ほんの一部の絵を模写するだけでも、こんなに大変なのに絵描きさんは大変だなあ
今さらだけど、偉そうに「こどものころ読んだ本について書きます」とか言っちゃって、はいいものの別にそんなに大して読んじゃいなかったんじゃないかと自分に疑いをかける。
結局、今日も書きたくなった絵本を読んだのは見かけは大人になってからだし、余計なカテゴリー作ってしまったー
子どものころ絵本を楽しんだ記憶は全くない うちの母は児童書は与えても絵本には気が回らなかったみたいです。
絵というものに苦手意識があって、絵のついた本に何の興味も持たなかったんだけど、子供を産んでしまったら絵本を無視しては通れなくなった。
だからと言って子供に絵本をいっぱい読んであげたかというと、そうでもない。(うーん、ここが私の子育てで一番後悔しているところだろう)
子供がいて、絵本を手にして、絵に対する苦手意識が少しづつ剥がれていったところで、そのうちこんなスズキコージさんみたいな人の本に出会って「こんなところにツボが待ち構えていたかっ」て感じですかぁ。
結局ナンセンスが好きだったんだ。不条理が人には必要なんだ。
私の理想は不条理の服着て生きていくことよ。(一歩間違えばなんとやらだけど、自覚症状のある、自ら希望の不条理仮面ですから、まともだよね)
それを素でいってらっしゃる風なのがスズキコージさんだなあ。しかも絵の才能もあるから羨ましいなあ
どの本も不条理、ナンセンスだけど、そのなかでも中身の濃い、不条理いっぱい詰まった本がこの『大千世界のなかまたち』(あとから出たのは「大千世界の生き物たち」)だと思いますよ、わたしは。大、大、大好きですよ
『大千世界のなかまたち』は最初福音館書店から刊行されて、1985年が初版で私の持ってるのが1989年の4刷なので増刷するほど売れてはいたんだろうに、いまや絶版。
その後、架空社から1994年に『大千世界の生き物たち』とタイトルを変えて復活されてます。
大好きなもんで、装丁も変わり、なかまたちも多少違うのでまたまた購入しちゃった
もともとは福音館書店の「こどもの館」という月刊誌に連載されていたらしい。このあとから出た「生き物たち」のほうがその連載時のものに忠実らしいです。どっちにしてもいいわ。
この本はモノトーンの、絵本というより挿絵つきのなかまたち紹介本というところですが、福音館の『大千世界のなかまたち』のほうには中に登場する生き物たちを最初の何ページかに全員をカラーで描いているので、その中から本日は絵的に真四角の中で映えると思った『マスカン』を持ってきました。スズキコージさんもお面大好きだしね。
こーれが大変だった いや、どれ描いても大変だと思いますけどね。
ひとつひとつ、絵もいいし、紹介文もいい
そうだったんだー あの音は、あの気配はこいつだったんだーと思える生き物たち満載
スズキコージさんは、まあ絵描きさんで、こんな絵が描けたらどんなにいいかとも思いますが、私はこういうおはなしが書きたいと、書きものの方でより刺激されてしまう。
ちなみに「マスカン」はお面をつけて縁日を渡り歩くおばさんで、お面が売れたら自分のお面を剥がしてドンドン売りさばいていくけれど、ホントの顔は一緒にいる猫しか知らないらしい。
このおばさん、お面とは思えないけど、昔のコミック「はいからさんが通る」の伊集院少尉のところのばあやの如月さんに似てる。
他に好きな生き物はいっぱい。
くさいおのれの生きざまをかみしめているかのような、イースター島のモアイ像にそっくりな和式便所蓋の「ブッダ」やメリーゴーランドの木馬を自分の子どもと思いこんで遊園地が休みの日に子どもたちをなめてあげている、母性本能あふれる「マワリル」(いとおしい)や路上に落ちた吸殻を拾い集め顔中の穴という穴に詰め込んで煙草をスパスパ吸っている「スッパラガス」など言い出すときりがない。
