“でくのぼう“の“でく”は人形を意味します。
人形は、木の人形と泥の人形があり、それぞれ“木偶”と
“泥偶”になります。
でっころぼうは“泥偶の坊”と云うことになります。
月見里(やまなし)神社に残っている文献によりますと『堀尾市郎
左右衛門さんの泥で作った首人形を似肖像(あやかりく)と言い、
源為朝にあやかって、強い子に育つように神社から一本(一体)を
預かり、子供の枕元に置いて祈ったとあり、子供の病気が治ると
いちろんさんでもう一本を買い求め二本にして神社に奉納した』と
記されております。又、枕元のこの首人形に子供が着物を着せて
遊んでいたと記してあります。
この話は、私が古代布の復元をめざしており、その布を神社に
奉納した際に伺った話で、それがきっかけとなって似肖布(あやかりふ)、
似肖屋、でくのぼうの名をいただき、でくのぼうシャツを作るキッカケにも
なりました。
この首人形は各地にあり、それぞれに伝説がありますが、“神様が宿る”
と云う事では一致しているように思われます。
例えば、岩手県の“おしらさま”という木偶人形は、お蚕さまを私たちに
もたらした神様として神棚にまつられているそうです。
この“おしらさま”は、一対の木の首人形で一体は馬の顔で恋愛の伝説があり、
美しい十二単衣のような着物を着ておりました。
人形にはこの様に“神が宿る”面と郷土玩具としての面があると思われます。
この似肖像(でっころぼー)のように、その両面を持った人形は、めずらしいと
思います。
清水の伝統工芸品として、末永く語り伝えられることを願っております。
お問い合わせは、電話か、あやかりやのメールでお願い致します。
TEL:セブンエビス054-366-2525
:あやかりや 054-367-7291
似肖屋HPもご覧下さい
人形は、木の人形と泥の人形があり、それぞれ“木偶”と
“泥偶”になります。
でっころぼうは“泥偶の坊”と云うことになります。
月見里(やまなし)神社に残っている文献によりますと『堀尾市郎
左右衛門さんの泥で作った首人形を似肖像(あやかりく)と言い、
源為朝にあやかって、強い子に育つように神社から一本(一体)を
預かり、子供の枕元に置いて祈ったとあり、子供の病気が治ると
いちろんさんでもう一本を買い求め二本にして神社に奉納した』と
記されております。又、枕元のこの首人形に子供が着物を着せて
遊んでいたと記してあります。
この話は、私が古代布の復元をめざしており、その布を神社に
奉納した際に伺った話で、それがきっかけとなって似肖布(あやかりふ)、
似肖屋、でくのぼうの名をいただき、でくのぼうシャツを作るキッカケにも
なりました。
この首人形は各地にあり、それぞれに伝説がありますが、“神様が宿る”
と云う事では一致しているように思われます。
例えば、岩手県の“おしらさま”という木偶人形は、お蚕さまを私たちに
もたらした神様として神棚にまつられているそうです。
この“おしらさま”は、一対の木の首人形で一体は馬の顔で恋愛の伝説があり、
美しい十二単衣のような着物を着ておりました。
人形にはこの様に“神が宿る”面と郷土玩具としての面があると思われます。
この似肖像(でっころぼー)のように、その両面を持った人形は、めずらしいと
思います。
清水の伝統工芸品として、末永く語り伝えられることを願っております。
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