存在の耐えられない軽さ

腹が立つぐらいのいい天気。
花粉が嫌なのでテニスどころではないのだが、お誘いを受けた。
昨年の夏に市が主催するテニス教室で知り合った方に。

同じクラスで受講するくらいだから腕前のレベルはみんあどんぐりの背比べなので、どちらかというとゆる～い感じでのんびり楽しむテニス仲間といったところ。
携帯が震えて、名前を見た瞬間「今日はテニスはダメだ」と断るつもりで電話に出たのだが、甘い言葉に乗せられてしまった。
なんでも、「同じ町内に住む凄い上手い人が教えてくれることになったんだけど、私一人だけなんだ」とのこと。
ということで、「少人数で上手い人に教えてもらえるんなんて行かなきゃ損」ということで、出かけていった。

年配の人なんだが、やたらと上手い。
腕力や体力じゃないんだよなぁ、テニスって。
「あのレベルになるまでにあと何年掛かるんだろう？」と思うと気が遠くなるくらい。
まぁ、テニスを始めてからはかなり長いけど、10年以上も年に1、2回くらいしかプレイする事がなくって、まともにテニスをやり始めてから2年経っていないことを考えればしょうがないけどね。


ところで、メインで使用している『Dunlop 200G』をガット張替えに出してあるので、今日は一回りフェイスサイズが小さい100Gを通して使用した。
少し前までメインに使用していたので、久しぶりに本格的に使ったんだけどあんまり違和感がなかった。
でも、やっぱりフェイスサイズは95sq.in.はあった方が楽だわ。
見た目のかっこよさでは90sq.in.に軍配が上がるんだけどさ。
とりあえず、次回のスクールに張替えが間に合わないので、試打ラケットを借りてきた。

前から使ってみたかった『Fischer PRO No.1』
サークルの球出しをしてくれている人が薦めてくれたラケットなんだけど、なんでか機会がなくて打ったことがなかった。
思い出したように借りてきたんだけど、デザインもかっこいいし、凄く楽しみ！
でも．．．試打ラケットの常で軽い方(UL、カタログの諸元値によると295g)なんだよね。
フレーム質量が300gを切ってるんで軽すぎるくらい。
ガット込みでも305gしかなかった。
そして軽すぎるラケットの常でヘッド側が重い。
バランスもトップヘビーで、スウィングウェートも重いんで、実際の重さより凄く重く感じる。
普段は350gのラケットを使ってるんだけど、振ると体感質量は同じぐらい。
なんで、日本向けのラケットは軽いんだろうなぁ。

勝手にグリップ側に鉛を仕込んで調節して318gにしたら、振りやすくなったけど、バランスが変わったので全体では重くなったのに振ると軽くなった。
頭では分かっているけどなんか変な感じ．．．。

ラケットは重くて、振りぬきやすいものが絶対にいいと思う。
このラケットはフレームが薄くて形状は好み！
これでフェイスサイズが98sq.in.あるんだよね。
サブラケットの300G(DUNLOP)戸かぶっちゃう。
95sq.in.位だったら間違いなく、重い方のSL(カタログの諸元値によると320g)を買っちゃうんだけど。

とにかく今時珍しいくらいシンプルなコスメで好感が持てるラケット。



FISCER TENNIS RACKET
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