田園調布九条の会

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2011年憲法記念日のつどい(終了)  半田さんの講演を聞いて

2011-05-24 17:13:43 | 半田滋さん講演会

半田さんの講演は、豊富な取材と体験に基づく具体的なお話しで、大変分かりやすい内容でした。

 「トモダチ作戦」には震災の有事利用の真意があることから説きはじめ、米軍再編で米軍と自衛隊の一体化が進んでいる体質がよく理解できました。「新防衛計画の大綱」で新たに打ち出された「動的防衛力」と、TGT三角海域(東京・グァム・台湾を結ぶ三角形)で中国艦船を監視する日米の新たな対中国戦略が不可分で展開していくなど、目を見開かされる思いがしました。

 出席者の質問は「自衛隊員の心情=昔の軍隊の様にシビリアンコントロールを拒否するような実態があるのか」など、次々に手が上がりました。半田さんは「自衛隊員の中には『憲法九条が俺たちの命を守ってくれている、自衛隊は実は最大の護憲集団かも知れない』と言う人もいる。しかし、個人としてはともかく組織としての自衛隊には憲法遵守させるよう、充分に気をつけていかねば」とのお答えでした。大震災のあとの状況を踏まえた、とても時宜にかなった講演会でした。

 

 

 

 

 

 ( ↓ 憲法記念日のつどい会場でのアンケートから)

◎ わかりやすく、すばらしい講演でした。多くの疑問が解けました。こんなすばらい内容で参加人数が少なかったのが残念でした。次回への要望=今回のような講演をお願いします。 

◎ 私にとっては難しい内容でしたが、これをきっかけに勉強していきたいと思います。半田さんのお話をこんなに近くの会が企画していることを知り心強く思いました。ありがとうございました。
◎ 明快で説得力ある話でした。特にご年配からの「ジャーナリストしっかりしろ」の声は良かった。
◎ 大変参考になりました。「ジャーナリストしっかりせよ」の声がありました。私も同感です。
◎ こんな専門的ですばらしいお話をもっと多くの人に聞いてもらいたい。(次回への要望=前回の日色ともゑさんのお話もとっても心温まる、よいお話で、女優さんが身近に感じました。そのような方にも、また来て欲しい。
◎自衛隊の災害派遣が自衛隊賛歌になるのではないかと何となく思っていたのですが、考えが違っていないことがわかりました。私も災害派遣に徹するべきだと思います。九条は絶対に守って。
 

 


2011年憲法記念日のつどいに向けてのPP

2011-05-21 00:12:05 | 半田滋さん講演会

 2011年5月21日の憲法記念日のつどい

次のようなPRをしました

1)田園調布と近隣地域にチラシ(B5)10000枚を配布しました。(25ブロックに分け、17人が分担しました)

2)田園調布駅頭でチラシを配布しました。(参加16人、うち4人ははじめての参加でした)

3)ポスター(B4)を地域の町会掲示板に掲出させてもらいました。商店玄関などへ掲出は飛び込みでのお願いなどで若干増えました。町会掲示板と商店の合計で120枚。

4)ポスター(A2)を東急駅構内に掲出しました(4駅・5枚です。

5)朝日新聞マリオン欄、週刊金曜日、大田区報、地域マスコミ「わがまちかわら版」などに「お知らせ」(PR)を掲載して貰いました。

 

 

 

 


2011ー5-21(ポスター) 田園調布九条の会  憲法記念日のつどい 

2011-05-12 23:39:31 | 半田滋さん講演会

「新防衛計画の大綱で

強まる中国シフト」

「自衛隊は災害派遣をより本格的にすべきではないのか…」

 

 米国の要請でペルシャ湾の機雷掃海から始まった自衛隊の海外派遣は、21世紀に相次いだインド洋派遣、イラク派遣を通じて、はっきりと対米支援に変わり、さらに防衛大綱を通じて米軍とともに中国封じ込めの一翼をになうようになって来ました…。

 東日本大震災で活動している自衛隊と米軍ですが、もともと自衛隊は災害派遣を「いわゆる本来任務」と位置づけ、年間500回から900回もの災害派遣を経験しています。

しかし、防衝出動とくらべれば予算、訓練とも貧弱。この際、海外での災害救援を含め、自衛隊の活動を災害派遣を第一義とすべきではないのか。そんな思いを強くしています。講演では、海外派遣、大綱、災害派遣について、お伝えし、みなさまの活動のお役に立てば、と考えています。(半田さんの手紙より抜粋)