからです。
俗に言う「春の叙勲」でテレビでよく見る園遊会の規模が大きい「その他大勢版」です。


　その集合場所となっているのが旧赤坂プリンスホテルなんです。
現在の名称はグランドプリンスホテル赤坂。
翌日の朝にプリンスホテルに集合しバスで出発するのでここに宿泊するのが一番便利なんです。
だからここは人気で早く予約を入れないと満室になってしまいます。


　さすがはプリンスホテルでこんな事には慣れていて、段取りが非常に良いのに感心する。
皇居訪問の前日に貸衣装の選定・着付け・メイク・写真撮影の受付等段取り良くテキパキとこなして行く。
皇居に行くバスは１０台以上と聞いているから600人～1,000人くらいの客をさばく計算になる。
従業員の質・教育ともハイレベルで見事だった。

　上の写真は色内掛けを選ぶ場所。手前の鏡までが約5万円～。
それより向こうはまだ高い。
当日の朝着付けを終えて記念写真。


　着替えが済んだら出発まで別室で待機。
ここでお弁当が支給され慌ただしく早い昼食を摂る。
この時点でまだ１０時頃なので年寄りに昼食を食べろと言ってもまず殆どの人が食べられない
でも一旦配られた弁当は安全の為部屋から持ち出し禁止だったから殆どが廃棄処分になっていた。なんと勿体ない。


　無事に皇居から帰ってきた両親は一生に一度の大イベントだったととても感激していた。
皇居に行けるのは配偶者だけでその他の付き人（私）は時間潰しをするのでした。（私は東京見物へ）
しかしずっと間近に付き添っていた私も良い体験と親孝行ができました。


現在の内閣総理大臣　安倍晋三さんの名前がちゃ～んと明記されています。
大阪で日をあらためてお祝いの食事会を開催しました。


　一般の人にとってはまずこんな機会は有りませんから、
やっぱり一生の記念になる出来事だと思います。
御礼の気持ちを込めてお世話になった人に記念品を配りました。


　私なんか何歳まで生きてもこのようなモノは頂けることは有りませんから
両親を尊敬しているのです。