2012年憲法記念日のつどい
会場、日程、講師が決まりました。
講師:俵義文氏
日時:5月20日(日)午後1時半(開場:午後1時)
会場:嶺町文化センター集会室(3階)
アトラクションなども検討中です。みなさんのアイディアをお待ちしております。
俵さんのこと 川合光也
今年の5月の憲法記念日のつどいの講師侯補が事務局より運営会議に提案された。子どもと教科書全国ネット21事務局長俵義文氏が第一候補とのことだった。昔知り合いであったと発言した処、交渉を依頼された。数年来の癌患者である私は、この4月に中学生になる孫の教科書問題に無関心できて、ショック状態にある。ともかく電話で俵さんに講師を依頼した。当初は驚かれている様子だったが、田園調布九条の会としての講師依頼を快諾された。
俵さんは、1941年福岡は筑豊直方市の生まれで、60年安保の年、中大法学部働法中心に学ばれている。卒業後、教科書の編集・出版にあたられている(この会社が東大の近くにあり、文京区の私立学校に勤めていた私はこの頃お会いした)。
福岡の定時制高校で学ばれた氏は、労働者の学習運動にも精力的に取り組み、文京労働学校校長や労働学校講師なども勤められた。かつての家永教科書裁判の事務方の中心人物でもあった。この後継組織が前出の子どもと教科書ネットであり、1998年結成時より事務局長をされている。著書は岩波書店、学習の友社、高文研等々から主なものだけで10冊を超える。教育、教科書問題が中心だ。
教科書採択は3年毎であり、私の孫達の問題の深刻さは解消される見通しはないが、憲法問題としても大問題であり、俵講演から改めて多くを学びたい。(かわい・みつやさん=田園調布九条の会呼びかけ人)