『似肖屋(あやかりや)』 旧東海道 江尻宿で商いをしています。ー現在の清水銀座商店街です。ー

でくのぼう シャツ、作務衣、スラックスの製造元です。美と癒しと新和風をテーマに、古代布の復元を目指しております。

着替えのおしゃれ

2006年11月23日 | Weblog
私たちは、毎日の中で自分だけの自由時間を無駄に
過ごしていないだろうか、
どうしたら明日の為に自分の時間を有効に使う事が
出来るのだろうか、
なぜ、“衣食住”と衣が最初にくるのだろうか、

 タイトルの“着替えのおしゃれ”は、なぜ着るの?と
自分に問いただした時に浮かんだ言葉です。
漠然と着替えると云っても「寝巻き起き巻き」では
ごろ寝とテレビで時間が過ぎてしまいます。それでは、受動態です。
テレビが悪いわけではありませんが、パジャマは寝る時の服、
トレーナーは運動する時の服、スーツは人に会う時の服として
作られております。
 
 では、自分だけの時間を充実させる物は何でしょうか、
音楽もインテリアも必要ですが、着る物が最初にあって
そこから全てが始まります。“衣食住”の順です。

 ですから、くつろぐ為に着る服“リゾートシャツ”を作りました。
オリジナルの布を使い、一着一着 手染めして(製品染め)、草木の
精を気に取り込み、気持ちが休まるように工夫してあります。
 型が作務衣だからお稽古事にも適しています。その為にポケットを
上下で五つ付けて、パッチと云うか 共布にも気配りをして手作りの味
を感じられる様に努めました。袖を通して解る癒しの感覚です。

 毎日を充実させ、豊かな時間を過ごすには、“リゾートシャツ”に
着替えることです。そこから自分だけの楽しいひとときが始まります。
力を抜いて、リラックスして大切な時間をすごしましょう・・・・。

 この“着替えのおしゃれ”というテーマは、自分にも似肖屋(あやかりや)
にとっても非常に大切なテーマの一つです。
でくのぼうシリーズでは、リゾートシャツとして作務衣型を扱っておりますが、
似肖屋では“八雲野(やぐもの)”シリーズとして、ワンピース型を作って
おります。似肖屋HPをご覧下さい。

お問い合わせは、電話か似肖屋のメールでお願い致します。
   TEL:セブンエビス 0543-66-2525
      :あやかりや  0543-67-7291









セブンエビスを紹介します。

2006年11月17日 | Weblog
 セブンエビス、つまり、七福神のことです。
創業は、昭和25年10月で、57年前に私の父が
“えびすや洋品店”として現在は似肖屋がある場所、
清水銀座に開店しました。私が1歳のときです。
 当時は清水を江尻といい、“江尻の宿”へ行くと言って
大勢の人が集まって来たそうです。
私も賑やかだった幼い頃を覚えております。
今はその面影はまったくありません。

 私は1975年、VAN.JACを退社して清水へ
帰ってきました。まだまだ景気のいいときでした。
エビスヤは、2店舗になっていてVANエビスヤと
KENTエビスヤになっていました。
 その後、VAN・JACが倒産しました。
そこで、店名をセブンエビスと、似肖屋の前身の
伎倍幡(きべばた)サロンとしました。
セブンエビスは、七ッのコーナーに分け 書籍、子供服レンタル、
紳士服、婦人服、小物(靴、バック)、雑貨、を扱い
10時~10時まで営業しました。新しい業態、洋品店のコンビニです。
繁盛はしましたが疲労で病気になりダウンしてしまいました。
結局、4~5年で元の洋品店に戻し店名のセブンエビスだけが
そのまま残った次第です。
 
 かなりおおまかに書きましたが、本当は いい思い出、失敗談が
数限りなくあります。又の機会に書こうと思っています。


お問い合わせは、電話か似肖屋のメールでお願い致します。
    TEL:セブンエビス 0543-66-2525
       :あやかりや  0543-67-7291
 
       あやかりやHPもご覧下さい


 


 

 