スッパラガスといえば、今まで気づかなかったけど街角吸い殻入れみたいのが駅のそばにはあるのね。結構大きいゴミ箱みたいなので、最初どうして男の人たちが数人しゃべりもせずゴミ箱囲んでいるんだろうと思っていたのだけど、吸い殻入れ箱だったのね。
見ず知らずの男の人たちがそれを囲んでたばこをスイスイ吸っている。プカプカというようなのんびりした風景ではなく、これを逃したら次はいつどこで吸えるやらわからんっといった、見てて気の毒になるような雰囲気があった
スッパラガスがいたらなあ…果たして違うかなあ、恐いかなあ。
今さらだけど、偉そうに「こどものころ読んだ本について書きます」とか言っちゃって、はいいものの別にそんなに大して読んじゃいなかったんじゃないかと自分に疑いをかける。
結局、今日も書きたくなった絵本を読んだのは見かけは大人になってからだし、余計なカテゴリー作ってしまったー
子どものころ絵本を楽しんだ記憶は全くない うちの母は児童書は与えても絵本には気が回らなかったみたいです。
絵というものに苦手意識があって、絵のついた本に何の興味も持たなかったんだけど、子供を産んでしまったら絵本を無視しては通れなくなった。
だからと言って子供に絵本をいっぱい読んであげたかというと、そうでもない。(うーん、ここが私の子育てで一番後悔しているところだろう)
子供がいて、絵本を手にして、絵に対する苦手意識が少しづつ剥がれていったところで、そのうちこんなスズキコージさんみたいな人の本に出会って「こんなところにツボが待ち構えていたかっ」て感じですかぁ。
結局ナンセンスが好きだったんだ。不条理が人には必要なんだ。
私の理想は不条理の服着て生きていくことよ。(一歩間違えばなんとやらだけど、自覚症状のある、自ら希望の不条理仮面ですから、まともだよね)
それを素でいってらっしゃる風なのがスズキコージさんだなあ。しかも絵の才能もあるから羨ましいなあ
どの本も不条理、ナンセンスだけど、そのなかでも中身の濃い、不条理いっぱい詰まった本がこの『大千世界のなかまたち』(あとから出たのは「大千世界の生き物たち」)だと思いますよ、わたしは。大、大、大好きですよ
『大千世界のなかまたち』は最初福音館書店から刊行されて、1985年が初版で私の持ってるのが1989年の4刷なので増刷するほど売れてはいたんだろうに、いまや絶版。
その後、架空社から1994年に『大千世界の生き物たち』とタイトルを変えて復活されてます。
大好きなもんで、装丁も変わり、なかまたちも多少違うのでまたまた購入しちゃった
もともとは福音館書店の「こどもの館」という月刊誌に連載されていたらしい。このあとから出た「生き物たち」のほうがその連載時のものに忠実らしいです。どっちにしてもいいわ。
この本はモノトーンの、絵本というより挿絵つきのなかまたち紹介本というところですが、福音館の『大千世界のなかまたち』のほうには中に登場する生き物たちを最初の何ページかに全員をカラーで描いているので、その中から本日は絵的に真四角の中で映えると思った『マスカン』を持ってきました。スズキコージさんもお面大好きだしね。
こーれが大変だった いや、どれ描いても大変だと思いますけどね。
ひとつひとつ、絵もいいし、紹介文もいい
そうだったんだー あの音は、あの気配はこいつだったんだーと思える生き物たち満載
スズキコージさんは、まあ絵描きさんで、こんな絵が描けたらどんなにいいかとも思いますが、私はこういうおはなしが書きたいと、書きものの方でより刺激されてしまう。
