〇秋の日帰り旅行
恵那峡遊覧と馬篭宿散策そしてバス内交流会
期 日 11月17日(木)
参加者 37名(うち女性27名)
晴れマークの週間予報、前日の雨模様を気にしながらの朝・夜半の雨もあがり天気は良さそう、ほっと一安心。目覚ましを三時にセットした人、はたまたお世話頂いた誰かさんは一睡もしていないとのこと。(参加の皆さんは楽しみの中にも緊張気味のようだ)
37名の参加者は、初めて、夫婦同伴(3組)、親子で参加された方など和やかな中での出発となりました。
美濃太田パーキングでのトイレ休憩では、五平もち、みたらし団子の臭いが食欲をそそる。でもここは我慢我慢、予定されている昼食の「松茸すき焼き」が頭をよぎりました。その松茸は食べ放題とまではいきませんでしたが、最高の味でした。
いよいよ、今日のスポットその一、紅葉の恵那峡を貸切高速遊覧船で観光です。空は青く、湖面は紅葉を映し最高の気分、そしてスピーカーから流れる恵那峡観光音頭には手拍子も出て皆さんニコニコ。ポカポカ陽気で最後まで熟睡のお二人もいました。
スポット二は、中仙道を代表する宿場町の馬篭宿に到着、一杯の人出の中に外国からの方も多く、さすが全国区の観光地。
道路の両側には民宿・旅館・茶房・みやげ店と宿場町ムード一色、文豪島崎藤村の記念館はゆっくりと鑑賞時間があればと思ったりもしました。
あっという間の馬篭宿の散策も終え、帰途につく時間となり、車内では皆さん和気あいあい「あんたこれ食べられ」「これあげっちゃ」、往路での緊張感もなく笑いの顔、顔。バス内では、いわき市から生まれたフラガールのビデオ上映を見て「来年はここに行くけ!」と早や来年旅行の声も。そして、誰彼ともなく「来年も元気で来んまいけ」と。お世話されたUさんからの挨拶の中に「観光地を見る旅行もいいが、車内での交流会が嬉しい、来年はフラダンスでも行きましょうか」と。全員パチパチパチ。次回の参加を頭に描きながら、無事旅行を終え帰宅となりました。
“人はいくつになっても子供の時分に食べた物の味を忘れないように、自分の生まれた土地のことを忘れないものです。たとえその土地が、どんなやまのなかでありましても。“
藤村『ふるさと』のはじめより(大正9)
我々、電友会会員も同じ釜の飯を食った仲間、足が小々痛くても笑顔を忘れずに次回旅行を楽しみにしたいと思いました。
高江輝夫 記