ウルトラD報告会

2006年11月11日 | Weblog
 “ウルトラD”というのは、商売のダイゴミを満喫する
という意味で、清水商工会議所が繁盛店予備軍づくりと、
その機運を周辺商店に波及させるため、高橋幸司氏の
コンサルタント指導により清水銀座の5店舗が指導を受け、
今日は その成果を発表する報告会でした。

 4店舗の仲間の報告が終わり、いよいよ自分の番です。
時計を見たら予定時間が30分以上オーバーしておりました。
あせりました。商品説明か、店の宣伝か、両方は無理だと思いました。
心の中で店の宣伝にしようとおもいましたが、突然、司会をしていた
高橋先生から、でくのぼうシャツの商品説明を求められました。
残念ながら私の報告会はメチャクチャになってしまいました。
 簡単にいつもしている説明をすればよかったのですが、
又、それを一番したかったはずが、あせっていて頭が宣伝、せんでん
になっていました。
先生からは、いつも、“ゆっくり、丁寧に”と言われていたのに・・・、
いつもしている商品説明は、身ごろと左袖、右袖、それぞれの使用している
布が違うので このでくのぼうシャツ一着作るには、紡ぐ,織る、染める、
デザイン、縫製と、11人の職人の手がかかっていること、
私の25年間の結晶であること、似肖布(あやかりふ)は、江戸時代の
布の復元をめざした布であること、テーマは、肌ざわりで癒す、デザインは
新和風 等々いくらでも説明出来るのに・・・・、
なにか、めちゃくちゃにしてしまったようで聴講したして下さった皆様、
会議所の皆様、高橋先生、ウルトラDの皆様本当にすみませんでした。

 お問い合わせは、電話か似肖屋のメールでお願いいたします。
     TEL:セブンエビス0543-66-2525
        :あやかりや 0543-67-7291

        あやかりやHPもご覧下さい

いちろんさんのでっころぼー

2006年11月07日 | Weblog
 江戸中期頃、似肖像(あやかりくは、似顔を土で造った
首人形のこと)を造る名人の堀尾市郎右衛門(いちろうざえもん)
という人が東海道江尻宿入江の庄におりました。
似肖屋のある江尻の庄のとなりです。
似肖像は土、泥の細工である為「泥像(でくは人形のこと)の坊」
と呼ばれ、“市郎右衛門さんの泥像の坊”が江尻近郊の訛、方言が
まじって「いちろんさんのでっころぼー」と呼ばれたそうです。

いちろんさんのある場所は、京へ向かう東海道と、徳川家康の
廟がある久能山東照宮へ向かう久能街道の分岐点に位置します。
その為、おみやげに張子の虎を買い求める人が大勢いたそうです。
いちろんさん(市郎左右衛門さん)は、張子の名人でもあった人です。

 私どもの似肖屋は、似肖像(あやかりく)から、でくのぼうは、
でっころぼーから名前を付けております。


きんちゃく

2006年11月02日 | Weblog
 昨日は東京出張でした。
時間があったので銀座でウインドショッピングをしました。
グッチもヴィトンもコーチもユニクロもブルックスブラザースも
デパートでバーバリーもパパスも、原宿ではポロ・ラルフローレンも
アローズも表参道ヒルズも いろいろ見てきました。
老若男女かまわず見てきました。
もちろん、でくのぼうシャツを着て行きました。だから、
見に行ったと云うより魅せに行ったと云う方が正解だといえます。
反応は、上々でした。スタッフの方にも何回か声もかけられました。
青山、原宿は、いつ行っても懐かしいです。私は青山のVAN・JAC
に勤めていましたので目をつぶればこの場所にはこんなお店があったナ
とか思い出して懐かしく、大好きな処です。
各お店はディスプレイも商品もきれいに飾ってありましたが、
似肖屋(あやかりや)とは比較は出来ません。
でくのぼうシリーズは、糸から製品まで小ロット生産のオリジナル
だからです。“気持ち良く着る”が似肖屋の永遠のテーマです。
 今日、きんちゃくが出来てきました。
でくのぼうシャツの身ごろと同じガラボウとぼかし染めの組み合わせです。
素材の いい手触りを感じてください。

   お問い合わせは、電話か、あやかりやのメールでお願いいたします。

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