ちなみに「マスカン」はお面をつけて縁日を渡り歩くおばさんで、お面が売れたら自分のお面を剥がしてドンドン売りさばいていくけれど、ホントの顔は一緒にいる猫しか知らないらしい。
このおばさん、お面とは思えないけど、昔のコミック「はいからさんが通る」の伊集院少尉のところのばあやの如月さんに似てる。
他に好きな生き物はいっぱい。
くさいおのれの生きざまをかみしめているかのような、イースター島のモアイ像にそっくりな和式便所蓋の「ブッダ」やメリーゴーランドの木馬を自分の子どもと思いこんで遊園地が休みの日に子どもたちをなめてあげている、母性本能あふれる「マワリル」(いとおしい)や路上に落ちた吸殻を拾い集め顔中の穴という穴に詰め込んで煙草をスパスパ吸っている「スッパラガス」など言い出すときりがない。
スッパラガスといえば、今まで気づかなかったけど街角吸い殻入れみたいのが駅のそばにはあるのね。結構大きいゴミ箱みたいなので、最初どうして男の人たちが数人しゃべりもせずゴミ箱囲んでいるんだろうと思っていたのだけど、吸い殻入れ箱だったのね。
見ず知らずの男の人たちがそれを囲んでたばこをスイスイ吸っている。プカプカというようなのんびりした風景ではなく、これを逃したら次はいつどこで吸えるやらわからんっといった、見てて気の毒になるような雰囲気があった
スッパラガスがいたらなあ…果たして違うかなあ、恐いかなあ。
お絵描き!
コージズキンもビックリ!
精魂使い果たすまで、やるのはキケンだ!
睡眠時間をけずってまでとは、若すぎる、君は!
わたしも尊敬しています、スズキコージさん
真似しようったって出来ない
でもウマシカさんのように、まねっこでも
描いていると、ほ~んのほ~んのすこしは
近づけるかなあ?
最近、公園に目つきの悪い、大デブの
ネコが2匹いて
おやつをくれるオッサンとか
(どこが?)可愛い~!とかいうオネエチャンには
ナ~ゴ~とかやってるみたいなんだけど
こないだ、うちのちび犬と木の陰から観察していたら
ハッと目のあった瞬間
「なーんだ、コンナロ~もんくあっか~
オラオラー、見てんじゃね~よ~噛むぞ」
と目を細めて顔を斜めにして肩を揺らして
オラオラ来るんで、びっくりたまげたよ
ひえ~っ!ネコのくせにチンピラ面で、こわかったよ
一目散で逃げたよ、トホホ
なんか、イヤっ
風紀が乱れてるっ
ネコにまで舐められて、ダメな犬と飼い主!
雪の日はピノリンコとお散歩たいへんだねえ。
しかもそんな恐ろしげななわばり張りでぶネコが2匹もいるなんて
あに恐ろしや 気をつけてね
コージズキンの絵なんてとても模写できないと思ったし、何度も保存できなくてやり直して大変だったけど、確かに描いてると(アクリルか油かと付属のお絵かきツールでは描き方もタッチも全然違うではあるが)、こんな風にコージズキンは描いてるのかなと多少いい気になっていく自分があります。
模写も面白いです。
ブログ更新存続危うしと思ったけど、応援してもらえるともうひと頑張りしてみようかなと思った今日この頃です。
ありがとね
でもね、睡眠時間はちゃんととってくださいませ
頑張る気持ちよ砕けろとばかり
電車はこれでもかっと遅れるし
暖かいと思っていた冬が
寒さでふんばるしー
どこまで頑張るか計りかねるよね
とりあえず、今日を頑張ろう!
途中まで書いて、投稿失敗してそのままになってただよ
その間、関東地方ではも降り、積り冬らしい冬で、寒いのが中々好きなわたしはうれしいわ
冬はやっぱり寒くなくっちゃ で、その寒ーい中、分厚いコート来てマフラーに顔を埋めて、大地をズッシズッシ踏み締めて歩くの。それが好き
で、そんな中、私はまた坊主みたいな刈上げヘアーで呆れられてるよー