第6回戦争を語りつぐ会 ご案内 |
と き 3月18日(日)午後2時~4時(午後1時半開場)
ところ せせらぎ公園(多摩川駅前)多目的室(2階) 資料代 300円
人間はながい間、戦争によって悲惨な目に遭ってきました。戦争は自然現象ではありません。人間の仕業です。日本国憲法第九条は、平和の為の知恵の固まりです。人類は、苦難の末にやっと平和的解決手段を手に入れました。憲法に守られて60余年、日本は一度も戦争をしていません
ところが昨年10月、国会に「憲法審査会」が設置されました。九条改定をもくろむ議員たちが、公の場で議論を始めています。大田区の教育委員会では、戦争を美化する教科書が採択されました。向こう4年間、学校で「戦争は不可避」とでも教えこむのでしょうか。政府は一昨年「新防衛計画の大綱」を決め、海軍と空軍力を強化しようとしています。巨額の税金投入で重武装した自衛隊と、旧日本軍の映像がダブってきます。戦争を風化させないために、戦争の時代に何があったのか語り伝え、残しましょう。世界中に未だに溢れる戦争の実像、悲惨な現実を知り、想像力を働かせましょう。
田園調布九条の会が開催する第6回目の「戦争を語りつぐ会」に、お誘い合わせの上、是非お出かけください
お話ししてくださる方
石井 弘さん(鵜の木在住) 1972年浅草生まれ、42年三菱工業株式会社の東京機器製作所に少年工として入社、戦車製造の職場で働く。45年東京大空襲(3月10日)で父と兄を失う。同年日本で最後の徴兵検査を受ける。 |
千葉 和子さん(杉並区在住) 1931年目黒区生まれ、府立第3高等女学校入学。45年山の手大空襲で自宅・学校ともに消失。
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