瞬刊★差楽部

ジャンルに特筆しない雑記です( ´,_ゝ`)

鳩派な死刑賛成論

2008-06-18 17:30:12 | 社会

'88年から'89年にかけて起きた幼女連続誘拐殺人事件宮崎勤に昨日(平成20年6月17日)死刑が執行された。
鳩山法務大臣は粛々と執務を執行したと述べ、就任後は2ヶ月に1度というペースで死刑囚を死刑台へと送り込んでいる。
死刑確定後、執行までの平均期間は8年だそうだ。宮崎の場合は2年4ヶ月だから異例の早さといえる。マスコミはこぞって「真相が闇の中に」などと口にして、歴史的犯罪事件の犯人に対する死刑執行のタイミングの是非を含めて異論を唱える。池田小学校事件の宅間守に対して死刑が執行された際も同様だった。

したり顔で真相究明を口にするジャーナリストという情報に群がるハイエナ。ジャーナリズムの名の下に人のケツ毛の数まで知らないではいられなくなる情報過多症候群。テレビを筆頭としたマスコミは視聴率に直結される情報はゴミでも金に換える錬金術師。

本来であれば死刑の執行は死刑判決確定から6ヶ月以内と法に定められている。死刑反対論者にも意見はあると思うが、現在の法の下では死刑は為されてしかるべき処置である。死刑賛成論者でもあり、子を持つ親でもある自分からみると粛々と執務をこなす鳩山法相の背後には後光がさして見える。

確かに宅間下死刑囚の場合は被害者家族の中からも早すぎる死刑執行に疑問の声があがったのを記憶している。真相を知りたかったと。
死刑囚の早期死刑執行を望むことは、知りたい病や視聴率のために真相究明を口にするジャーナリストやマスコミと対極ながら外野による被害者家族への内政干渉なのかもしれない。それでもなお、幼い命を人間の姿をした悪魔に無残に奪われた被害者を思うと、今回の死刑執行が早きに失したという意見には異論を感じ得ない。

ところで、鳩山法相の毅然たる態度に荷は絶対的な信頼を覚える一方、蝶の収集を趣味とする氏ならではの行動なんじゃないかと穿った見方をしている自分がいる。

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1 コメント

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センチメンタル・ジャ-ニー (しゅにん)
2008-06-18 22:27:33
松本伊代は地道に活動してますね。

それはともかくとして、法曹の世界において感情論は禁物だと思います。
死刑廃止論なんざぁまったく意味不明。
感情論の最たるものですからね。

いけないことをしたら、死刑になるんだよ。

幼稚園の生徒でさえ畏怖を抱くこの台詞。
これが法抑止力でなくてなんだというのでしょう。
理想論で何でも通せると思ってるやつらに言いたい。

いっぺん世の中の底辺さまよって、ついでにアル中かシャブ中の人間と場末の酒場で付き合ってからそういう台詞はいてみろっての。

世間知らずにもほどがある。
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