トムズボックス

あら、ちょっと品位に欠けるかしら。

これは吉祥寺にあるトムズボックスで買い求めた〝ほししんいち〟のジグゾーパズルです。

ほししんいちとは、あの作家の星新一ではなくイラストレーターの〝ほししんいち〟のことです。

そしてトムズボックスhttp://www.tomsbox.co.jp/というのは子どもの本、というよりは絵本の専門店です。
というよりは大人も喜ぶちょっと癖ありの子どもの絵本を主に置いています。ホラこんな感じのね。

トムズボックスの店主が好きなのはスズキコージズキンや片山健、荒井良二や飯野和好なんかなんだと思います。私と同じように。
そこには絵本だけじゃなく、このようなジグゾーパズルや手ぬぐい、バッヂ、カレンダーなど置いています。
どれもこれもちょっとオタクのかほり がします。

何年か前にスズキコージのカレンダーを狂喜乱舞で買い求め、未だに絵のページだけとっかえひっかえ季節に合わせてトイレに展示していますが、２年間だけでその後は見かけないのが残念です。

もうひとつトイレに置いてるカレンダーが、今年は久しぶりに使っている「ご教訓カレンダー」ですが、今開いているところのご教訓は大傑作です

さすが金賞をとっただけあり、作者の方には心の底からお祝いするとともに帽子を脱いで捧げます。
（ベネディクト通りさんがもしこれを見ていたら、私はこの３日間ＵＰされないかと何度もベネディクト通りを行ったり来たりしたことを白状いたしましょう）

今月は忙しいだけじゃなくてPCを独り占めできないので、なかなか更新できませんわ。
ようやっと月一（わたしの中のノルマ）の模写をし、とりあえずのです。つづきはまたPCに辿り着けたときに...。


そしてつづき…

今トムズボックスのHP見たらピンバッヂが思った以上、お店以上、充実してるんだわ。
わたしは茂田井茂(やまねこせんちょうボンシイクhttp://blog.goo.ne.jp/der35_mai/e/e863b3592eeb96a5869782ffbb7cf22b参照)さんの自転車こぎを買い求めましたが、ほかのもいろいろいいなー。
もっといっぱい欲しいけど10個買うと6000万円以上するじゃんか。高いよ

コージズキンのカレンダーは取り組みがなくなった後も未練たらしく行く度に探しましたが、結局見あたらず何年後かについに諦めました。

２年ほど前、コージズキンの個展が６畳もあるかないか程度の小さなギャラリーで開催されたので行ってきたら、部屋の真ん中に小学校の机みたいなのを置いてスズキコージさん本人が入り口に向いて座っていました。
一人座ってしこしこ折り紙で切り絵を制作しながら店番してる風でした。
出来上がった切り絵は天井から洗濯物みたいに、運動会の万国旗みたいに、あるいは子どもの誕生会のように干していくようでした。

扉の奥にはお店の人がいたみたいですが、その場ではふたりっきりだったので
「以前はカレンダーの出るのが楽しみでした」と言うと
「どうも採算が合わないらしく作ってくれるところがなくなったんだよね」と残念そうに話してくれました。

そしてまた熱心にはさみを手にし再び切り絵に取り組んでらっさいました
じわじわと迫力のある方です。
本当にコージズキンさんの絵もおはなしも色使いもペンタッチもわたしは大好きです
そのとき買って帰った絵本の「さんざんまたせてごめんなさい」は私に何らかの刺激を与えてくれて「イカにもイカのイカ太郎」を生みました。（そんな大したもんこイカ）

だれにも何にも言われないけど自分ではイカ太郎が大そう気に入ってます


もう一回追記。。。

もう一回パズルの表紙絵と見比べてみたら、顔が全然違うんだなー
ほししんいちさん、ごめんなさい
遠～～～～～くから見てください　（新しい絵文字使いたがり）